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アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

始めに言葉ありき…

2005年07月17日 | 羅漢気功
言葉は神なりき。そう!言葉は神なのです。気功教室の先生は言葉をとても大切にされます。頓智の利いた方なので、いつも冗談とも本気ともつかないおどけた雰囲気の物言いをなさることばかりですが、はっとさせられることが多いです。言霊という表現があるくらいですから、言葉には命があるということになりますネ。先生の造語もあれば、四文字熟語辞典に載っているものまで混在していそうですが、これまでに先生が口にされた四文字熟語を始めとする言葉を羅列してみます。意味がよく分かっていないものも含まれていますが、その点は悪しからず…
★心想事成=心に思ったことが思うままに現実となること。
★知難易行(孫文)知れば容易く行える。出来ないことはまだ知らないということ。
★顕密双重。顕(見えるもの)密(見えないもの)2つとも共に大事。現実主義過ぎてもいけないし神秘主義過ぎてもいけない。バランスを取ることが大事。
★如是我問=このまま・ありのまま
★拳拳服膺…〔中庸〕・〔「服膺」は胸に着ける意〕常に心中に銘記し、忘れないこと。うやうやしくつつましいこと。
★托手問仏
★無我随順
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★看脚下=足元を見よ!
★放下=ものを置く。手放す。
★看破=見破ること=知ること。大変な時、その状況がどういうことなのかを見破ることがまずは大事。
★儲けるという字は人と人の間に言葉がある。言葉は神。人と人の間に神がいる。あるいは信じる者とも読める。
★欲という字は、谷という字と欠けるという字が重なっている。谷は火の下に口がある。欲張りすぎると心が乱れる。満足すること・足りることを知る。人間の敵は欲。過剰な欲はカットする。バランスの取れた欲。欲をエネルギーに変える。(自分のためだけの欲ではダメ。)過剰な欲は火になってしまう。自分の身体が火に焼かれてしまう。執着すると苦が生まれる。分かる&知ることが大事。
★私という字と和という字は似ている。
★知(口に矢で喋るだけ・・)→智(実践して智になる)
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★求道者=羅漢(物事にとらわれない境地)→菩薩(最高の悟りを開いて、仏になろうと発心して、修行に励む人。)→如来(仏教上の最高の状態にある存在、すなわち仏のこと。)。羅漢・菩薩・如来という順にレベルが上がるようです。

性格とは内臓格(?)のこと

2005年07月17日 | 羅漢気功
発脾気とは怒りの気のことです。脾臓の気が減ると怒りっぽくなり、肝臓の気が減ると決断力が低下し優柔不断になり、物事を実行しようとするパワーがなくなるそうです。大事な時に物事を判断する力がなくなるようでは困ったことになりますね。性格は内臓に支配されているので内臓格とも言うそうです。五臓六腑を強くすることが心身を整えることに繋がるということは、このような理由からだったのですネ。腎臓が弱い人は臆病になり、物事を大げさに捉えるようになるそうです。前向きではなくなり何に対しても水をかけるようになるなんて…人に嫌われそうですね。怖がりになり、悲しい気持ちや落ち込みが激しくなる時は肺に原因があります。ため息は気が抜けてしまうそうですのでため息をつくことは良くないそうです。辛いものは肺の栄養になり、甘いものは疲れた時にいい…この辺の事情は、身体のほうが要求してくるので、皆さんご承知のことですよね!まず、内臓を整えて後に、本当の性格が見えてくるものだとのことです。

