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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

運が良かった

2018年01月26日 | 日記
東京では48年ぶりの大寒波襲来となり 今日も朝からクールな一日となった

どこにお住まいなのか 室温がマイナス2度で起きられないというメールがラジオに寄せられていた

何しろ あの八丈島でも雪が降ったというから 寒気の強さがわかるというもの

今日も早起きしてすぐにお風呂に入り 料理を作ったりして水道を使った

月曜に降った雪は この低温のせいでまだまだ残っている

今日は すっかり凍ったままになってしまった人や車の往来の激しい道路を 区の職員だろうか 時間を相当かけてガリガリと削っていた

相変わらず今日も水道に関する問い合わせが多かったようで 大雪のあとの寒波はまさにダブルパンチ


ところで 先日の「くそじじい事件」には後日談がある

雪かきをした翌日に家を見に来た隣人が 「駐車できないので雪かきをしてくれ」と工事人から言われのでと 我が家にスコップを借りに来た

ほらみなさい 私の思った通り 空き地じゃないんだから

向かいの家のご主人が自分の家の前の雪をそこに捨てていましたよ~~ とチクってやりたかったが 先入観を植え付けてはいけないと思ってやめた

どんな人かは自分で判断すればよい


雪国では雪の降る日には傘をささないのが普通なので その違いが都会に来て驚くことのひとつだそうだ

フードのある上着を着て 雪は払い落とすという

確かに両手が空いているほうがより安全である

雪に関して滅法弱い都会では何もかもが不慣れで しかも無防備の上にリスクに対して無知のように思える

そのくせ 喉元過ぎるとすっかりその熱さを忘れてしまうのだ


思い起こせば 一年前の今日は仮住まい最後の日だった

寒波も雪も無い引っ越しで本当に良かったと 今になってあらためて運が良かったと思っている

やっぱり こんなことって起きるんだ

2018年01月25日 | 日記
滅多に無い寒波が昨夜から訪れるということで ニュースでも水道の凍結には注意するよう言っていた

マイナス3℃程度であれば経験しているけれど マイナス5℃以下は記憶に無い

そもそも親が生きていた時は 家のことは親任せで安心していたので 水道が凍って出ないということがあったかどうかも覚えてはいない

家の設備の取扱説明書を見た時には 凍結防止だの そのためにバルブをどうしろとか水抜きがなんとかとか書いてあったが そのあとで元に戻せるのかも不安で まあそんなことをしなければならない状況になるなんてことは無いだろうと勝手に安心していた

ところが調べてみると マイナス5℃以下になると水道凍結や水道管破裂などの危険があるということで 段々不安になってきた

そこで友達に相談してみたら 私の心配性を笑われた

わかっているって

でも 泥棒を捕まえてから縄をなうようなことはするな これから起こりそうな可能性を考えて準備万端 用意周到であれ というのが母の教え

結果 こんな子になっちまった

天が落ちるのではないかと心配するのだろうと笑われ 私もそんな自分を笑った


それでも今日は 一番冷え込む時間よりも前から水道を使ってさえいれば 凍ることは無いだろうと考えて 5時に起きて洗濯やら掃除やらして水道を使った

我が家は23区の中でも内陸に近く 東京湾沿いや都心よりも最低気温は低い

気象庁のデータでは5時ですでに零下5℃を下回っているけれど 水は問題無く出たので安心した

東京都心の最低気温はマイナス4℃だったが(48年ぶり) 私の住むところはなんとマイナス7℃を記録した(気象庁アメダス)

もっとも測定方法の違いなのか それぞれ発表するところで少々数字が違うので どれが本当かはわからないのだが とにかく無事で良かった


やっぱり取り越し苦労だったなと思いつつ 太陽がすっかり上がるのを待ってから 外の様子を見がてら買物に行こうと家を出た

すぐ先の家から水の音がする

高齢の母親と独身の息子が住む家で 息子は仕事に出ているはずだし 母親の方も認知症のようでもう姿を見なくなって長い

息子さんが休日で 外で作業でもしているのかなと思ったが 姿は見えない

ちょうど近所の奥さんが家から出てきたので もしかしたら水道管が破裂したのではないかと一緒に見てもらった

いつからだったのか 水はずっと出続けている

奥さんが水道局に電話をしてくれるというので 私は買い物に出かけた

他人の家とはいえ やっぱり こんなことって起きるんだ


東京都水道局では 今日の午前8時から10時までのあいだに凍結に関する問い合わせが729件あったという

HPには凍結したらぬるま湯で溶かすか 自然に溶けるのを待つように書いてある

給湯器にはヒーターがついているのでまず心配は無いだろうけれど 今日のように屋外の外(そと)水道は危ない

この家の元水栓は閉めることができたので一応水は止まっているが 家の中の全ての水も使えないわけで 厄介なことだ

まだ数日 寒波は続く

立春が待たれる 


正直で素直な大寒

2018年01月24日 | 日記
昨日の雪かきで右上腕部に少し筋肉痛が残ったけれど 久しぶりの肉体労働だったせいか ぐっすり眠る事が出来た

月曜からの大雪騒ぎで生活の調子がすっかり狂ってしまい 曜日感覚も薄れてしまった

買い出しに行かなくても食料はあるので 今日は外に出ないことにする


この雪がきっかけになって スコップとシャベルの違いについて 前にもこの話をしたのにどう違うのかすっかり忘れたという話を ラジオでしていた

私は大きさの大小に関わらず 無意識に全てをスコップと呼んでいるように思うが あえて区別をするなら小さい園芸用のものをシャベルと呼び 大きな穴を掘るという時にはスコップを使うかなあ

