「あなたの息子さん、健一さんって言うのよね。」
突然、ひとみは何の関係もないことを喋り始めたように則彦には思えた。
なにを言っているのだ、この女は・・・。則彦の心臓は早鐘のような動悸を打ち始めた。
「やーね。ちょっと、ご家族のことを言っただけで、そんな怖い顔をして。でもね、わたしって、とてもいい奥さんになれると思うンだ。だって、料理も得意だし、家事はまめにするし、セックスだって、あなた仕込みでいいでしょう?」
ひとみはうつ伏せになって、両脚をぶらぶらさせながら、喋っている。則彦は起き上がって、枕元のスタンドを点けた。
白くなだらかなひとみのボディラインがぼぅっと浮かび上がった。ひとみの優美な背中から腰のライン、そして水蜜桃のような尻と引き締まった両脚は、本当に素晴らしい。ため息が出そうになる。
「貴方の本名が山内則彦であると教えて貰った時に、わたしは貴方が健一さんの父親であることを確信したわ。だって、顔立ちとか、あそこ以外の身体つきや仕草がそっくりなんだもの。まあ、大学の先輩で同じ名前の男は他にいなかったこともあるしね。健一さんと貴方と二人に抱かれたんだってことになると、これはもういくところまでいくしかないかなあ、と思ったの。貴方が誰なのかを知ってから、この部屋で貴方に抱かれた時、死ぬほど感じたわ。その時ね、こうなることの予感がしたのは・・・。まさか、結婚に反対するなんて言わないでしょうね、お義父さん?」
「・・・。」
則彦は何も考えることができなくなった。ただ、この女は自分とは全く別の世界からやってきた自分とは全く異なる生物なのだと思った。だから、彼女の言っていることが理解できないし、われわれの常識なんて彼女には通じないのだとも思った。
3ヵ月後、則彦は新郎の父親として結婚式に出席していた。純白のウェディングドレスを着たひとみは、参列者全員から羨望の溜息が出るほど美しかった。これほど清純で可憐なひとみが、新郎の父親である則彦と愛人関係にあり、結婚式の前日まで二人だけの秘密の部屋で痴態の限りを尽くし、セックスに耽っているなどとは誰も思いもしないだろう。秘密の部屋は、今後も愛人関係を続けるために残すことになっていた。
挙式では、ひとみのたっての希望で、則彦が亡くなった彼女の父親代わりを勤めることになっていた。ひとみとヴァージンロードを進み、彼女を健一に引き渡す時に、則彦の頭の中にこれまでの出来事が次々と去来した。
「健一さんから本宅に招待されているの。」とベッドの中でひとみから聞いた時は、則彦は眩暈がした。則彦の自宅を本宅というのならここは一体何なのだというのだ。追い討ちをかけるように、ひとみは、父親の則彦以外の家族にまず紹介してもらうのだと言った。
「ともかく、お義母さんに気に入ってもらわなくちゃね。」
則彦の妻や他の子供たちは、美人でスタイル抜群の如才ないひとみのことをすっかり気に入ったようだ。続いて、則彦も息子の健一から、会って欲しい女性がいると言われ、ひとみとホテルのレストランで会うことになった。則彦は、ひとみから逃げることも別れることもできないまま、蜘蛛の巣に絡めとられた昆虫のように彼女の餌食となるのをただ待つしかなかった。今となって、思いかえしてみれば、ひとみが初対面の則彦にあれほど感じていたのは、彼が健一の父親だったからに違いない。ひとみはよく言っていた。なぜだか判らないけれど、あなたに惹かれるのだと・・・。そうなのだ。まさに則彦は特別だったのだ。ひとみの愛する健一と良く似ていて、しかも、彼と違い、彼女を満足させる立派な一物を備えている。恋人とその父親の両方に抱かれることによって、彼女の倒錯した性の欲望は初めて満たされる。ひとみには、全てが判っていたのに違いなかった。
「はじめまして。」
