わたしが目覚めた時は、まだ明け方だった。隣には、石本社長が眠っている。股間にまだ社長のものが入っているような気がした。蹂躙され尽くしたわたしの性器は、真っ赤に腫れ上がっているに違いない。ぬるぬるとして気持ち悪くて仕方がないので、シャワーを浴びることにした。
冷たいシャワーを当てると、火照った身体に気持ちよかった。性器の周辺の陰毛にこびりついた精液をボディソープをたっぷりつけて洗い流した。膣の中からジェル状になった社長の精液が流れ出てきた時には、恥辱感で顔が真っ赤になった。完全に石本社長の女になったという証拠を突きつけられたような気がした。もう元には戻れないのだと思い知らされた。
リビングルームに戻ると、石本社長が既に着替えて、ソファーに座り、テレビを見ていた。
「おはようございます。」
わたしは髪の毛をバスタオルで拭きながら言った。
「うむ。おはよう。」
石本社長は、上機嫌で答えた。わたしは、社長の機嫌が良さそうなのでほっとしたが、反面、そんなことが気になる自分が厭になった。
「着替える前に言っておくが、今日から、ブラジャーとショーツの着用は禁止する。ストッキングは履いていないと失礼になることもあるので着用を許可するが、パンストは直穿きするようにしなさい。スラックスの着用も禁止する。必ず、ミニ丈のスカートを着用すること。判ったかね。」
わたしは耳を疑った。なんてことを言うのだ。そんなことはできるわけがない。胸騒ぎがしたわたしは、クローゼットに急いだ。
「!」
ひどい。スラックスの類や丈の長いスカート類は1枚も残っていなかった。多分、夜のうちに処分されたのに違いなかった。
「まさか・・・。」
下着類を入れておく引き出しを開けると、ブラジャーやショーツも1枚も残っていなかった。そういえば、玲子も下着を着けていなかった。あれはこういうことだったのだ。そして、引継ぎ最後の日に、彼女が疲れたような表情をしていたのは、昨晩のわたしのように、朝方まで陵辱されつづけていたからに違いなかった。
わたしは震える手でパンストを穿いた。ショーツを穿かずに直穿きしたパンストは、すーすーして頼りなく、アンダーヘアが透けて見えるのが卑猥このうえなかった。スカートの中を覗かれるのを防ぐためになるべく丈の長いスカートを探したが、わたしの持っていたスカートは、もともとミニ丈のものが多かったし、ロング丈のものは全て持ち去られていたから、結局、膝上20センチ程度の濃紺のミニのタイトスカートを選ぶほかなかった。白いブラウスは、乳首が透けて見えるので、着ることができなかった。やむを得ず、シルクの赤いブラウスを選んだ。姿見で全身を映してみると、そんなことはないと判っていても、身体の線を見て、下着を着けていないことが人に知られてしまうのではないかと不安になった。透けては見えないものの、ブラウスから乳首の突起が判るような気がして、あわてて上に羽織るジャケットを探した。結局、濃紺のジャケットを選んで、ブラウスの上から羽織った。姿見に全身を映して、細かくチェックしたが、我ながら決まっている。清楚な感じすらする。これなら、堅実な職業のごく普通のOLに見えるはずだ。下着を付けることの許されない社長秘書兼愛人とはとても見えないだろう。ようやく満足のいく格好ができたので、安心してリビングルームへ戻った。
「うん。なかなか良い感じだ。よく似合っているよ。それなら、わたしも秋島君をいろいろなところに連れ回したくなるな。」
わたしは顔が赤らむのを感じた。
「こちらに来て、見せてみたまえ。」
「・・・」
何を見せろというのだろう。判ってはいた。判ってはいたが、判らないふりをして、社長の座っているソファーに近づいた。わたしが社長の前に立つと、社長は躊躇いもなく、当然のことのようにわたしのスカートの中に手を入れてきた。そして、直穿きのパンストの股間を触ってきた。恥ずかしさで頬が燃えるように熱かった。それは、わたしのあそこが性的興奮から、既に濡れていることと無関係ではなかった。
