お盆明けにガソリン・スタンドに行った時のことである。
いつもの女性スタッフに「暑いね~。」と声をかけたら意外な言葉をかけてきた。
8月に入ってすぐにウチの旦那が顔に大きな傷を作って帰ってきたのだが、理由を聞いても言わない。
しかたなくやり過ごしていたが、お盆休みに入って「あの時の傷は、暑さで意識が飛んで、気を失って倒れた。」と話はじめた。
「はじめての経験なので大騒ぎされても困るから隠していた。」とのこと。
旦那さんは、瓦職人で屋根の上で倒れたわけではないらしいのだが、本人曰く。
「何の前触れもなく突然倒れた。」らしい。
8月の最初と言うと、7月の末まで日照不足と梅雨冷が続き、8月1日に梅雨明けしたと同時に、北陸では台風5号によるフェーン現象と強い日差しによって、35~37度と7月との温度差が10度前後まで上昇。
教科書どおりに解釈するとこれが熱失神と言われる症状なのだ。
熱失神
強い日差しの下で、長時間の労働や運動などで起こりやすい。
大量の発汗による脱水症状と血管の拡張によって体全体の血液の循環運動が低下し、心臓から脳に血液を送る力が弱まるために、一瞬意識が飛ぶ症状。(バタンと突然倒れる場合が多く、周囲は騒然となる。)
熱射病とは異なり、体温変化は見られず脈拍は弱くて早い。
7月と8月の温度変化や気象変化が急激すぎて、通常健康な暑さになれた人でも身体環境が対応できなかったために起きたと思われ、一過性のものだと考えられる。
ただし、失神の怖さは体験した本人しか認識できず、仮に別の病気の可能性も否定はできないので医師に相談したほうが良い。
3日にわたって熱中症について書いてみたが、熱中症という言葉は広義な言葉で
その中にいくつかの症状が存在し、症状によって対策や治療が違うことを学習してきた。
素人なりにも知らないと知るでは、冷静な判断基準が異なる。
もし、近くでそれに類似した症状の人を見かけたら、よく観察し注意した上で対処するのが望ましい。。
また、脱水症は夏の暑さによるものだけではなく、
*食中毒などによる激しい下痢や嘔吐。
*病原体と免疫との攻防による発熱と発汗。
*環境による必要量の食物摂取不足。
*気温に関係なく、長時間にわたる激しい運動や労働。
ー以上の場合が考えられる。
特に夏の暑さと、冷えたものへの嗜好の関係から、下痢の症状は頻繁に見られると思われる。
下痢の症状=脱水症状と考え、外出するときは暖かめの水分補給をするなど細心の注意が必要だ。
は~。書きたいことは、終わった。
ちょと長すぎたかな?
まっ、いいや。
mimifuku与太話
[追記]熱中症
分類 *熱射病ー体温の異常上昇がみられ、温度上昇が脳内にも到達した時に
重篤な事態を起こす。症状には、意識障害や昏睡状態もみられ、
その場合は即座に救急車を呼ぶなど迅速な対応が必要。
*熱痙攣ー塩分不足からおきるとされ、筋肉に痛みをともなった痙攣を
起こす。
*熱疲労ー水分不足からおきるとされ、倦怠感やめまいなどの症状を
引き起こす。
*熱失神ー血管の拡張から血流が減退し一時的に失神症状を起こす。
(別)日射病ー最近は余り使われない言葉ですが、分類としては熱射病に属するという意見と、別なものとする意見があるようです。
症状としては熱射病と同じなのですが、日射病は炎天下の下での作業に限定され、熱射病は高温状態の中での作業全般や、高温多湿な環境の中での体温バランスの崩壊など広範囲な体温の異常上昇をさすようです。
また、医学用語としてではなく、一般例としては、炎天下の中で起きる熱失神や血圧低下によるめまいなど、強い日差しが原因でおきる症状すべてを日射病で片付けてしまう風潮もあるようです。
症状としては、熱中症に分類されてもよいのですが、名称としては熱中症の中には含まれません。
これは上記で示したように、表現が曖昧なために最近では日射病と言う言葉を使わなくなったと考えられます。