カカム先生

2005年07月17日 | 羅漢気功
気功教室ではずっと気功のことだけを習うのだとばかり思っていました。事実、入門してもう4ヶ月近くが経ちますが、これまでは気功の話ばかりが主でした。一度だけ、太極拳の話題も出ましたが、その時は、先生のちょっとしたデモンストレーションがあっただけです。ところが、いよいよ、先生は太極拳のお話もされるようになってきたのです。機が熟してきたのでしょうか?何かが佳境に入ってきた感じなのです。太極拳は気を使った武道です。ゆっくりとした動きなのに、相手のパワーを利用しながら、にわかに、相手を打ち負かしてしまうことの出来る護身術とも言える武道です。訓練して一つの技を‘熟達’の域にまで、身につけてしまった人の凄さには「美」が伴っていることを知りました。まさに自由自在なのです。どんなふうに攻められても、瞬時にその攻撃をかわしてしまうしなやかな動き。先生の身のこなしのあまりの美しさには目を見張るものがありました。私が尊敬してやまない精神療法の大家である精神科医の、あの神田橋條治先生も何かにつけて、気功のことや、太極拳を始めとする武術の話をされますが、武術は武術だけに留まらない無限の拡がりを持った世界を有しているようです。その動きの様はまさに人間関係の表象でもあるようです。カカム先生の動きを見ているだけでそのことを思い知らされる心持がしました。私がこれまでに見たことも聞いたこともない、ワクワクするような未知の無限の世界がそこに開けているような予感がしました。カカム先生は、どんなに濁った池の中ででも、美しく咲き誇る蓮の花のように謙虚で慎ましい方です。本当は孤高の人なのでしょうが、私たちのレベルにまで降りてきてくださって、洒落ともつかないユーモアで場を和ませてしまうお茶目なお人柄でもあります。私たち生徒(弟子?)のことを、私の‘友’と思ってくださるような方です。

学生金融で働くkeijiさん

2005年07月17日 | 日々の泡
金融ローンのからくりを面白おかしく聞かせてくれました。学生の時、学生専門の金融会社でローンで借りたお金を返さないまま、今では40歳になっている人からkeijiさんが返済金を取り立てた際の話です。(本当の話でしょうか?一般的な話としての色合いが強かったので、keijiさんが誰かから聞きかじった話に尾ひれをつけた作話かもしれません。)こんなに長い年数が経っているからには本当はもう時効で、その人は、本当は借りたお金であっても、びた一文返済しなくてもいいのだそうです。ところが、取り立てる側は、浪花節的に「たとえ¥100でもいいから、借りたものは返しましょうよ!」と一見優しく、けれど断固として、本当は脅迫的に威しの雰囲気たっぷりに耳元で囁くのだそうです。もしそこで、借りた側がその言葉に脅えてしまい、たとえ¥1でも払おうものなら、時効は直ちに消滅し、返済すべき責任能力が復活するとのことでした。Yumiさんは感心して聞いていました。が、私は寒気がするほど不愉快でした。法律というからくり、抜け道を知っている人だけが辛うじて逃げ切れるかもしれない仕組み。それも世慣れた智恵と割り切ればいいのでしょうが…。私はそういう世界とはずっと無縁でありたいと思いながら、それ以上そんな話は聞きたくないと心では耳を塞いでいました。お金を借りておきながら返さない方のやり方も誉められたものではありませんが、人の心を脅かす仕事を日常の生業としていて、この人は自分の心が何かに侵食されていくということはないのだろうか?と私にしてみれば、そのことの方が不思議でした。新宿ゴールデン街の一角にある小さなバー…癒しとまやかし、あるいは虚虚実実のあり得ないような本当の話が渦巻いているもう一つの擬似社会の空間を垣間見た夜でした。http://cremaster.vis.ne.jp/

幻のカクテル…midnight_ray_polaris(2)

2005年07月17日 | 日々の泡
ろみーさんに「midnight_ray_polaris」のカクテルを作ってもらいました。「ブルーの闇と黄色の光に包まれた真夜中の都会・そこに流れる一条の光線・そして北極星…これらの単語を繋ぎ合わせたイメージでカクテルを作ってください。」「私なりのイメージでいいですか?」「もちろん。」そして出来上がってきたのは、ブルーの液体に黄色いレモン(これは北極星ではなくて三日月だよ。とちょっとがっかりしてしまいました。)が添えられたカクテルでした。「これはmidnight_ray_polarisじゃあないなぁ。」と私は思いましたが、ろみーさんが作ってくれたカクテルだと思うと、これはこれでとても大切なカクテルなんだと思えたのです。私のカイロの先生がカクテルのことにちょっと造詣がおありなので、どうしたらキラキラ光る北極星を表現できそうか、治療の際に相談してみました。キャンディを砕いてカクテルの中に散らしてみるとか、タピオカに色をつけて流し込んでみるとかはどうだろうとのことでした。Yumiさんはゼリーを星型にして入れてみたら…と提案してくれました。カイロの先生は色は紫色をイメージするとのことでした。Blissさん、あなたも確か、色は紫色と言っていましたよね。本当はあなたのレシピが欲しいんです。レシピだけでいいですから、作ってください。

