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日々の暮らしのなかで

二人前の方がよかったか?

2009年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム
そうだ!鍋でも食おう!
 
寒い季節
原付を飛ばして帰っていると
暖かい食卓が脳裏に浮かぶ
 
冷えた身体には、湯気が立ち上る鍋か
北海道で食べるクリームシチューと
相場が決まっている
北海道に行くには時間がないので
鍋ってことに辿りついた
 
思えば、今年の最初の方にはよく鍋を作った
作ったって言っても
白菜をザクザク切って、カシワと蒲鉾
あとは、モヤシと餃子とか?
水炊き鍋を作っては、酒をあおったものだった
 
さて、今日はどんな鍋を?と店内をうろついてみたが
思えば今日は仕事が忙しく、昼飯を食ってないことに
気がついた
 
こういう時はやばい
中枢神経が空腹のために麻痺している
金銭感覚も、同時に麻痺するかも知れない
何を見ても旨そうに見える
やばい、やばい、やばい
 
と、何を心配しているのか?と自問自答しながら
かごを片手に歩いていると
いいものが視界に入った
 
一人用の鍋だ
 
アルミ紙で作った鍋に入った“おひとりさま”用の鍋
 
(これ、いいんじゃねぇ?)
 
その昔、うどんをこれで作って
あわや火事になりかけたトラウマを持っているあの鍋だ
 
が、いまどきのご時世にあわせて
手間要らずの一人用
親切この上ないサービス品だ
 
ご購入
 
が、やっぱトラウマとは強烈なもので
そのままコンロにかけるのを少し躊躇
 
ピッカーン!
 
頭いい!
 
そうだ、小さな土鍋があった事を思い出した
で、入れたみた
少し寂しげに映るが仕方が無い

酒の燗も済ませ、土鍋の蓋を開けると
グツグツと煮立った湯気が立ち上る
 
(うんまそう!)
 
と思ったが、湯気がひき
視界がクリアになると、鍋の中身が
少し貧相に見えた
 
次は二つ買おう
 
 


コメント
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