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おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

疲れが一気にどっと出た

2021年09月08日 | 日記・エッセイ・コラム
峠越えの曲がりくねった道を
軽快なハンドルさばきで走っていると、
後ろから救急車が近づいて来ているのが、
ミラー越しに見えた

直ちに路肩へ!となるところだが、
見通しの悪い道路
もうちょっとだけ前に進めば
広い道に出る事はわかっていたので
アクセルを踏む

ミラーで救急車の位置を確認

視線を前に戻すと・・・

なぜか、自分の乗っている車の
後ろ姿が見える

そう、まるで幽体離脱でもしたように
自分の乗っている車が目の前を走っている

「?」

訳がわからず戸惑っていると、
その車が左右にふらつき出す
不思議なことに、ハンドルは私が握っている

自分の乗っていない車を
遠隔操作で安全に止めようとするものの、
うまく操縦出来ない

幸い、事故にはなっていないようで、
工事現場で交通整理をするオジさんの指示に従い、
停車出来たようだ

工事車両の影になり、実際車は見えないが
オジさんが赤旗をあげていると言うことは
私の車は止まっていると言うこと

この隙に、幽体離脱したこの意識を
車に戻さなくては!と、その車を追いかけていると
オジさんの白旗が上がった!

無情にも発進する私の車

もう追いかけられない!と思った瞬間、
目が覚めた