ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

暴力反対

2012年10月12日 21時00分00秒 | 社会
いじめがあるのは日本だけじゃなく
先進各国ではどこも大きな問題らしい。
フランスではle harcèlement等と呼ばれ、
子供の10人に1人がいじめ被害にあっているとかで
その対策にスポット広告を流したりしている。



あまりにリアルな演技力に胸が痛むけれど
これに似たシーンはハリポタにもあったかも。
単にふざけて「いじる」のと「いじめる」との
境目は非常に微妙で、時に巧妙。
結局のところ程度問題なのだろうけれど
個人差や個々の関係などが複雑に入り混じるから
いじめを定義することは簡単ではなさそう。

いじめに対する意識が高まるのはいいことだけれど
ただ、あまりマスコミで取り上げすぎるのも問題かも。
いじめの被害者が、自殺すればいじめた子たちが
マスコミなどでバッシングされて仕返し出来る、
なんて馬鹿なことを、思わないとも限らないから。
事実、自殺する青少年の数が最近増えているような。

嫌な人生から逃れられる、と思うのだろうけれど
祝福されて、たくさんの愛情を受けてきた生命を
怒りと復讐と憎しみの中で自ら破壊する行為も、
いじめと同じくらい立派な暴力に思えてならない。
いじめが人間の尊厳に対する暴力だとすれば、
自殺は、生命の尊厳に対する暴力ではないかしら。

他人に対しても自分に対しても、暴力は絶対反対。
誰にも自ら命を絶って欲しくないから、絶対反対。
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