とひとみは則彦に挨拶した。その場で、則彦は息子の健一から、ひとみと結婚したいのだと告げられた。則彦は、それを鷹揚に承諾する父親の役を演じなければならなかった。毎晩のように、則彦とひとみはベッドの中で激しく抱き合っているというのにとんだ茶番だ。会食の後、健一とひとみはデートに出かけたが、則彦は彼女が帰ってくるのを別宅のマンションで待たねばならなかった。彼女は、健一とセックスをした後は、則彦ともセックスしたがった。健一のペニスでは、ひとみの熟れた身体に火をつけることはできても満足させることはできなかったのだ。一度燃え上がったひとみの身体は、則彦の一物で貫いてもらわなければ、欲情の炎を鎮めることができなくなっていた。ひとみを満足させるために、則彦は、健一の精液とひとみの愛液でぬるぬるになった彼女の膣襞の中に彼の一物を深々と挿入する。そんな時のひとみの燃えようは尋常ではなかった。
「ああっ、健一さんとあなたのが一緒に来るの。もっと深く、もっと奥に来てっ。」
ひとみは則彦の精液が、彼女の子宮口に大量に注ぎ込まれるまで決して満足しなかった。
やがて、則彦は健一から、ひとみが妊娠したので結婚の時期を早めなければならなくなったと告げられる。健一は自分の子供だと信じきっている。生まれてくる子供は、彼にそっくりだろうし、則彦と健一は同じ血液型だったから、血液型から出生の秘密が暴かれる恐れは絶対になかった。ひとみの計画どおりだ。結婚式の前夜、ひとみは則彦に抱かれながら、愛人契約の変更を申し出た。則彦に告げられた内容は、次のとおりである。結婚後、大学は出産ぎりぎりまで出席する。出産と育児に専念するため1年間だけ休学、その後、復学して大学は卒業する。則彦との愛人契約は期限を無期限に延長して再契約する。則彦はひとみに対して、愛人および夫の父親かつ生まれてくる子供の父親として、物心ともに誠実に支援する。則彦はそれに対して、なんの反論もできなかった。
ひとみは新婚旅行に出発する時、則彦の耳元で囁いた。
「お義父さん、わたしが帰ってくるまで淋しいと思うけど、絶対に浮気したら駄目よ。帰ってきたら、うんと愛してあげるから。健一さんもお義父さんも凄く愛しているわ。」
(完)
プログランキングに参加しているので、よかったら1回プチッと押してね、お願い →
こちらもお願いね →
突然、ひとみは何の関係もないことを喋り始めたように則彦には思えた。
なにを言っているのだ、この女は・・・。則彦の心臓は早鐘のような動悸を打ち始めた。
「やーね。ちょっと、ご家族のことを言っただけで、そんな怖い顔をして。でもね、わたしって、とてもいい奥さんになれると思うンだ。だって、料理も得意だし、家事はまめにするし、セックスだって、あなた仕込みでいいでしょう?」
ひとみはうつ伏せになって、両脚をぶらぶらさせながら、喋っている。則彦は起き上がって、枕元のスタンドを点けた。
白くなだらかなひとみのボディラインがぼぅっと浮かび上がった。ひとみの優美な背中から腰のライン、そして水蜜桃のような尻と引き締まった両脚は、本当に素晴らしい。ため息が出そうになる。
「貴方の本名が山内則彦であると教えて貰った時に、わたしは貴方が健一さんの父親であることを確信したわ。だって、顔立ちとか、あそこ以外の身体つきや仕草がそっくりなんだもの。まあ、大学の先輩で同じ名前の男は他にいなかったこともあるしね。健一さんと貴方と二人に抱かれたんだってことになると、これはもういくところまでいくしかないかなあ、と思ったの。貴方が誰なのかを知ってから、この部屋で貴方に抱かれた時、死ぬほど感じたわ。その時ね、こうなることの予感がしたのは・・・。まさか、結婚に反対するなんて言わないでしょうね、お義父さん?」
「・・・。」
則彦は何も考えることができなくなった。ただ、この女は自分とは全く別の世界からやってきた自分とは全く異なる生物なのだと思った。だから、彼女の言っていることが理解できないし、われわれの常識なんて彼女には通じないのだとも思った。
3ヵ月後、則彦は新郎の父親として結婚式に出席していた。純白のウェディングドレスを着たひとみは、参列者全員から羨望の溜息が出るほど美しかった。これほど清純で可憐なひとみが、新郎の父親である則彦と愛人関係にあり、結婚式の前日まで二人だけの秘密の部屋で痴態の限りを尽くし、セックスに耽っているなどとは誰も思いもしないだろう。秘密の部屋は、今後も愛人関係を続けるために残すことになっていた。