いつもの女性スタッフに「暑いね~。」と声をかけたら意外な言葉をかけてきた。
8月に入ってすぐにウチの旦那が顔に大きな傷を作って帰ってきたのだが、理由を聞いても言わない。
しかたなくやり過ごしていたが、お盆休みに入って「あの時の傷は、暑さで意識が飛んで、気を失って倒れた。」と話はじめた。
「はじめての経験なので大騒ぎされても困るから隠していた。」とのこと。
旦那さんは、瓦職人で屋根の上で倒れたわけではないらしいのだが、本人曰く。
「何の前触れもなく突然倒れた。」らしい。
8月の最初と言うと、7月の末まで日照不足と梅雨冷が続き、8月1日に梅雨明けしたと同時に、北陸では台風5号によるフェーン現象と強い日差しによって、35~37度と7月との温度差が10度前後まで上昇。
教科書どおりに解釈するとこれが熱失神と言われる症状なのだ。
熱失神
強い日差しの下で、長時間の労働や運動などで起こりやすい。
大量の発汗による脱水症状と血管の拡張によって体全体の血液の循環運動が低下し、心臓から脳に血液を送る力が弱まるために、一瞬意識が飛ぶ症状。(バタンと突然倒れる場合が多く、周囲は騒然となる。)
熱射病とは異なり、体温変化は見られず脈拍は弱くて早い。
7月と8月の温度変化や気象変化が急激すぎて、通常健康な暑さになれた人でも身体環境が対応できなかったために起きたと思われ、一過性のものだと考えられる。
ただし、失神の怖さは体験した本人しか認識できず、仮に別の病気の可能性も否定はできないので医師に相談したほうが良い。
3日にわたって熱中症について書いてみたが、熱中症という言葉は広義な言葉で
その中にいくつかの症状が存在し、症状によって対策や治療が違うことを学習してきた。
素人なりにも知らないと知るでは、冷静な判断基準が異なる。
もし、近くでそれに類似した症状の人を見かけたら、よく観察し注意した上で対処するのが望ましい。。
また、脱水症は夏の暑さによるものだけではなく、
*食中毒などによる激しい下痢や嘔吐。
*病原体と免疫との攻防による発熱と発汗。
*環境による必要量の食物摂取不足。
*気温に関係なく、長時間にわたる激しい運動や労働。
ー以上の場合が考えられる。
特に夏の暑さと、冷えたものへの嗜好の関係から、下痢の症状は頻繁に見られると思われる。
下痢の症状=脱水症状と考え、外出するときは暖かめの水分補給をするなど細心の注意が必要だ。
は~。書きたいことは、終わった。
ちょと長すぎたかな?
まっ、いいや。
mimifuku与太話
[追記]熱中症
分類 *熱射病ー体温の異常上昇がみられ、温度上昇が脳内にも到達した時に
重篤な事態を起こす。症状には、意識障害や昏睡状態もみられ、
その場合は即座に救急車を呼ぶなど迅速な対応が必要。
*熱痙攣ー塩分不足からおきるとされ、筋肉に痛みをともなった痙攣を
起こす。
*熱疲労ー水分不足からおきるとされ、倦怠感やめまいなどの症状を
引き起こす。
*熱失神ー血管の拡張から血流が減退し一時的に失神症状を起こす。
(別)日射病ー最近は余り使われない言葉ですが、分類としては熱射病に属するという意見と、別なものとする意見があるようです。
症状としては熱射病と同じなのですが、日射病は炎天下の下での作業に限定され、熱射病は高温状態の中での作業全般や、高温多湿な環境の中での体温バランスの崩壊など広範囲な体温の異常上昇をさすようです。
また、医学用語としてではなく、一般例としては、炎天下の中で起きる熱失神や血圧低下によるめまいなど、強い日差しが原因でおきる症状すべてを日射病で片付けてしまう風潮もあるようです。
症状としては、熱中症に分類されてもよいのですが、名称としては熱中症の中には含まれません。
これは上記で示したように、表現が曖昧なために最近では日射病と言う言葉を使わなくなったと考えられます。