minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

mina 第9章

2005年03月21日 | 官能小説「mina」
車中では、わたしは社長の膝の上で深々と串刺しにされ、リズミカルに上下に動いていた。社長は、そんなわたしの耳元で囁いた。
「今日は、麗華店長が完成した貞操帯を持ってくる。今日は金曜日だし、土日は、わたしも自宅で過ごすことにしているから、今日、帰宅する時は、貞操帯を装着して帰るのだ。判ったかね。」
ああ、とうとうわたしもあの貞操帯を装着させられることになった。月曜日に玲子に会う時は、貞操帯を着けたままということだ。ここまできたら、どうにでもしてっ、という心境だった。
車中では、いつものように大量の精液を体内に注入されて、フィニッシュした。
日中は、二人とも仕事らしいことはせず、わたしはほとんどの時間を社長の膝の上で貫かれたまま過ごした。玲子のいない今週は、ずっとこんな調子だった。
午後になって、麗華店長がやって来た。
「出張エステも本日が最後ですわ。美奈様も見違えるようにチャーミングになりましてよ。」
彼女はベッドに全裸で横たわるわたしの股間を眺めて、すこぶる上機嫌になった。
「お道具の周辺に生えていた陰毛を永久脱毛しましたし、大陰唇の漂白もうまくできましたから、まるで処女のように清楚な感じになりましたわ。」
「うむ。わたしも満足している。」
わたしを見下ろしながら、麗華店長の隣で社長が頷いた。
「そうでしょう。それに、全身永久脱毛で、抱いた時のすべすべ感も素晴らしいでしょう。」
「そのとおりだ。何度でも、抱きしめたくなる。」
なんていう会話なの。まるで、わたしを品物かペットのように扱って・・・。
「これが、美奈様専用の特注貞操帯です。」
麗華店長がうやうやしく持ち出したのは、玲子のものとは明らかに違う「白い貞操帯」だった。
「おお。凄いじゃないか。見た目も、今までのものとは明らかに違う。」
「そうでございましょう。材質はセラミック製で、重量は従来品の10分の1にまで軽減されております。しかも、細部まで美奈様の身体のラインに合わせて精密に作り込んでおりますから、装着感は比較にならないほど向上しているはずです。オプションも豊富に取り揃えております。もっとも標準装備の無線リモコン付き電動バイブや浣腸機能付のアナル栓だけでも、初心者の美奈様には充分過ぎるかと存じますが・・・。」
わたしは眩暈がして、目を瞑った。
「さあ、それでは美奈様に試着していただきましょう。立っていただけます?」
わたしはのろのろと立ち上がった。
手渡された貞操帯は、確かに拍子抜けするほど軽かった。
重量のほとんどは内側に生えているバイブだろうということは、傍目にも判った。これを体内に挿入しなければならないのだ。わたしは意を決して、片足をベッドに掛けて大きく股を開き、バイブをヴァギナに押し当てた。いくら社長のものを模したものとは言え、生身のペニスとは異なる無機質のバイブの亀頭部を挿入するのには、相当な抵抗があった。ましてや、自分で挿入しなければならないのだ。
「うううん・・・」
思い切って、ぐっと亀頭部を柔襞の中に沈めると、後は比較的スムーズに、ずるっという感じで根元まで飲み込むことができた。同時に、セラミック製の白い前当てがぴっちりと股間を覆い、ベルト部分が腰に自然にフィットした。股間には、小指1本入る余地はなかった。
「完璧にフィットしておりますわ。」
麗華店長が、貞操帯の股間部分から続いている細いピアノ線のようなバックラインを尻の割れ目に沿って引き上げながら言った。そのバックラインの先はベルト部分に繋がっており、ベルトは臍の下で前当てとバックル式の鍵で施錠される仕組みになっていた。施錠されてしまうと、セラミック製の覆いで性器を完全に塞がれている上に、中にはバイブが挿入されているのだから、貞操帯を外さない限り、セックスすることは不可能となる。
「さあ、石本社長様、鍵をお掛けになってください。」
麗華店長は、わたしの身体を石本社長の前に押し出した。
「うむ。」
石本社長は満面の笑みを浮かべ、わたしの腰に手を掛け、バックルをバチンと嵌め込み施錠した。鍵は精巧かつ堅牢で、引っ張ろうが叩こうが、びくともしなかった。
