2007年式のV36型スカイライン…
通常のV36スカイラインとは違い、1957年に初代スカイラインが発売されてからちょうど50年目を記念して発売された特別仕様のスカイラインです…
専用のレッドレザーシートに…
スカイライン50周年を記念するステッチが。

更にシリアルナンバー付…

特別感はありますね…笑
外観を見ただけでとても大事に乗られている事が分かるんですが…
そんなスカイラインも走行7万キロを越えてそろそろ色々な所に不具合が出だす頃…
オーナーさんは日頃エンジンルームを見ては気になっていた水漏れなどの修理に加え、これからも永く乗る為にまずはエンジン周りの予防整備を希望して入庫となりました。
今後、足廻りなどシャシーにも手を入れていく…との事。
エンジンはVQ25HR…
因みにHRってハイレスポンスの頭文字で、VQとなってますが従来のVQ25DEとは基本設計から違うほど改良されてるんです。

やっぱりエンジンは縦置きV型エンジンが1番カッコイイですね…
左右対象のレイアウトでバランスも良いですし…
早速、作業を。
まずはスパークプラグの交換から…
V型エンジンなので多少手間がかかります。


使うプラグはNGKのpremiumRX…
このプレミアムRXの電極はイリジウムではなくルテニウムという更に希少⁉︎な金属を使用しており過酷な状況下でも抜群の着火性を誇っております。

最近は日産車なんかでも14mmの細いタイプのプラグが多く採用されてますが…
多くのプラグは締め付けがトルク締めでは無く指定の回転で締め付けるようになってますよね…
1/2、3/4、2/3回転など、中には1/16…なんてタイプもあったりとか。
また新品時と再使用時で違ったり…
そんな微妙な角度締めにも角度計付のトルクレンチが役に立ちます…
1度単位の精度でキッチリ締める事が可能です。

問題の水漏れはラジエータのアッパーホースから…

アッパーホースとロアホースは交換。


更にベルトやエアーエレメントも交換。

新旧比較…

エンジンオイルやオイルエレメントなども交換して冷却水の交換。

最近の車にはエア抜きに気を使います…
この車にもラジエーターとヒーターホースに2箇所エア抜きプラグがあります。
それだけ冷却経路が複雑なんでしょう…

このエンジンもエアが噛むと流水音がするので、エアはキッチリ抜きましょう…
更にATF交換の為、ホースを接続して…

暖機しつつ診断機で水温を確認しながらのATF交換。


ビフォーを撮り忘れましたが最終的にこのくらいでO.Kにします…

後はカバー類を取り付けて試運転。

エンジンも良い音してますね…
加速時なんかも室内に程よいエンジン音が入ってきます。
依頼時にマニュアルモード時にたまにシフトダウンしない…という症状が出るので調べて欲しい。と言われており、試運転の結果症状は出ませんでしたが、故障コードを確認してみると…

スイッチ系統の故障コードが入っておりますが…
オーナーさんにも伝えてもう少し様子を見る事に…
試運転も終わり後は冷間時に冷却水の量を確認して完了です。

通常のV36スカイラインとは違い、1957年に初代スカイラインが発売されてからちょうど50年目を記念して発売された特別仕様のスカイラインです…
専用のレッドレザーシートに…
スカイライン50周年を記念するステッチが。

更にシリアルナンバー付…

特別感はありますね…笑
外観を見ただけでとても大事に乗られている事が分かるんですが…
そんなスカイラインも走行7万キロを越えてそろそろ色々な所に不具合が出だす頃…
オーナーさんは日頃エンジンルームを見ては気になっていた水漏れなどの修理に加え、これからも永く乗る為にまずはエンジン周りの予防整備を希望して入庫となりました。
今後、足廻りなどシャシーにも手を入れていく…との事。
エンジンはVQ25HR…
因みにHRってハイレスポンスの頭文字で、VQとなってますが従来のVQ25DEとは基本設計から違うほど改良されてるんです。

やっぱりエンジンは縦置きV型エンジンが1番カッコイイですね…
左右対象のレイアウトでバランスも良いですし…
早速、作業を。
まずはスパークプラグの交換から…
V型エンジンなので多少手間がかかります。


使うプラグはNGKのpremiumRX…
このプレミアムRXの電極はイリジウムではなくルテニウムという更に希少⁉︎な金属を使用しており過酷な状況下でも抜群の着火性を誇っております。

最近は日産車なんかでも14mmの細いタイプのプラグが多く採用されてますが…
多くのプラグは締め付けがトルク締めでは無く指定の回転で締め付けるようになってますよね…
1/2、3/4、2/3回転など、中には1/16…なんてタイプもあったりとか。
また新品時と再使用時で違ったり…
そんな微妙な角度締めにも角度計付のトルクレンチが役に立ちます…
1度単位の精度でキッチリ締める事が可能です。

問題の水漏れはラジエータのアッパーホースから…

アッパーホースとロアホースは交換。


更にベルトやエアーエレメントも交換。

新旧比較…

エンジンオイルやオイルエレメントなども交換して冷却水の交換。

最近の車にはエア抜きに気を使います…
この車にもラジエーターとヒーターホースに2箇所エア抜きプラグがあります。
それだけ冷却経路が複雑なんでしょう…

このエンジンもエアが噛むと流水音がするので、エアはキッチリ抜きましょう…
更にATF交換の為、ホースを接続して…

暖機しつつ診断機で水温を確認しながらのATF交換。


ビフォーを撮り忘れましたが最終的にこのくらいでO.Kにします…

後はカバー類を取り付けて試運転。

エンジンも良い音してますね…
加速時なんかも室内に程よいエンジン音が入ってきます。
依頼時にマニュアルモード時にたまにシフトダウンしない…という症状が出るので調べて欲しい。と言われており、試運転の結果症状は出ませんでしたが、故障コードを確認してみると…

スイッチ系統の故障コードが入っておりますが…
オーナーさんにも伝えてもう少し様子を見る事に…
試運転も終わり後は冷間時に冷却水の量を確認して完了です。

実際のところ色々なメーカーを実際に使って比較した訳では無いので他と比べて性能が良いかどうかは正直分かりませんが…
トルコン太郎は手動に加え全自動での循環交換と圧送交換の選択が出来るので、以前使用していた手動専用のATFチェンジャーに比べると便利です…
なので機能的にはなんら不満はありません…
ネーミングセンスはイマイチですけどね…笑