minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

数字の呪縛

2013年11月06日 | ひとりごと
ふと時計を見ると、○時44分・・・。
4が重複している。
気のせいかと思ったが、時計を見る度にそうなのだ。
縁起を担ぐほうなので、4という数字が気になってしまう。

4=死
漢字文化圏では、「死」と同音または類音となるので忌み嫌われる傾向がある。

気になると、どうしても時計を見る。
すると、また、不思議なことに4時44分・・・。

うーむ。

事故で九死に一生を得たが、まだ死の呪縛から逃れられていないのか。

恐らく、心が病みかけているのだ。
1年以上も、ずっと療養生活を続けた結果、
社会から取り残されてしまったという焦燥感。
ほとんど社会生活をしていないことから起こる機能不全。

ここで言う機能不全とは、
例えば、きちんと自分の考えを話すことだったり、
休日がいつかとか、今日がどんな日だとか、社会常識とか・・・
そういったことが、うまくできなくなることだ。

社会適合能力が著しく低下してしまった。

それと、物忘れがひどいのだ。
先日、手のリハビリも兼ねて、ペットボトルのラベルを剥がした。
その作業は、1本なのに30分程かかった・・・不自由だから、仕方がない。
そして、足で踏みつけて、ペットボトルを潰した・・・これも随分と手こずった。
ゴミの分別は、身障者には、相当つらい。
そして、手に持っていた「剥がしたラベル」を分別ゴミ箱に入れた。

晩御飯時になって、キッチンに行くと、床に潰れたペットボトルが落ちている。

何故・・・・・・・。

一瞬、茫然となった。

ラベルを捨てようと考えた、次の瞬間、もうペットボトルのことを忘れてしまっていたのだ。
アルツハイマー症になったと思った。

病院で、私担当のリハビリ療養士に訊くと、彼は明るく次のように言った。

「よくあることです。元気で勤められていた方が、ある日、突然、あなたのように仕事を辞めて療養生活に入ると、
脳の働きが低下して、うまく喋れなかったり、物忘れしたりするようになるんです。決して、病気ではありません。
元気に動けるようになれば、そういうこともなくなりますよ。」

入院していた頃と比べ、あまりよくなったようには感じない。
もとのように元気に動けるようになる日が来ることなんて、あるのだろうか。
頚髄損傷は治らないと聞いたけれど。

あーー、いかん、いかん。
ネガティブ思考は、断ち切らないと・・・。
数字の呪縛のことは、考えないようにしよう。

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