「美奈様、念のため、申し上げておきます。排泄時には、小用の際には、前の細いスリットから、大の場合は、お尻に回っている紐に多少の余裕がありますから、それをずらしてなさってください。その度に、社長様のお手間を取らせないでくださいね。くくくっ。」
何がおかしいのよっ。でも、訊いておいてよかった。その度に、社長にお願いして、外してもらわないといけないのかと思っていた。
「麗華店長、余計なことを言うんじゃない。玲子の時も、最初は、わたしに外してくれと頼みに来たから、外してやったのだよ。」
「ほほほ。そうだと思いましたわ。後で、玲子様がおしっこをしているところを社長に見られたと嘆いていましたから・・・。美奈様のそんな姿を見たいのですか。」
「いや・・・」
石本社長は口籠った。それを訊いて、わたしはぞっとした。排泄する姿まで、社長に晒さなければならない日がいずれやって来るということが判ったからだ。わたしは衣服を身に着けながら、暗澹たる想いにかられていた。
その日は、午後6時に社長からは解放されたが、貞操帯を付けられ、下着も許されない状態では、外出する気も起こらず、まっすぐ帰宅した。それでも、毎日、勝手に届けられる豪華な食事を取った後、快適なリビングでホームシアターを観ながら寛いでいると、大分気分も良くなってきた。
シャワーでも浴びようかと裸になった際に、再び、貞操帯の存在に気づき、気が滅入ったものの、仕方がないと諦め、そのままシャワーを浴び、湯船に浸かった。
「ひゃうっ」
その時だった。突然、股間のバイブが振動を始めた。
「な、何なのっ。」
わたしは、湯船から飛び出した。体内深く挿入されたバイブは、淫らな動きでわたしの性感を容赦なく刺激した。うずくまりそうになりながらも、ほうほうの体でベッドルームまで戻ったわたしは、携帯が点滅しているのに気づいた。
「だ、だれ?・・・」
電話は社長からだった。
「どうかね、バイブの感じは? 気に入ってもらえたかね。」
「! ・・・やめてください。お願いです。これは、あんまりです。」
わたしは、息も絶え絶えだった。
「ははは。一度、イクのだ。そうすれば、止めてあげよう。」
「そ、そんな・・・。」
わたしは、自分の胸を愛撫しながら、ひとり身悶え、ベッドの上でのた打ち回った。
「ああっ、ああっ、ああ~。」
くねるバイブはわたしの柔襞を蹂躙し、その振動は尖がったクリトリスを苛めた。予想もしていなかった攻撃に、あっけなくわたしの肉体は敗北し、随喜の涙を流し始めた。たちまちオルガスムスの頂点付近まで駆け上らされたが、バイブだけではなかなかイクことができなかった。
「お願いっ。もうやめてっ。とどめをさしてっ・・・」
しかし、社長は陰湿なバイブ攻撃を止めてくれなかった。
「わたしのものが恋しくて堪らなくなるよう、十分、苦しむのだ。」
社長は携帯を切電してしまった。放置されたわたしは、明け方まで蛇の生殺しのような状態で、イ
クこともできずに身を捩じらせ、卑猥なよがり声を上げ続けた。
ようやくバイブが止まった時には、わたしは思考能力も奪い取られ、呆けたような状態になっていた。動かなくなったバイブを食い絞めても、飢餓感が増すばかりで、ひたすらとどめを刺してもらえる社長のペニスが恋しかった。社長の本宅に押しかけ、社長の上に跨りたかった。完全に社長の思う壺に嵌ってしまった。こんな色惚け女にされてしまって、悔しかった。
のろのろと上体を起こしたわたしは、ベッドがぐっしょりと濡れているのに気づいた。
多分、局所を責められ続け、感覚が麻痺した挙句、お漏らししてしまったのだろう。
わたしは、顔を手で覆って声を出して泣いた。

遅い朝食を摂っていると、来客を告げるチャイムがなった。
「どちらさま?」
「いつもありがとうございます。麗華サービスのものです。」
麗華サービス? あの麗華店長の?・・・。
 ドアを開けると、二人の若い女性が立っていた。二人とも、あの郊外のエステサロンで見覚えのあるピンク色の制服を着ている。
 「何の用かしら?」
 わたしはどうして彼女たちが来たのか、思い当たらないので尋ねた。
 彼女たちは、にっこりと微笑み答えた。
 「毎日、お掃除やお洗濯、お食事などをご用意させていただいておりましたのよ。」
 彼女たちが?