「うむ。ショーツを穿いていないから、割れ目の湿り具合まで良く判る。すごく濡れているじゃないか。では、スカートを捲り上げ見たまえ。」
やはり、そうなのね・・・。昨日、社長室で玲子が平然とスカートを捲り上げたことを思い出し、今後は、こんなことが日常茶飯事となるのだと悟った。
観念して、わたしは震える手で、スカートを腰まで捲り上げた。社長には、薄いパンスト越しにわたしの陰毛や発情して大きくなっているクリトリス、さらには濡れて開いてしまっている大陰唇まで全部見えてしまっているはずだ。わたしは、思わず「ああ・・・」とため息をつき、太腿をすり合わせ、身体を捩ってしまった。
「ここに、座りなさい。」
社長は、自分の左側を示して、隣に座るように言った。
「ただし、今後は、常に、どんな場合でも、スカートを捲り上げて、直に座るのだ。スカートを敷き込むようにして座ってはならない。」
「・・・?」
わたしは腰までスカートを捲り上げたまま、社長の隣に腰を下ろした。パンスト越しに触れるソファーのレザーの感覚は異様であった。
「さらに、わたしが好きな時に触れるように、股間はこぶし大ほど開いておくのだ。」
社長は、そう言って、こぶしをわたしの股間に差し入れた。股間をそれほど開くと、膝の部分で言うと、両脚を40~50センチも開かなければならない。その状態で、タイトスカートを引き下ろしても、スカートの下端は陰毛の上までしか届かなかった。
「これから、座るときは、いつもこうしなければいけないのですか。」
「そうだ。」
社長は、わたしの濡れた股間を弄びながら、冷厳として言った。つまり、座る時は、常に股間を人目に晒しておかなければならないと言う事になる。眩暈がした。
「ここに来なさい。」
社長は膝の上を示した。
「わたしが膝の上に来るように言ったときも、基本は同じだ。判るかね。」
わたしは頷いて、社長の膝の上に後ろ向きに跨った。
「そうだ。よくできた。ただ、両脚はソファーの上に乗せるのだ。」
「・・・!」
社長はわたしの足首を掴んで、ソファーの上に引き上げた。その結果、わたしの左右の足は大きく引き裂かれ、M字型に開脚することになった。スカートは完全に腰の辺りまで、捲くれ上がってしまった。そうしておいて、社長はわたしの後ろから抱きしめる形で左手を下腹部に這わした。ブラウスのボタンは外され、右手が中に差し込まれた。
「わたしが膝の上を示したら、いつもこうするのだ。それから、ブラウスのボタンは、いつでも乳房を揉めるように、上から4つまでは常に外しておくのだ。判ったかね。」
この段階で、股間をびしょびしょに濡らしてしまっていたわたしは、社長の命令に反対することなどできなかった。社長は、わたしの顔を後ろにねじ向けると、口唇を吸ってきた。乳房を揉まれ、陰唇を弄ばれ、口唇を吸われたわたしは、完全に発情してしまった。下半身が疼き、厭なはずの社長に抱かれ、彼の固いペニスで貫かれたかった。わたしのそんな状態が判っているくせに、次に彼が命じたのは、朝食の用意をすることだった。
わたしは気を取り直して、乱れたスカートと胸元を整えて、キッチンに立った。ブラウスは襟を立てジャケットを羽織ると、ボタンを上から4つ外していても何とかごまかせた。ただ、俯いたりすると乳房が覗いてしまうので、注意しなければならない。ベーコンエッグとトーストと野菜サラダを手早く用意した。コーヒーはサイフォンで淹れた。ものの10分ほどで食卓に二人分の朝食をセットし、石本社長を呼んだ。
「朝食の用意ができました。」
