バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

僕はスター

2010年07月22日 | お仕事

私の会社では年に一度、タレントショーがある。

予選を勝ち抜いた12人がステージに上がって、持ち前の才能を競うわけだ。

それが今日ランチタイムにあった。


毎年行われているが、「あれはカラオケやってるようなもん」と聞いていたので
特に興味もないし今まで見に行ったことがなかったが、
レベッカがあまりにもしつこく行こう行こうと引っ張るのと、
あのケビンが出場していることが重なって、今年は行ってみることにした。

会場はちょっとしたイベントホールで、いつもなら大きな会議やら
講習会をやってたりする。

そのステージを囲んで6人の審査員が12名の才能を事細かくチェックするようだ。

会場は御礼満席。

聞いていたとおり、カラオケにすぎないような
ただマイクを片手に歌う人ばかりで、聞いていたとおり退屈だ。

ケビンは最後に出場した。

最後に出場という理由があることを私は知らずにいたのだが、
なんと彼は去年のチャンピオンでもあり、紅白でいうところのトリのような役目をしていたのだった。


彼が披露したのはブリトニーススピアスのBGMを使ったヒップホップダンス。

誰が見ても「ゲイダンス」とわかっただろう。
人によっては軽く笑って見ていた人もいた。

しかし私は彼のダンスに見とれた。
目が釘付け、とでもいおうか。

本人曰く、

ダンスはパッション(情熱)なの

ということで、まあそれでも趣味程度にダンスをやっているものだと思っていたが
彼のダンスはプロ級だ。

それこそブリトニーの後ろで踊ってて本当って感じ。
一体こんな保険会社で何をしているのケビン。

そのプロ級のダンスよりも私が見とれたのは
彼の顔であった。

きちっと化粧まで施されていたので余計にそう思えたのかも知れないが、
ダンスをしている彼はとてもキレイだった。

とても真剣なまなざしとまっすぐな瞳は、今まで見たことがないケビンだった。

誰に何を言われようとも、自分の情熱に誇りをもつ

これが彼の生き方だ。

パフォーマンスが終わった瞬間、
彼の顔がいつもどおりのチャーミングな顔に戻った。

その顔には自分らしく生きることがどんなに楽しくてしょうがないか
彼が何を言わなくてもそこに浮き出ていて

何だか思わず嬉しくなって、こみ上げてくる感情をどうにかしたくて
スタンディングオベーションしてあげたら(私の席はステージのまん前でした ぶっ)
それに気がついて投げキッスしてくれたの。


くらっとする中年ケイエス。


ケビン、あなたって本当にパフォーマーだわ。

結局彼は今年もチャンピオンとなり、懸賞のiPodタッチを勝ち取ったのだった。

彼にとってはそんな懸賞よりも
ステージで自分に思いっきり酔いしれることが一番の懸賞だったろう。



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そういえばこないだ初めてメキシカンブレックファーストを作ってみた。
もちろんディナーにね。





まずコーントルティーヤの上に潰したブラックビーンをのせ、
その上に目玉焼き(思いっきり半熟というか、もろレア状態)をのせ、
その上に特製サルサをかけて食べるのだ。

何がどう朝食なのかというと、そこに目玉焼きがあることだけ。

ハニバニはぐしゃ~と黄身が流れるのが相当苦手なので固焼きにしてあげた。
いつまでも大人になれない奴。

このサルサ、私が作るのと何が違うかって、「チポトレーペッパー」っていう
要はスモークされたハラペノペッパーの粉末を少々入れるのだけど
これが目からウロコっていうのか、驚きの美味しさだった。

こんなのを朝から食べたら一日中とても元気に活動できそうだ。



それから今日はカロリー控えめにアジアンチキンサラダにしといた。



おかげで今、すごい空腹で「牛、丸ごと頭から食べたい状態」だ。
誰かタスケテ。



そういえば最近うちのお嬢がどうしているか聞かれてないけど、
ちょっとUPしておく。





普通に元気だ。

このクソ暑いのに、やっぱりくっついてうとうとしていたいらしい。



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前回の記事のあのロージーメープルモス、
「可愛いね!」って言ってくれた人結構いました。
好奇心が災いとなり、つい幼虫時の写真を見てしまいました。
かなりテゴワイです。
背筋がぞよぞよしました。



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いつもありがとう。
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