 わたしはようやく合点がいった。麗華店長のところでは、そんなサービスまで行っていたのだ。知らぬ間に、衣服が入れ替っていたのも、彼女たちの仕業だったのだ。そういうことなら、拒絶する理由は何もない。わたしは彼女たちを室内に招き入れた。
「今日は、シークレットキーもお預かりしてきましたので、アンダーヘアのお手入れもさせていただきます。」
「!」
わたしはその言葉にかなり驚いたものの、麗華店長のお店だったら、それも当然かも知れないと納得してしまった。貞操帯のマスターキーだって、麗華店長なら自由になるはずだ。
それにしても、彼女たちの運び込んだ大きな荷物が気になった。
「何?」
わたしが訊くと、彼女たちはこともなげに言った。
「ベッドの交換です。」
これには、さすがにびっくりした。ベッドは、マットまでぐっしょり濡れてしまっていたため、洗濯などは、半ば諦めていたのだ。
どうして、そんなことを知っているの。
まさか・・・。まさか、隠しカメラ・・・。
わたしは部屋の中を見回した。しかし、それと判るものは見当たらなかった。
彼女たちは、わたしの気持ちを知ってか知らずか、ベッドルームに入るとてきぱきとマットの交換を始めた。新しいマットは、中に特殊な液体を注入するウォーターマットだった。彼女たちは、ベッドのフレームにマットを敷き詰めるようにセットすると、電動ポンプを持ち出して、パイプを繋いだ。ウィーンというモーター音とともに液体が注入され、マットの形になっていく。
わたしは頭を抱えて、マッサージチェアに身体を投げ出した。
何もかも見られていたのだ。わたしにはプライバシーなどないのだ。
もう、どうでもよくなった。家事は彼女たちがしてくれる。任せておけばよい。
マッサージチェアの心地よい振動が、寝不足のわたしをいつの間にか睡眠に誘った。

「美奈様、お目覚めですか。」
どの位、うとうととしていたのだろう。ヘルパーの彼女たちの声でわたしは目覚めた。
「ご用意ができましたので、ベッドルームにどうぞ。」
「用意?」
ああ、そうだった。アンダーヘアの手入れをすると言っていたわね。貞操帯を付けられているから、そんなことまで彼女たちにしてもらわないといけない。わたしは立ち上がると、ベッドルームに足を運んだ。ベッドの上に身体を投げ出し、新しいウォーターベッドの寝心地を確かめた。実に、快適だった。硬過ぎず、柔らか過ぎず、全身にぴったりとフィットして、しっかりと支えてくれる。
彼女たちはシークレットキーを取り出すと、ベッドに横たわっているわたしのスカートを捲り上げ、貞操帯の鍵穴にそれを差し入れた。わたしは彼女たちの好きなようにさせていた。
ピンッ。
鍵が開錠される音がして、続いてベルトと前当て部分を繋いでいるバックルが外れる音がした。
「美奈様、貞操帯を外しますので、両脚を開いてください。」
わたしは何も感じていない人形のように、無表情で股を開いた。
開錠し、バイブを引き抜きさえすれば、貞操帯を外すのは簡単である。彼女たちは、わたしの下半身から、ずるっとバイブレーターを引き抜いた。あらためて見ると、よくもあんな大きなものが入っていたなあと感心するほど、長大なバイブだ。しかも、わたしの愛液がたっぷりと塗されて濡れ光っている。外したてのほかほかと湯気がたっているバイブを、若い同性の彼女たちに手にとって見られるのは、さすがに恥ずかしかった。わたしの気持ちとは裏腹に、彼女たちは仕事と割り切っているのか、表情も変えない。
貞操帯が外れると、とたんに下半身が軽くなったような気がした。いくら改良型の軽量モデルでもこんなものを下半身に装着していたら、肉体的負担は相当なものなのだ。
次に、蒸しタオルが股間に当てられた。その温かさが、非常に気持ち良かった。
「貞操帯の着用は、蒸れて炎症を起こす場合もありますから、十分に注意が必要です。」
ヘルパーのひとりがわたしに話しかけてきた。
「最初のうちは、特に、こうして、時々はケアをしないと、身体に馴染み難いのです。」