彼は、うん、と返事をして、食卓についた。わたしのことをじっと見ているものだから、わたしは観念してスカートを腰まで捲り上げ、両脚を大きく開いたままで彼の前に座った。どうせ無駄なので、スカートを下に引っ張ることはせず、捲り上げたままにしておいた。彼はわたしが言いつけを守ったことに満足し、食事を始めた。彼は食事をしながら、食卓の下で足を伸ばしてきた。彼の足先がわたしの股間に届き、さわさわと大陰唇を撫で擦る。わたしは少し拗ねたような表情をして見せ、黙々と食事を続けた。食事が終わり、後片付けをしようとしたら、
「いいんだ、そんなことは。今日から、ハウスキーパーを頼んである。掃除や洗濯は、業者の人間がしてくれる。美奈は、わたしの世話だけをしていればいい。」
と石本社長は言った。
「それより、そろそろ出かけよう。迎えの車は、7時丁度に来るはずだ。」
時間を確認したら、丁度7時になったところだった。
わたしは慌てて化粧を直した。昨晩の睡眠不足のせいか、疲れた顔に見えたので、いつも使うルージュよりも濃い色のものを使い、アイシャドウも強めのものにした。
わたしたちが階下の駐車場に降りた時には、既に、迎えの車が待機していたが、いつも使っていた車ではなく、映画などで見かけるロングボディのリムジンカーだった。後部座席には、ワゴン車なみの広大なスペースにテレビやカウンターバーなどの豪華な設備が整っていた。石本社長は、リムジンカーに先に乗り込むと、
「ここにおいで。」
と膝の上を示した。わたしは無言で彼の膝の上に跨り、M字に大きく足を開いた。
「ふふふ。素直に言いつけを守って、可愛いじゃないか。」
だって、仕方がなかった。石本社長に触られるまでもなく、あそこは洪水のように濡れそぼっていたし、乳房もぱんぱんに張っていた。はやく何とかして欲しかったのだ。
「この車は完全防音になっているから、運転手に気兼ねすることはない。今日は、専属のエステサロンに行くが、そこは郊外にあるので30分ほどかかる。その間、十分、楽しもう。」
そんなことを言われたら、もうどうしようもなかった。わたしは初めて自分から、石本社長にキスをした。乳房を揉んでいる石本社長の手を上から掴んで、もっと強く揉むように催促し、腰を突き出しグラインドさせてセックスに誘った。
「四つん這いになって、尻を掲げなさい。」
石本社長が耳元で囁いた。わたしは夢遊病者のように四つん這いになり、お尻を社長の方に向けて、高く突き出した。石本社長は、桃の薄皮を剥くようにわたしのパンストをくるりと足首まで剥き下ろすと、自分もガチャガチャと音をたててベルトを外し、下半身、裸となった。彼のものが、とうとう入ってくる。わたしは期待で胸が張り裂けそうになった。純粋にセックスだけを求めるなんて、今までのわたしには考えられなかったことだ。どうしてしまったのだろう。
石本社長は、いきなり挿入してきた。十分に濡れていたわたしは、何の抵抗もなくスムーズに受け入れていく。
「あああ、素敵よぉ。太くて堅いわ。」
わたしは思わず口走ってしまった。わたしはやっと与えられた悦楽の元を離さないように、しっかりと食い絞めた。社長は、四つん這いになったために垂れ下がっているわたしの両乳房を、後ろから鷲掴みにした。
「ひゃうっ・・・。」
下半身だけでなく胸部からも強烈な快感が広がり、わたしは何がなんだか判らなくなっていった。ただ、ひたすら獣のような呻き声をあげ続け、与えられる快感を貪った。車の振動による心地よいドライブ感と子宮の奥まで届くような社長の力強いストロークに責められ、わたしはたちまち絶頂まで駆けのぼらされた。自分でもイキっぱなしであることは自覚しており、恥ずかしかった。
「イったのなら、そう言えと言ったはずだ。」
社長が息を荒立てながら、わたしに言った。
「わたしも今度は、もう出そうだ。」
