minaの官能世界

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蒼い星の伝説 第16章

2005年03月21日 | 官能小説「蒼い星の伝説」
巨大な快感の嵐が去った後も、リビは光一の身体から離れることができないでいた。今なお、リビの襞肉は光一のペニスに纏わりつき、アクメの残り火をちろちろと啜っていた。それは、正に彼女が彼に屈服したことの証でもあった。もう彼女には、彼の顔をまともに見る自信すらなかった。
光一はいやいやをする彼女の身体から無理やり己の身体を引き剥がし、立ち上がった。彼の分身は、2回もその精を放ったというのに凛々しく反り返っていた。
 「さあ、先生、立って。僕の父親に紹介するよ。」
リビは、その逞しい光一の分身よりも上を見ることができないでいた。別に、禁じられた訳でもなかったのに、ただ、そうしてはならないような気がしたのだ。
 立ち上がったリビに、光一は言った。
 「これは、僕と父からのプレゼント。僕の母も同じものをつけているんだ。」
 光一はどこから持ち出したのか、真っ赤な皮製の細いベルトをリビに見せた。そして、有無を言わさず、彼女の首につけてしまった。
「うん。よく似合うよ。このベルトは、広山家の女であることの証なのだ。だから、いかなる時も外してはいけない。ベルトを外そうとしたり、僕や僕の父に逆らうと・・・。」
 「! ぎゃああぁぁぁっ」
激痛にリビはもんどりうって倒れた。
 「ねっ。ベルトは高圧電流も流せるんだ。命を失くすほどのものではないけれど、結構、きついでしょう。だから、僕の言うことは絶対、服従だよ。判った?」
 きついどころか、リビはあまりの衝撃に失禁してしまっていた。
「あ~あ。先生のあそこ、僕の精液や先生のおしっこでべちょべちょに汚れてしまっているよ。でも、すごくいやらしくて、とてもいいよ。それでこそ僕が選んだ先生だ。」
リビはまだひりひりする首を摩りながら、ようやく立ち上がった。
「ねえ、お願い。シャワーを使わせて。」
 リビは屈辱に打ちひしがれて、か細い声で光一に訴えた。
 「こんな恥ずかしい姿で、お父様の前に出ることはできないわ。」
 「また、電流を味わいたいのかい。」
 リビは力なく首を振るしかなかった。
 「さあ、行こう。」
 光一はリビの腕をとって、どんどん進んでいく。リビは引きずられるように、その後に従った。
光一の父、広山龍太郎の部屋は、広大な屋敷の中央に位置していた。
 「光一です。リビ先生を連れてきました。」
 部屋の中に光一が声をかけると、重厚な装飾が施された両開きの扉は音もなく開いた。
 並の家の1軒分もあろうかと思われるほど広々とした部屋の一番奥に、龍太郎は窓を背にして座っていた。逆光のせいで、姿がよく見えない。
 「やあ、よく来たね。」
 龍太郎の声は上機嫌だった。
「どこに行ったのかと思っていたら、幸子ちゃん、父さんと一緒にいたんだね。」
幸子と言えば、私の受持ちの光一と同じクラスの女の子のことじゃないかしら・・・。近づくにつれ、リビにも状況が判ってきた。
幸子は、龍太郎の膝の上に乗せ上げられていた。彼女はリビの姿にひどく狼狽していた。彼女は、両乳房を龍太郎にやわやわと揉みしだかれ、大きく割られた股間には龍太郎の巨大なものを打ち込まれていた。そして、彼女の首にもリビと同じ赤いベルトが締められていた。
 「彼女の首輪も、昨日、僕が付けてあげたんだ。」
光一は自慢そうにリビに言った。
 「父さんは、僕の16歳の誕生日プレゼントにこの赤い首輪を5つ呉れたんだよ。部屋も5つ用意してくれた。父さんはもっとたくさん首輪をつけた女を持っているけれどね。僕はまだセックスを覚えたばかりだから。先生が二人目なんだよ。」
 リビは足が震えだしたのを止めることができなかった。
 「まあ、そこに座れ。」
 龍太郎は光一に命じた。
 「うん。」
 光一は、龍太郎の正面の豪華なソファに腰掛けた。
 「先生、おいで。」
 まるでペットにでも命じるように、光一はリビに促した。彼女は震える足で光一の隣に座ろうとしたが、それは許されず、幸子と同じように大きく脚を左右に開かされ、光一の膝の上に乗せ上げられた。
 「ああっ」
 全くリビの意思は無視され、深々と光一のものがリビの中に挿入された。
 「幸子のときは、僕も苦労したんだ。だって、幸子も僕も全く初めてだったからね。でも、一晩中かかって、やっと幸子の中に入れることができた。今日、先生と上手くできたのは、幸子のおかげでもあるのさ。」
 光一はゆっくりと抽送を開始した。リビは離れたくても、首輪が怖いのとがっちりと両乳房を掴まれているのとで、身動きできなかった。
「どうしたんだ、それは。」
