ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

ねことエコ

2008年03月06日 22時21分34秒 | ねこ
わたしは以前から、環境問題には関心がある方なので、
お風呂の水は洗濯に使ったり、
マイバッグを常に持参したり
出来る範囲で気を遣うようにしています。
そのため自宅では空調にあまり頼らないよう心がけてきました。

ところが、みみにゃんが2年前から
冬になると尿石症を発症するようになってしまって。

猫はもともとエジプトなど暑い地域の動物ですので
少ない水の摂取量で生きられるよう
濃縮した尿を排泄するように出来ています。
そのため冬など水をあまり飲まなくなると
この病気になりやすい傾向があるのですが
みみにゃんはまさにその通りになってしまいました。

去年、おととしは、それでどれだけ大変だったか。
冬の間は毎週のように病院通い。
タクシーで飛んでいったことも一度や二度ではありません。
それ以上に水を飲んでくれないストレス。
時間的にも精神的にも経済的にも、大変な冬でした。

そこで今年の冬は「エコ」を少々犠牲にして、
「ねこ」の健康を優先させることに方針転換。

朝夕は、私がいてもいなくても
寒くならないようにタイマーで床暖房。
あまり温度を上げると床で寝そべるみみにゃんは
ソファーなどに避難してしまうので低めの温度で。
それでも時間が経つと部屋全体が暖かくなります。

みみにゃんは、床暖房が本当に大好きで
入れてやると昼も夜も床の上で、ごろんごろん。
おひさまが当たろうものなら
トランス状態で、白目むいて寝ちゃったりもします。
ちょっと、コワかわいいかも。



おかげでこの冬は、発症することなく
元気に乗り越えてくれました。

みみにゃんのために余分に排出してしまったCO2は
わたしが、別のところで節約させていただく覚悟で
請求書を、恐る恐る待っていたのですけれど。

ところが、昨年の同じ月と比べても
どういうわけか、この冬の光熱費の合計金額は殆ど変わりなし。
あんなに床暖房使ったのに、いったいなぜ?
思いのほか、ランニングコストが安かったのかしら?

理由は、わたしにはまったく不明ながら
「ねこ」と「エコ」はどうやら両立するらしい(?)ことが分かって
ちょっと胸をなでおろしたのでした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 体を癒す・心を癒す | トップ | 花の家 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ねこ」カテゴリの最新記事