「イキますっ。もう、イッているのぉ。イクぅぅぅ。社長も出してぇ。」
わたしは叫んでいた。もうどうなっても構わないと思った。
社長は、渾身の力でわたしの尻を引き寄せ、ペニスを最深部まで叩き込んだ。わたしの尻は社長にがっちりと抱え込まれたまま、放出が始まった。
どくっどくっどくっ。
社長のペニスが脈打ち、大量の精液が注ぎ込まれるのが、柔襞に伝わってくる。わたしはそのエネルギーを一滴たりとも逃さぬように、懸命に締め付けた。わたしの身体は弓なりに反り返り、やみくもに吠えていた。
「はぅぅぅ、うぅぅぅ。」
もう言葉になっていなかった。放出が終わり力尽きて、社長がわたしの身体の上に倒れこんできた。わたしも同時に前につんのめる様に崩れ落ちた。
どのくらい、そうしていただろう。わたしは、ヴァギナを絞めたり緩めたりして、セックスの余韻を楽しんでいた。石本社長もゆっくりと出し入れをして、わたしの身体を味わっているようだ。
「どうやら、ふたりのセックスは、相性が抜群のようだ。」
石本社長が言ったことを、わたしは否定できなかった。悔しいけれど、浩一郎の時とは明らかに快感の深さが違っていた。浩一郎の時は、愛していたからひとつになりたくて、あそこが濡れたけれど、社長の場合は、わたしの身体がセックスそのものを欲して濡れてきてしまうのだ。
「感じましたわ、とても・・・。」
わたしは正直に社長に告白した。社長はわたしの言葉に満足して、うんうんと頷いた。
「もうじき、エステサロンに着く。」
社長はそう言って、起き上がった。わたしも起き上がろうとしたが、パンストが足首に絡まって、上手く立ち上がれない。
「わたしが穿かせてあげよう。」
社長はそう言って、わたしに尻を掲げさせ、先ほどと逆の手順で器用にパンストを引き上げた。股間はべちょべちょに汚れたままだったから、せめてハンカチで拭いたかったが、そんな暇はなく、車はエステサロンに到着してしまった。
(続く)
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冷たいシャワーを当てると、火照った身体に気持ちよかった。性器の周辺の陰毛にこびりついた精液をボディソープをたっぷりつけて洗い流した。膣の中からジェル状になった社長の精液が流れ出てきた時には、恥辱感で顔が真っ赤になった。完全に石本社長の女になったという証拠を突きつけられたような気がした。もう元には戻れないのだと思い知らされた。
リビングルームに戻ると、石本社長が既に着替えて、ソファーに座り、テレビを見ていた。
「おはようございます。」
わたしは髪の毛をバスタオルで拭きながら言った。
「うむ。おはよう。」
石本社長は、上機嫌で答えた。わたしは、社長の機嫌が良さそうなのでほっとしたが、反面、そんなことが気になる自分が厭になった。
「着替える前に言っておくが、今日から、ブラジャーとショーツの着用は禁止する。ストッキングは履いていないと失礼になることもあるので着用を許可するが、パンストは直穿きするようにしなさい。スラックスの着用も禁止する。必ず、ミニ丈のスカートを着用すること。判ったかね。」
わたしは耳を疑った。なんてことを言うのだ。そんなことはできるわけがない。胸騒ぎがしたわたしは、クローゼットに急いだ。
「!」
ひどい。スラックスの類や丈の長いスカート類は1枚も残っていなかった。多分、夜のうちに処分されたのに違いなかった。
「まさか・・・。」
下着類を入れておく引き出しを開けると、ブラジャーやショーツも1枚も残っていなかった。そういえば、玲子も下着を着けていなかった。あれはこういうことだったのだ。そして、引継ぎ最後の日に、彼女が疲れたような表情をしていたのは、昨晩のわたしのように、朝方まで陵辱されつづけていたからに違いなかった。
