バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

クリスタルの自慢にならない自慢

2008年02月26日 | お仕事
                     




今日、同僚とコンタクトレンズの話をしていた。

職場では、目が悪い人がいっぱいいて、メガネかけてたり、コンタクトしてたり、なかにはレイシック(レーザー治療)で視力を治した人もいる。私はコンタクトで、夜だけメガネだ。

レイシック、私も一度は考えたことがあるのだが、ずっと昔、TVでレイシックの手術をした人が、手術した後で調子が悪くなり、片目を失明してしまったことをやっていたのを見て、「それは、なんだかついてない私には、必ず起きそうなことだな。やめとこ。」と本気で怖くなった。

本気で怖くなるのは、次の日だった。

当時ハニバニは長期の出張で日本にいた。私はノースカロライナ州で一人で留守を守っていたのだ。

問題のTV番組を見た次の日、いつもどうりに彼から電話があったのだが、なんだか様子が暗い。

「どしたん?暗いけど。」と聞いてみた。
「あのねー、すっごい嫌な夢みてねー。起きた後でもすごい気分が悪い。」と言う。

彼の夢はこうだ。

横で私が寝ていたのだが、突然ガバっと起きて、泣き叫ぶ。
『目が見えない!』と。

私はそのTV番組のことを彼には言ってない。

私もなんだかつられて暗くなって、昨夜の話をしたら、彼も相当驚いていた。

続けて彼は言う。「何かのサインかも。だから止めとき。」

こういうことがあってから、私はレイシックをしたいとも思わなくなった。




さて、話は同僚とのコンタクトレンズの話に戻そう。

同僚のクリスタルもレイシックを考えたことがあったが、値段も高く、彼女はコンタクトレンズで今はやりくりするわ!と言うので、

「でもね、長い目で見ると、コンタクトレンズを買い続けるよりも、レイシックで一括でぱっと大金はたくほうが結構お金のセーブになるかもよ。」と言ってやった。

彼女は「うーん。私のはバイウィークリー(2週間ごとの使い捨て)なんだけどね、なんとか安く使ってるわよ。」と言う。バイウィークリーなら、私もそうだ。でも決して安上がりではないと思う。

「それって、全然安上がりじゃないじゃん。」と言ったら、彼女、突然『フフン♪』と自慢げな顔をして、信じられないようなことを言ったのだ。

「2週間ごときで使い捨てしなけりゃいいのよ。ね、お金セーブできるでしょう?」

なんだか嫌な予感がしてきたが、こういうわけのわからないホラーな感覚を感じ取ったなら、それが何だか知りたい!と思うのは私と友人のK姐だけだろう。

「...。クリスタル。どういうこと?」と、少し引け腰で聞く私。

「あはっ。これはちょっと自慢。使い続けたのが一番長いので6ヶ月。すごいでしょう?」

背中がゾヨゾヨしてきた。

「...。まあ、あんたの目の健康だからさ、あーしろ、こーしろとは言わんけど、それは、まずい。」と言っておいた。

だって、ねえ?

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