カナダ・エクスプレス

多倫多(トロント)在住の癌の基礎研究を専門にする科学者の自由時間ブログです。

野田内閣 生かすも殺すも メディア次第

2011年09月03日 | 日本
野田内閣が発足しました。新内閣が発足すると、まずメディアに出てくるのが、大臣の失言問題とか過去の献金問題、女性問題等々です。

日本のメディアももう少し何とかならないものでしょうか?報道という大きな力を持っていることの責任と意義をしっかりと受け止めて、インテリジェンスを持った行動、言動をしてもらいたいと思います。彼らによって、この国の政治が傾いたり、またはいい方向に向かう可能性もあるわけです。

今の状態は、「面白ければ何でもあり」、「うければいい」、「注目されれば目的達成」という感覚のように思えてなりません。その裏には、メディア会社の経営的方針を含めた体質があるのでしょうが、もっとこの国のことを考えて、メディアとしても言動の是非、善悪がきちんと判定できる人が求められます。メディアの品格を示してもらいたいものです。

言論や報道の自由を盾に、何でも報道していいという論理は、私には幼稚としか思えません。

首相がどこで散髪しようが、そんなことはどうでもいいではありませんか。日本を代表する三大新聞が、こういうタブロイド版のような記事をインターネット版のトップで流すことに問題を感じます。


(注)ここで、政治家が何をしてもいいとか、何を言ってもいいというを言っているのではありません。彼らがもっとも社会に対する正義感、責任感を持たねばならないのは言うまでもありません。


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1 コメント

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Unknown (umeruda)
2011-09-04 16:40:27
管内閣時代の情けない政治家の足の引っ張り合い、あら探しの明け暮れ。。。
ほとほといやになりますが、なんとか良い政治をしてもらいたいものです。
日本も首相の任期を4年とか決めて、野党がすぐにでも政権交代に明け暮れなく出来ないものでしょうか。Jack Layton の記事良かった!
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