わたしは震える手でパンストを穿いた。ショーツを穿かずに直穿きしたパンストは、すーすーして頼りなく、アンダーヘアが透けて見えるのが卑猥このうえなかった。スカートの中を覗かれるのを防ぐためになるべく丈の長いスカートを探したが、わたしの持っていたスカートは、もともとミニ丈のものが多かったし、ロング丈のものは全て持ち去られていたから、結局、膝上20センチ程度の濃紺のミニのタイトスカートを選ぶほかなかった。白いブラウスは、乳首が透けて見えるので、着ることができなかった。やむを得ず、シルクの赤いブラウスを選んだ。姿見で全身を映してみると、そんなことはないと判っていても、身体の線を見て、下着を着けていないことが人に知られてしまうのではないかと不安になった。透けては見えないものの、ブラウスから乳首の突起が判るような気がして、あわてて上に羽織るジャケットを探した。結局、濃紺のジャケットを選んで、ブラウスの上から羽織った。姿見に全身を映して、細かくチェックしたが、我ながら決まっている。清楚な感じすらする。これなら、堅実な職業のごく普通のOLに見えるはずだ。下着を付けることの許されない社長秘書兼愛人とはとても見えないだろう。ようやく満足のいく格好ができたので、安心してリビングルームへ戻った。
「うん。なかなか良い感じだ。よく似合っているよ。それなら、わたしも秋島君をいろいろなところに連れ回したくなるな。」
わたしは顔が赤らむのを感じた。
「こちらに来て、見せてみたまえ。」
「・・・」
何を見せろというのだろう。判ってはいた。判ってはいたが、判らないふりをして、社長の座っているソファーに近づいた。わたしが社長の前に立つと、社長は躊躇いもなく、当然のことのようにわたしのスカートの中に手を入れてきた。そして、直穿きのパンストの股間を触ってきた。恥ずかしさで頬が燃えるように熱かった。それは、わたしのあそこが性的興奮から、既に濡れていることと無関係ではなかった。
「うむ。ショーツを穿いていないから、割れ目の湿り具合まで良く判る。すごく濡れているじゃないか。では、スカートを捲り上げ見たまえ。」
やはり、そうなのね・・・。昨日、社長室で玲子が平然とスカートを捲り上げたことを思い出し、今後は、こんなことが日常茶飯事となるのだと悟った。
観念して、わたしは震える手で、スカートを腰まで捲り上げた。社長には、薄いパンスト越しにわたしの陰毛や発情して大きくなっているクリトリス、さらには濡れて開いてしまっている大陰唇まで全部見えてしまっているはずだ。わたしは、思わず「ああ・・・」とため息をつき、太腿をすり合わせ、身体を捩ってしまった。
「ここに、座りなさい。」
社長は、自分の左側を示して、隣に座るように言った。
「ただし、今後は、常に、どんな場合でも、スカートを捲り上げて、直に座るのだ。スカートを敷き込むようにして座ってはならない。」
「・・・?」
わたしは腰までスカートを捲り上げたまま、社長の隣に腰を下ろした。パンスト越しに触れるソファーのレザーの感覚は異様であった。
「さらに、わたしが好きな時に触れるように、股間はこぶし大ほど開いておくのだ。」
社長は、そう言って、こぶしをわたしの股間に差し入れた。股間をそれほど開くと、膝の部分で言うと、両脚を40~50センチも開かなければならない。その状態で、タイトスカートを引き下ろしても、スカートの下端は陰毛の上までしか届かなかった。
「これから、座るときは、いつもこうしなければいけないのですか。」
「そうだ。」
社長は、わたしの濡れた股間を弄びながら、冷厳として言った。つまり、座る時は、常に股間を人目に晒しておかなければならないと言う事になる。眩暈がした。
「ここに来なさい。」
社長は膝の上を示した。
「わたしが膝の上に来るように言ったときも、基本は同じだ。判るかね。」
