朝いつもより早く起きて支度を済ませた長男、結構荷物が多かったので「車で送ってあげようか?」と言うと、自分で歩いていくというので、玄関で見送った。8時に集合だけど、実際に出発は8時45分の予定だったので、8時半に次男を送って行った時にまた長男に会えた。ドライブウェイに止まったスクールバスの前で荷物を置いて待つ長男を見たら、なんだか大きくなったな~としみじみ思った。
6年生の父兄が意外にも結構沢山来て子供達と待っていたのが印象的だった。多分ほとんどの子は初めての親から離れるキャンプだろうから、父兄も心配なんだろう。そういう所は日本もアメリカも一緒なんだなぁとちょっとほっとした。
しかし、子供達の持って来た荷物を見て日米の違いを明らかに感じてしまったのだ。
多分日本だったら、修学旅行や宿泊学習に行く子供に持っていなかったらスポーツバッグの一つも買ってあげるだろう。もしかしたら、友達と同じ物を欲しがるかもしれない。しかし、ここアメリカは実に様々なのである。長男は夏にボーイスカウトでキャンプに行くと決めた時に、外に寝袋が付けられるタイプの大きめのバックパックを買ってやったのでそれを今回も使ったけど、そんな風にちゃんとしてる子は実に稀で、大きなスポーツバッグがおよそ3割、親のものと思われるスーツケースがおよそ3割、で残りは特大ゴミ袋を使用しているではありませんか!ゴミ袋よ!ゴミ袋!今回は寝袋か、ない場合はシーツと枕は持参するようにと言われていたのですが、その寝具を黒いでっかいゴミ袋に入れて、というかパッキングして、外には大きく名前を書いて(または貼って)持って来てる子供が目についた。日本じゃ絶対に考えられないな。アメリカに来て11年になるけど、まだまだ知らないアメリカはあるんだな~!朝からどえらいカルチャーショックを感じた。ま、確かにそんなに頻繁に使う物ではないからわざわざ買う必要もないんだろうけど。
そんな事で母がショックを受けてるとも知らない長男は、さっさとバスに乗り込んでしまった。なんだかそっけない。
見送りに来てる父兄の中には、バスの乗る前に猛烈なキスを子供のほっぺに浴びせるお母さんや、もうバスに乗っているのに先生に子供を呼び出してもらってハグするお母さん等も(流石に6年生ともなると、ちょっと恥ずかしいようですが。それでも黙ってされるがままの子供。決して嫌がったり拒否しない所が偉い!)いるというのに。寂しいな~。寂しいな~。
バスは予定を遅れて9時過ぎに学校を出発。さて、どんな3泊4日を過ごしてくるのやら?
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長男がいないと必ず退屈病が発生する次男の為に、今日は我が家に仲良しのRを呼んだ。
2人を学校でピックして、帰り道に少し公園に寄り道して、家に帰ってからはモノポリーをしたり、ドミノで遊んだりした。長男がいなかったので、次男もゆっくりRと遊べたみたいで嬉しそうだった。2人の様子をじっくり見るのは初めてだったんだけど、このRってば顔が可愛いだけじゃなくて、すごく優しいの!例えば2人でドミノを並べていた時に間違って次男が倒してしまっても、決して怒らない。「It's OK!」って何度も言ってくれた。次男もそんなRに影響されたのか、いつもだったら怒るくせに、今日は逆にRが間違って倒しても怒らなかった。なんだか平和なプレイデートだったわ~。
Rが帰ってから、次男は「Rもマミーのお腹から生まれれば良かったのに」と言っていた。よっぽど楽しかったんだろうな~。
写真はバスに積まれるのを待っているゴミ袋の荷物(中央)達。