ろみーさん

2005年07月17日 | 日々の泡
「クレマスター」の金曜日担当はろみーさんです。「このバーをどうして知ったんですか?」ここを訪れた誰もが必ず投げかけられる質問のはずです。私は木曜日の勉強会と藤田先生と各界の有識者との対談の日に合計3回参加しただけのご縁です。新聞記事で知ったことがきっかけでした。客として、ここを訪ねる勇気は実のところありませんでした。木曜日の勉強会は文字通り「内輪」の雰囲気が濃厚すぎて、私はその輪の中に入っていけない自分を強く感じてしまい、結局、足は遠のいてしまっていました。そのことをろみーさんに伝えると、「でも今日こうして私と知り合ったから、もう次からは、そんな気持ちにはなりませんよ。」と言ってくれたのです。私の名前も聞いてくださいましたね。こんなに何気なく、でも胸が締め付けられるほど嬉しい言葉を、始めてあった人の口から聴こうとは、私は自分の耳を疑ったほどです。ろみーさん!あなたは不思議で静かな優しい美女ですね。「クレマスター」のホームページでは、あなたのことを「不思議系微笑女」と紹介しています。サイトに載っている写真はあなたじゃないみたいですよ。もっと綺麗に撮ってくれる人はいなかったんですか?今度、私と会った時にはどうぞ知らん顔はしないでくださいね。

もう一つ…藤田先生の言葉

2005年07月17日 | 日々の泡
人生を生きる上での大事な3要素。①ロジック(論理的)②エチック(倫理的)③エステティック(美学的)…この3要素が含まれていることが大事とのことです。もう少し噛み砕いて説明すると、簡単には人に騙されないこと。人生をマイペースで楽しんでいくこと。その人の生き様が(今よりもより幸せになるために)ちゃんと幸福を目指していること。だそうですよ。「マイペースで楽しむ」ということと「ちゃんと幸福を目指していること」という理念が、私は気に入っています。

お墓参り

2005年07月17日 | 日々の泡
郊外の駅に降り立って、長い坂道を20分位歩いたところに、私の先祖のお墓があります。今までは、亡くなった人より生き仏の方が大事…などと本気で思っていましたので、お墓参りは何か召集がかかった時だけの行事でしたが、この頃は折に触れて、機会ある毎に、一人でお墓参りをするようになりました。一人で…というところがミソです。墓石を綺麗に洗って、お花を供え、お線香を立てると、不思議と心が洗われるような心境になります。何度お参りしても、立ち去り難い思いに駆られるようになっています。

誰かを深く…

2005年07月17日 | 至福の花
『誰かを深く愛するというのは、愛を与えることではなく、「愛したい」と思う気持ちを、その相手から与えられるということなのだ。』…誰の言葉かは失念しましたが、本当にその通りだと思います。「愛する」という言葉は私にはしっくりきませんが、「好きだ」という気持ちを与えられている…という表現に言い換えてみると、この言葉が私の気持ちのすべてを言い尽くしてくれていることに気づきます。この表現には、嘘が一切含まれていませんので、心から感動してしまいます。

精神分析家の態度

2005年07月17日 | 至福の花
「クレマスター」の藤田先生はしばしば刺激的な発言をされます。精神分析家は「近づこうとすれば遠ざかる蜃気楼のような存在でなければならない。」…何と甘美で夢幻に満ちた実相を表現している言葉なんでしょう!クライエントに対して安易に「分かった。」と言ってはいけない。「分からない。」…と言い続ける態度を継続させておられるからこそ言える言葉なんですね。「分かった!」と言ってしまうことは、先生にとっては、関係への迎合であり、関係への終結の示唆(ありきたりの関係に陥ってしまったら、「あなたと私」という迷宮にも似た関係への探索は不可能になってしまいますから…)でもあるようです。蜃気楼を生じさせている空気の状態や密度…それが精神分析家の身上ということになるのでしょう。仏像の中にこそ魂は存在するのであって、仏像そのものになってしまったらただの物質になってしまう…我々にとって確かなものなど何一つもないのだから…との説明は、本当に分かりやすくて、ことの真相を十二分にイメージして得心することができます。ところで、あなたの態度は恐い位に、まるで、本当の精神分析家の態度に酷似しているんです。