わたしは頷いて、社長の膝の上に後ろ向きに跨った。
「そうだ。よくできた。ただ、両脚はソファーの上に乗せるのだ。」
「・・・!」
社長はわたしの足首を掴んで、ソファーの上に引き上げた。その結果、わたしの左右の足は大きく引き裂かれ、M字型に開脚することになった。スカートは完全に腰の辺りまで、捲くれ上がってしまった。そうしておいて、社長はわたしの後ろから抱きしめる形で左手を下腹部に這わした。ブラウスのボタンは外され、右手が中に差し込まれた。
「わたしが膝の上を示したら、いつもこうするのだ。それから、ブラウスのボタンは、いつでも乳房を揉めるように、上から4つまでは常に外しておくのだ。判ったかね。」
この段階で、股間をびしょびしょに濡らしてしまっていたわたしは、社長の命令に反対することなどできなかった。社長は、わたしの顔を後ろにねじ向けると、口唇を吸ってきた。乳房を揉まれ、陰唇を弄ばれ、口唇を吸われたわたしは、完全に発情してしまった。下半身が疼き、厭なはずの社長に抱かれ、彼の固いペニスで貫かれたかった。わたしのそんな状態が判っているくせに、次に彼が命じたのは、朝食の用意をすることだった。
わたしは気を取り直して、乱れたスカートと胸元を整えて、キッチンに立った。ブラウスは襟を立てジャケットを羽織ると、ボタンを上から4つ外していても何とかごまかせた。ただ、俯いたりすると乳房が覗いてしまうので、注意しなければならない。ベーコンエッグとトーストと野菜サラダを手早く用意した。コーヒーはサイフォンで淹れた。ものの10分ほどで食卓に二人分の朝食をセットし、石本社長を呼んだ。
「朝食の用意ができました。」
彼は、うん、と返事をして、食卓についた。わたしのことをじっと見ているものだから、わたしは観念してスカートを腰まで捲り上げ、両脚を大きく開いたままで彼の前に座った。どうせ無駄なので、スカートを下に引っ張ることはせず、捲り上げたままにしておいた。彼はわたしが言いつけを守ったことに満足し、食事を始めた。彼は食事をしながら、食卓の下で足を伸ばしてきた。彼の足先がわたしの股間に届き、さわさわと大陰唇を撫で擦る。わたしは少し拗ねたような表情をして見せ、黙々と食事を続けた。食事が終わり、後片付けをしようとしたら、
「いいんだ、そんなことは。今日から、ハウスキーパーを頼んである。掃除や洗濯は、業者の人間がしてくれる。美奈は、わたしの世話だけをしていればいい。」
と石本社長は言った。
「それより、そろそろ出かけよう。迎えの車は、7時丁度に来るはずだ。」
時間を確認したら、丁度7時になったところだった。
わたしは慌てて化粧を直した。昨晩の睡眠不足のせいか、疲れた顔に見えたので、いつも使うルージュよりも濃い色のものを使い、アイシャドウも強めのものにした。
わたしたちが階下の駐車場に降りた時には、既に、迎えの車が待機していたが、いつも使っていた車ではなく、映画などで見かけるロングボディのリムジンカーだった。後部座席には、ワゴン車なみの広大なスペースにテレビやカウンターバーなどの豪華な設備が整っていた。石本社長は、リムジンカーに先に乗り込むと、
「ここにおいで。」
と膝の上を示した。わたしは無言で彼の膝の上に跨り、M字に大きく足を開いた。
「ふふふ。素直に言いつけを守って、可愛いじゃないか。」
だって、仕方がなかった。石本社長に触られるまでもなく、あそこは洪水のように濡れそぼっていたし、乳房もぱんぱんに張っていた。はやく何とかして欲しかったのだ。
「この車は完全防音になっているから、運転手に気兼ねすることはない。今日は、専属のエステサロンに行くが、そこは郊外にあるので30分ほどかかる。その間、十分、楽しもう。」