リビの愛液まみれの汚れた股間を見て、龍太郎が言った。リビは恥ずかしさに気が狂いそうだったが、結合部を隠すことは許されない。追い討ちをかけるように、光一の剛直が抽送されるにつれて、精液と交じり合って白濁した愛液がいくらでも溢れ出てくる。
光一がこれまでのことを龍太郎に報告すると、龍太郎も幸子とのことを話した。
 「幸子の道具の具合を確かめようとしたら、激しく抵抗し、どうしても言うことを訊かないのだ。そこで、お仕置きの電撃を加えるかわりに、父親の会社への支援のことを少しちらつかせたら、やっと自分から身体を開いたよ。手間のかかる女だ。まあ、一旦、入れてしまえば、このとおりすっかり大人しくなって身体を任せてきたがね。」
この言葉に、幸子は俯いたまま肩を震わせて嗚咽し始めた。それでも、龍太郎からの玩弄が中止されることはなく、幸子の身体はゆさゆさと上下に揺れ続けている。龍太郎の言葉を引き取って、光一が続けた。
 「幸子は僕の妻になれると思っていたらしい。傾きかけた父親の会社を救うために、我が身を犠牲にするとは健気な女だ。まあ、同級生だからね。最初の相手にしてほしいと幸子が懇願するから、父に相談して僕専用のハーレムを作ることにしたんだ。幸子は栄えある第1号というわけさ。幸子が僕の女だと判れば、幸子の実家には、どこの銀行だって融資するさ。」
「そんなことより、幸子のあそこの具合はなかなかいいぞ。昨晩まで処女だったとは思えないほど素晴らしい。包皮切除手術をしていない割りには、クリトリスも敏感だ。」
龍太郎は、ぐりぐりと空いている手で幸子のクリトリスを捏ね回した。
 「ああんっ。そんなっ。」
堪らず幸子は喘ぎ声を漏らした。
 「先生も生徒の幸子に負けないように、良い声で啼いてみせてよ。」
光一はリビの剥き出しのクリトリスを指先でピンッと弾いた。
 「ひいいっ。」
たてつづけの性交で敏感になっている女芽を弄られて、リビも悲鳴をあげた。
 「どっちが先にゴールするか、競争だ。」
 龍太郎は抽送のピッチをあげた。
「ああんっ。もう、だめです。」
 幸子は否応なく、感じさせられていく。
「ほら、リビ先生。幸子を見てみなよ。あんなに大きな父さんのものを楽々と呑み込んでいる。しかも、びしょびしょに濡れてしまって、感じているんだよ。」
 光一は、正面の幸子の様子をリビに見ることを強制する。机ひとつ隔てただけの至近距離で、広山親子に串刺しにされているリビと幸子。学園では先生と生徒という関係であることが、一層、リビを惨めにさせていた。
 「ああ・・・。先生にはこんな幸子を見てほしくなかった・・・。恥ずかしいの。ああん。また、感じてしまう・・・。」
 幸子は上下運動を続けながら、とぎれとぎれに訴えた。
 「かわいそうな幸子ちゃん・・・。きっとお父様の事業の助けになればと思って、自分から身体を開いたのね・・・。こんな男を信じてしまって・・・。」
 リビは、自分自身も生徒である光一に好きなように弄ばれていることと重ね合わせて、これ以上はないと言うほどの恥辱感に苛まれた。そして、なぜかそのことが強烈な快感に変化し始めていた。
・・・この親子は、一体、何者なの。本当に凄いわ。これほど勃起状態を維持できるなんて・・・。世の男たちがみんなこうならば、セックスインストラクターなんて必要ないわ・・・。
彼女のこれまでの経験では、男に問題があるのが常であった。女はイメージが豊かで、リビの指導どおりに性感を高め、十分に濡れることができた。しかし、折角、女性側で受入態勢ができたとしても、男が可能にならなければ、どうしようもない。リビほどの優秀なセックスインストラクターでも、性交に至るには何ヶ月もかかることが少なくなかったのだ。
それを、この親子ときたら・・・。
「ああん。ああん。もう、許してください。もう・・・。もう、いかせてください。」
 幸子が最後を訴え始めた。
 「先生も、一緒にいくンだ。」
 光一がリビに命じた。
そうでなくてもレストランで光一にイカされてから、休む暇もなく性感を玩弄され続けているリビは、神経が限界に近づいていた。
「もう、どうでもいいわ・・・。」
 最後に残っていた理性とプライドを彼女が手放した時、快感を貪欲にむさぼる本能だけが彼女を支配した。光一のペニスを食い締めるリビの襞肉は目覚めたかのようにさわさわと蠢きはじめ、全身の性感は一気に張り詰めた。
「おうっ。凄い締り方だ。」
 光一が叫んだ。幸子のさくらんぼのような口唇を吸っていた龍太郎が、リビの表情を確かめる様に見た。残忍で執念深そうな龍太郎の暗い瞳と目を合わせてしまったリビは、絶頂に近づきながら、自らの未来が暗澹たるものに覆われていくような恐怖に捕らわれていた。
(続く)




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