本当にご無沙汰続きでごめんなさい。
おかげさまで父は
救急治療室から一般病棟に移ることが出来ました。
半身の麻痺や嚥下障害、言語障害もあって
まだ寝たきり状態ですけれど、
こちらの言うことや、
わたしたちが誰かも、
随分わかっているようです。
そして少しずつ、父の発する音が
言葉としてわたしたちにも伝わるようになってきました。
昨日などは姉の言うことに
以前の父のような冗談で返したりも。
ゆっくりだったけど、全員に聞き取れる言葉でした。
どこまで意識があるのかわからない状態だったこともあり
父がすっかり変わってしまった気がして
正直、悲しい思いをしていたのですが、
あの軽口を聞いたとき、
うまく言えないけれど
「ああ、これは紛れもなく父だ」と
なんだかとても、ほっとしたのでした。
いろいろ障害を抱えた体ではあっても
その中には変わることのない父の意識がある。
わたしたちとの思い出を抱えたままの父の魂がある。
今はそれでじゅうぶん、と思えるくらい
うれしい出来事でした。
このまま容態が安定すれば
やがてはリハビリも待っていて
父にも家族にも長い道のりですが、
文字通り、一歩一歩、
退院までの道のりを、共に歩んでいけますように。
おかげさまで父は
救急治療室から一般病棟に移ることが出来ました。
半身の麻痺や嚥下障害、言語障害もあって
まだ寝たきり状態ですけれど、
こちらの言うことや、
わたしたちが誰かも、
随分わかっているようです。
そして少しずつ、父の発する音が
言葉としてわたしたちにも伝わるようになってきました。
昨日などは姉の言うことに
以前の父のような冗談で返したりも。
ゆっくりだったけど、全員に聞き取れる言葉でした。
どこまで意識があるのかわからない状態だったこともあり
父がすっかり変わってしまった気がして
正直、悲しい思いをしていたのですが、
あの軽口を聞いたとき、
うまく言えないけれど
「ああ、これは紛れもなく父だ」と
なんだかとても、ほっとしたのでした。
いろいろ障害を抱えた体ではあっても
その中には変わることのない父の意識がある。
わたしたちとの思い出を抱えたままの父の魂がある。
今はそれでじゅうぶん、と思えるくらい
うれしい出来事でした。
このまま容態が安定すれば
やがてはリハビリも待っていて
父にも家族にも長い道のりですが、
文字通り、一歩一歩、
退院までの道のりを、共に歩んでいけますように。
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