そんなことを言われたら、もうどうしようもなかった。わたしは初めて自分から、石本社長にキスをした。乳房を揉んでいる石本社長の手を上から掴んで、もっと強く揉むように催促し、腰を突き出しグラインドさせてセックスに誘った。
「四つん這いになって、尻を掲げなさい。」
石本社長が耳元で囁いた。わたしは夢遊病者のように四つん這いになり、お尻を社長の方に向けて、高く突き出した。石本社長は、桃の薄皮を剥くようにわたしのパンストをくるりと足首まで剥き下ろすと、自分もガチャガチャと音をたててベルトを外し、下半身、裸となった。彼のものが、とうとう入ってくる。わたしは期待で胸が張り裂けそうになった。純粋にセックスだけを求めるなんて、今までのわたしには考えられなかったことだ。どうしてしまったのだろう。
石本社長は、いきなり挿入してきた。十分に濡れていたわたしは、何の抵抗もなくスムーズに受け入れていく。
「あああ、素敵よぉ。太くて堅いわ。」
わたしは思わず口走ってしまった。わたしはやっと与えられた悦楽の元を離さないように、しっかりと食い絞めた。社長は、四つん這いになったために垂れ下がっているわたしの両乳房を、後ろから鷲掴みにした。
「ひゃうっ・・・。」
下半身だけでなく胸部からも強烈な快感が広がり、わたしは何がなんだか判らなくなっていった。ただ、ひたすら獣のような呻き声をあげ続け、与えられる快感を貪った。車の振動による心地よいドライブ感と子宮の奥まで届くような社長の力強いストロークに責められ、わたしはたちまち絶頂まで駆けのぼらされた。自分でもイキっぱなしであることは自覚しており、恥ずかしかった。
「イったのなら、そう言えと言ったはずだ。」
社長が息を荒立てながら、わたしに言った。
「わたしも今度は、もう出そうだ。」
「イキますっ。もう、イッているのぉ。イクぅぅぅ。社長も出してぇ。」
わたしは叫んでいた。もうどうなっても構わないと思った。
社長は、渾身の力でわたしの尻を引き寄せ、ペニスを最深部まで叩き込んだ。わたしの尻は社長にがっちりと抱え込まれたまま、放出が始まった。
どくっどくっどくっ。
社長のペニスが脈打ち、大量の精液が注ぎ込まれるのが、柔襞に伝わってくる。わたしはそのエネルギーを一滴たりとも逃さぬように、懸命に締め付けた。わたしの身体は弓なりに反り返り、やみくもに吠えていた。
「はぅぅぅ、うぅぅぅ。」
もう言葉になっていなかった。放出が終わり力尽きて、社長がわたしの身体の上に倒れこんできた。わたしも同時に前につんのめる様に崩れ落ちた。
どのくらい、そうしていただろう。わたしは、ヴァギナを絞めたり緩めたりして、セックスの余韻を楽しんでいた。石本社長もゆっくりと出し入れをして、わたしの身体を味わっているようだ。
「どうやら、ふたりのセックスは、相性が抜群のようだ。」
石本社長が言ったことを、わたしは否定できなかった。悔しいけれど、浩一郎の時とは明らかに快感の深さが違っていた。浩一郎の時は、愛していたからひとつになりたくて、あそこが濡れたけれど、社長の場合は、わたしの身体がセックスそのものを欲して濡れてきてしまうのだ。
「感じましたわ、とても・・・。」
わたしは正直に社長に告白した。社長はわたしの言葉に満足して、うんうんと頷いた。
「もうじき、エステサロンに着く。」
社長はそう言って、起き上がった。わたしも起き上がろうとしたが、パンストが足首に絡まって、上手く立ち上がれない。
「わたしが穿かせてあげよう。」
社長はそう言って、わたしに尻を掲げさせ、先ほどと逆の手順で器用にパンストを引き上げた。股間はべちょべちょに汚れたままだったから、せめてハンカチで拭いたかったが、そんな暇はなく、車はエステサロンに到着してしまった。
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