挙式では、ひとみのたっての希望で、則彦が亡くなった彼女の父親代わりを勤めることになっていた。ひとみとヴァージンロードを進み、彼女を健一に引き渡す時に、則彦の頭の中にこれまでの出来事が次々と去来した。
「健一さんから本宅に招待されているの。」とベッドの中でひとみから聞いた時は、則彦は眩暈がした。則彦の自宅を本宅というのならここは一体何なのだというのだ。追い討ちをかけるように、ひとみは、父親の則彦以外の家族にまず紹介してもらうのだと言った。
「ともかく、お義母さんに気に入ってもらわなくちゃね。」
則彦の妻や他の子供たちは、美人でスタイル抜群の如才ないひとみのことをすっかり気に入ったようだ。続いて、則彦も息子の健一から、会って欲しい女性がいると言われ、ひとみとホテルのレストランで会うことになった。則彦は、ひとみから逃げることも別れることもできないまま、蜘蛛の巣に絡めとられた昆虫のように彼女の餌食となるのをただ待つしかなかった。今となって、思いかえしてみれば、ひとみが初対面の則彦にあれほど感じていたのは、彼が健一の父親だったからに違いない。ひとみはよく言っていた。なぜだか判らないけれど、あなたに惹かれるのだと・・・。そうなのだ。まさに則彦は特別だったのだ。ひとみの愛する健一と良く似ていて、しかも、彼と違い、彼女を満足させる立派な一物を備えている。恋人とその父親の両方に抱かれることによって、彼女の倒錯した性の欲望は初めて満たされる。ひとみには、全てが判っていたのに違いなかった。
「はじめまして。」
とひとみは則彦に挨拶した。その場で、則彦は息子の健一から、ひとみと結婚したいのだと告げられた。則彦は、それを鷹揚に承諾する父親の役を演じなければならなかった。毎晩のように、則彦とひとみはベッドの中で激しく抱き合っているというのにとんだ茶番だ。会食の後、健一とひとみはデートに出かけたが、則彦は彼女が帰ってくるのを別宅のマンションで待たねばならなかった。彼女は、健一とセックスをした後は、則彦ともセックスしたがった。健一のペニスでは、ひとみの熟れた身体に火をつけることはできても満足させることはできなかったのだ。一度燃え上がったひとみの身体は、則彦の一物で貫いてもらわなければ、欲情の炎を鎮めることができなくなっていた。ひとみを満足させるために、則彦は、健一の精液とひとみの愛液でぬるぬるになった彼女の膣襞の中に彼の一物を深々と挿入する。そんな時のひとみの燃えようは尋常ではなかった。
「ああっ、健一さんとあなたのが一緒に来るの。もっと深く、もっと奥に来てっ。」
ひとみは則彦の精液が、彼女の子宮口に大量に注ぎ込まれるまで決して満足しなかった。
やがて、則彦は健一から、ひとみが妊娠したので結婚の時期を早めなければならなくなったと告げられる。健一は自分の子供だと信じきっている。生まれてくる子供は、彼にそっくりだろうし、則彦と健一は同じ血液型だったから、血液型から出生の秘密が暴かれる恐れは絶対になかった。ひとみの計画どおりだ。結婚式の前夜、ひとみは則彦に抱かれながら、愛人契約の変更を申し出た。則彦に告げられた内容は、次のとおりである。結婚後、大学は出産ぎりぎりまで出席する。出産と育児に専念するため1年間だけ休学、その後、復学して大学は卒業する。則彦との愛人契約は期限を無期限に延長して再契約する。則彦はひとみに対して、愛人および夫の父親かつ生まれてくる子供の父親として、物心ともに誠実に支援する。則彦はそれに対して、なんの反論もできなかった。
ひとみは新婚旅行に出発する時、則彦の耳元で囁いた。
「お義父さん、わたしが帰ってくるまで淋しいと思うけど、絶対に浮気したら駄目よ。帰ってきたら、うんと愛してあげるから。健一さんもお義父さんも凄く愛しているわ。」
(完)
プログランキングに参加しているので、よかったら1回プチッと押してね、お願い →
こちらもお願いね →
すごい。ふだん目の前の男を見て、わたしの胸見ちゃって、とか。わたしでオナニーしてるくせにとか。色んなこと想像したりしてるのかなぁ。ハァハァ。また遊びにきますね。