ああ、こんなもの、馴染みたくないわ。貞操帯を外してくれるのなら、こうやって恥ずかしいエステを受けることも我慢できるわ。
「この間、剃った時から、5日経ちましたから、少し見苦しくなっていますね。ざらざらしてきていますよ。」
もう一人のヘルパーが、シェービングクリームを恥丘に塗布しながら言った。仕事を分担しているのか、もう一人がマスクをかけ、レザーでわたしのアンダーヘアを剃り始めた。
「性器周辺のヘアは、脱毛処理が上手くできているから、つるつるですね。このへんは、剃る必要がありませんわ。」
「あんっ」
わたしは、思わず甘い溜め息を漏らした。剃毛してくれている彼女が、わたしの性器やクリトリスを触ったからだ。
「ふふふ。今日は、わたしたちふたりで、石本社長様のかわりに、たっぷりと性感マッサージをして差し上げますわ。それと、アナル拡張も・・・。早く、アナルでも感じられるようになれるといいですね。」
「なんですって。そんなこと・・・」
言いかけて、わたしは声が止まった。彼女の指がわたしのヴァギナの中に挿入されたからである。いつの間にか、わたしは全裸に剥かれ、彼女たちもまた、全裸になっていた。
「アンダーヘアーのお手入れは終わりました。後は、楽しみましょう。わたしは、礼奈。彼女は、エリ。よろしくね。」
わたしの全身に、たらたらとローションが垂らされ、彼女たちが身を摺り寄せてきた。
わたしの唇は、礼奈の唇で塞がれ、下の唇もまた、エリの唇で塞がれた。
「はあああ・・・」
女同士のセックスなんて、わたしは経験がなかった。
この痴態も、隠しビデオカメラで社長に見られているのかしら。
礼奈は、貞操帯から取り外したバイブを、わたしの前の穴に挿入し、ぬちゃぬちゃと音をたてて、抽送し始めた。エリは、指でローションをすくっては、わたしのアヌスに塗り込んでいる。
「やめて・・・」
わたしは声も絶え絶えに、彼女たちに哀願した。
「だめですよ。もうあきらめてください。美奈様は、わたしたちの玩具。じっくりとセックスを教えて差し上げます。果てしない快感と淫らさを身体に染み込ませて差し上げますわ。」
礼奈はそう言って、わたしの胸を揉み上げた。彼女たちの淫技はきわめて巧みで、しかも、男と違って射精で終わることがない。女ならではの女の急所を知り尽くした執拗な責めに、わたしは、たちまちオルガスムスを感じてしまった。
「うわぁぁぁ」
バイブに加えて、アナルにも異物を「ぐにゅう」と挿入され、わたしはのた打ち回った。
「そんなところに入れないでぇ。」
「大丈夫ですよ。まだまだ直径2センチほどの細い捻り棒ですから・・・。直径5センチくらいのものは、楽に入るようになりますから、任せてください。」
「いや。そんな太いもの、入らない。恐い。」
「わたしたちだって、最初はそうでしたから・・・。」
「あなたたちはアナルセックスをしたことがあるの。」
「もちろんです。エリなんか、アナルの方が感じるくらいです。」
「でも、わたしは・・・」
わたしはアナルセックスなんかしたくない。
「麗華店長の陰謀よね。美奈様がお綺麗だから、こうしてアヌスも汚したいのよ。」
「しっ。うっかりしたことを言ったら、後でお仕置きされるわよ。」
礼奈がエリに言った。
やはり盗聴されているんだわ・・・。彼女たちは、そのことも知っているんだわ。
彼女たちのわたしに対する淫猥な愛撫は、食事や入浴の短い中断を挟んで、延々と続けられた。石本社長が来ない土曜日と日曜日に、わたしにセックステクニックを教えることが、彼女たちの仕事になっているのだそうだ。それならば、出勤日に延々と石本社長の慰み者となっているわたしは、休日は休日で、石本社長のための性技を身体に覚え込まされることになり、どっぷりとセックス漬けになってしまう。わたしの存在価値はセックスだけだとでも言うのだろうか。
最初のうちは、物凄い抵抗感があったアナル棒も、今は身体が受け入れてしまっている。判断する能力も急速に低下してきているようで、不安だった。色ぼけしてきているのかも知れない。
