ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

羽生結弦という道

2022年02月15日 20時24分00秒 | フィギュアスケート
ゆづの演技が終わって以降、
何も書けなくなりました。
ゆづがつらいのではないかと思えて
つらくてつらくて仕方がなくて。
だってあんなに望んだ4回転半。
五輪3連覇の夢もついえて。

だから昨日の記者会見を見て、
わたしはどれだけほっとしたか。
ゆづは自分なりの4Aを
「やりきった」って言っていた。
「羽生結弦で良かった」って。

(朝日デジタル 細川卓氏撮影)

今、つくづく思うのは、
ゆづはスケートにも氷にも
スケートの神さまにも
本当に愛されてるということ。
ゆづがスケートや氷や
支えている人々やファンに
心から感謝しているから、
その数百倍彼は愛されるんだな。

そして演技で失敗して、転倒して、
試合の勝敗といった次元から
否応なく抜け出てしまっても
フィギュアスケートの美や歓び、
といった根源的な次元に
ひらりと駆け上がってしまう。
地上の私たちの嘆きを尻目に
遥かな高みで前を見ている。
やっぱり彼は申し子なんだな。

「明日の自分が今日を見た時に
胸をはっていられるように
過ごしていきたい。」
その言葉が聞けたらじゅうぶん。
現役を続行しようとしまいと、
4Aに挑み続けようとしまいと、
そんなささいなことは
もうどうでもいいな、と
思わせてくれた記者会見でした。
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