私が始めて書いた論文に対して異国の科学者からハガキがきて、論文のコピーを送って欲しいと依頼された。その時の私の心の高鳴りを今でも忘れられない。郵送されてくるリプリントリクエストの国際郵便を毎日楽しみにしていたのは、私だけではないはずだ。中には100通を超えるハガキが届いた論文もあった。一つ一つ丁寧に別刷を郵送したのを記憶する。楽しい時代だった。のんびりした時代だった。もう三十数年も前の話である。
今はもう滅多にハガキでリプリントリクエストが来ることはなくなった。電子メールでたまにリクエストが来るが、それらはどれも開発途上国の科学者からのものだ。もちろんPDFファイルで依頼のあった論文を提供している。
米化学会誌につい最近発表した論文に対してアメリカの科学者からリプリントリクエストをメールでいただいた。何でもSupplemental Materialsが見たいのだが雑誌のサイトからダウンロードできなかったらしい。こういうことでもない限り、リプリントリクエストは本当に少なくなった。ほとんどの科学者が自分の見たい論文が瞬時に入手できるようになったからだ。図書館にもいかなくて良くなってしまった。
便利な時代になったものだ。昔は往復で最低でも2-3週間はかかっていたリプリントが、今ではワンクリックでコンピュータ上で見られるのである。
今では何でもないことだが、あの頃のことを思い出すと、時代の流れの速さにつくづくと驚かされるのである。
今はもう滅多にハガキでリプリントリクエストが来ることはなくなった。電子メールでたまにリクエストが来るが、それらはどれも開発途上国の科学者からのものだ。もちろんPDFファイルで依頼のあった論文を提供している。
米化学会誌につい最近発表した論文に対してアメリカの科学者からリプリントリクエストをメールでいただいた。何でもSupplemental Materialsが見たいのだが雑誌のサイトからダウンロードできなかったらしい。こういうことでもない限り、リプリントリクエストは本当に少なくなった。ほとんどの科学者が自分の見たい論文が瞬時に入手できるようになったからだ。図書館にもいかなくて良くなってしまった。
便利な時代になったものだ。昔は往復で最低でも2-3週間はかかっていたリプリントが、今ではワンクリックでコンピュータ上で見られるのである。
今では何でもないことだが、あの頃のことを思い出すと、時代の流れの速さにつくづくと驚かされるのである。