彼女たちは泊り込みで、昼夜を違わず、わたしの身体を容赦なく責めたてた。こうして日曜日の夜までには、彼女たちの2日間にわたる淫靡な特訓のおかげで、わたしは直径5センチ程度のアナル棒を難なく呑み込めるようになっていた。
月曜日の朝、身体がけだるくて、なかなかベッドから離れることができなかった。彼女たちは、深夜に何処へともなく帰っていったが、残されたわたしは、食い散らかされたケーキのように、ぼろぼろになって横たわっているだけだった。彼女たちは、帰る間際、すっかり抵抗力を失っているわたしに、とどめを刺すように貞操帯を装着した。これを付けられると、自分がもう普通の人間ではないのだということを無理矢理、認識させられてしまう。
もうじき、1週間ぶりに玲子が迎えに来る。寝ていては駄目だ。わたしは、鉛のように重い身体を引き摺るように起こし、衣服を身に着けるためにクローゼットに向かった。礼奈とエリが用意してくれていたのだろう、新しい服が、メモと共にクローゼットの前の姿見の横に吊ってあった。
「石本社長様と麗華店長からのプレゼントです。月曜日のご出勤の際にご着用ください。」
花柄のミニのワンピースだった。柄やデザイン、肌触りなどは申し分なく、有名なデザイナーの手によるオートクチュールであるのに違いなかった。袖を通してみると、サイズもピッタリだったから、ひょっとすると本当にわたしのためにデザインされた物かも知れなかった。しかし、身に着けてみてはっきり判ったのは、これは全くプライベートな場面での着用を想定されデザインされたものであって、とても出勤着としてデザインされたものなどではないということだ。石本社長の趣味が強く反映されたのであろうそのワンピースの素材は、軽くて肌触りと着心地は抜群だが、ほぼシースルーであり、完全にボディラインを透けて見せていた。両乳房はその谷間と乳首が鮮明に見えていたし、白い貞操帯(貞操帯を装着しているなんて誰も想像できないだろうから、普通のショーツに見えるかも知れないけれども・・・)やサスペンダーパンストも透けて見えた。ワンピースが白地にピンクの花柄であるのに対して、用意されていたパンストはブラックだったから、レッグラインは強調され、付け根まで鮮明に見えた。姿見で全身を映してみると、あまりにも扇情的で、着ている本人のわたし自身が恥ずかしくて顔を赤らめてしまった。困ったことに、そんなしどけない格好した自分自身に興奮して、乳首が固く勃ってしまった。
「これを着て行けというの・・・」
わたしはこれを着て社内を歩く自分を想像し、情けないことに股間を濡らしてしまった。
リビングに戻ると、ソファーの上に、白いレースのカーディガンが置いてある。
「初心者の美奈様に、あんな服は、あまりにもかわいそうなので、特別に礼奈からカーディガンをプレゼントします。これを着て、硬くなった乳首を隠して。こんなことをして、わたし、麗華店長からお仕置きをされるかも・・・。愛する美奈へ、礼奈より。」
「まあ、礼奈ったら・・・。」
礼奈からのメッセージを読んで、わたしはさらに股間を濡らした。礼奈とエリに徹底的にセックス調教を受けたわたしは、その卓越した性技に何度も絶頂を極めさせられ、あられもない声を上げたのだ。彼女たちは、本気でわたしを愛してくれた。彼女たちは、女も男も両方とも愛することのできるバイセクシャルだったが、礼奈はどちらかと言えば、女の方が良いのだそうだ。彼女はわたしに「愛してる。」と言った。多分、本気なのだろう。わたしは、礼奈の愛情のこもったカーディガンをワンピースの上に羽織ってみた。まるで最初から対でデザインされていたみたいに、そのカーディガンは似合った。おかげで、ノーブラというのは隠しようもなかったが、乳首を露出することだけは避けることができた。
「ありがとう、礼奈。」
わたしは声に出して、礼奈に礼を言った。

(続く)


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