ラジオでは もうすっかり忘れたという話で終わってしまったので さっそく調べてみた

東日本では私のように思う人が多く 西日本では逆に呼ばれるらしいのだが JIS規格によると 肩のあるもの(足をかけられるような部分)をシャベルと呼び 肩が無いものをスコップと決めているとわかった

とはいうものの シャベル(ショベル)は英語で スコップはオランダ語というだけで 同じものをさす言葉

この区別は無理矢理とも言える


今日から 過去最高になるかもしれないほどの寒波が訪れると言われている

東京の雪は終わったが 各地ではまだまだ降り続けている

私の家の前の駐車場で あの雪の日 夜遅くになってから車を出せなくなり あきらめて帰る人を見た

昨日も 雪かきをしなければ車が出せない状態に困り果てている会社員を見た

たかが30センチの それも数年に一度くらいの雪だから 大騒ぎをしてもたかが知れているが 100センチとも200センチとも言われる積雪の中で生活をしている人は 連日の雪でどれだけ大変なことかと思わずにはいられない

それにしても こんなにも正直で素直な大寒ってあっただろうか

過ぎたるは及ばざるが如し という言葉を教えたくなってくる


雪かきで知るーこのクソジジイ~~!から雪解け水に流すまで

2018年01月23日 | 日記
我が家は駅に続く大通りから道を曲がり さらに横道に入ったところにある

本来なら自分の家の前あたりをやれば良いのだが 我が家から道に出るまでの間にある家の人は 色々な理由から雪かきはしないとわかっている

10時頃 ハス向かいの家の奥さんと私が雪かきを始めたら お向かいの奥さんが出かけるところで 今日は用事があってできないと謝るので お互い様ですからと言って送った

横長の家だった我が家が半分売ってしまったこともあって 雪の捨て場には困るようになった

他の家々も我が家と似たような間口に加えて 我が家には無い車の出入りの場所も空けるとなると 本当に置き場は僅かになってしまう


前の家の奥さんが出かけると間もなく 私たちの会話を耳にしたせいだろうか その家のご主人がスコップを持って出てきた

何よこれ と心の中では思った

できなくてもよい しなくてもよい 誰かがするし 誰もしなければそれも仕方が無い 私はそう思っている

私はできるし したいからしている

おそらくご主人は70歳は過ぎていると思うし やるならもっと早く やるつもりが無いならやらなくても良いと思っていたら 少しやっただけですぐに家に入ってしまった

まあいいやと私は家の前の道をやっつけ 一緒にやっていた奥さんは自分の家の前が綺麗になったのを見て終わりにしたけれど 私はさらに大通りに出る道もやり始めた


ふと見ると さっきのご主人がスコップを持ってまた何やらやっている

もうそこは終わっているのに何をしているのかと思ったら 誰もいなくなったのを幸いに 自分の家と隣の家の堺あたりに置いてあった雪の塊からすくって 我が家の隣の工事中の家の前にせっせと移動させているではないの

確かに今日は工事は中止で職人も居ないけれど 雪が完全に融けるまででは無いだろう

そこには車だって置くこともあるし 第一 それなら最初の段階からあなたがそこに捨てれば良かったではないか

新築中の家の前の雪だって その入口をはずすようにしながらもその敷地に捨てさせてもらっているのだ

私なんぞは 家の庭の日当たりのよい場所まで運んで捨てたくらいだ

それに言いたくないが 家の北側に道のある我が家や隣の家よりも 南側に道路がある向かいの家の雪のほうがずっと早く融ける

ひとがいなくなったのを見計らって 自分の家の分の雪を他人の家に捨てるなんて いい年をしてなんてやつなんだ

むかむかして言ってやりたくなったが やめた


考えた

まず私の家のことではない

相手には今まで もともとあまり良い感情を抱いたことが無い

あの年齢だし 言ったところでこの先何がどう変わるわけでもない

何が残るかといえば お互いにあんたは嫌いだという感情をあらわにしただけ

不毛だ

そう思って やめた

心の中では このクソジジイ~~~と言っちゃったけど

ああ神よ 私のこの小人の魂を赦したまえ


道を歩く人の中には 感謝やねぎらいの言葉をかけてくれる人もいる

そうして欲しいとかそれが嬉しいとかではなくて 自分も自然にそうした言葉が言える人になりたいなと思った

雪かきをしていたご近所の高齢の男性(どこの家の人かはわかる)と少し立ち話になり どちらの方ですかと訊かれたので そこの○○だと名乗ると いつもお世話になってと言われてしまった

私は何もしていない 本当にしていないのに

両親が生きていた頃は同じ町会だから 互いに知った顔だっただろうが(代は違うかもしれない) それでもこうしたちゃんとした人もいるのだと思って わが魂を浄化させることにした


ラジオでひとつのメールが読まれた

通勤の朝 バス通りを誰かが雪かきをしてくれている そのことをありがたいと思うようなメールだったが 番組の司会者が 誰かがやってくれていると気がつくことが大事だと言っていた

やる方は当たり前に行動し それを見た人はありがとうと思うこと

これは雪かきに限ったことではない

日々の生活の中で 家族でも職場の仲間でも友人でも見知らぬ人であっても 誰がやっても良いことを 誰の義務でも責任でもないことを 誰かがやってくれている

ありがとう どういたしまして お互い様

嫌な人のことは 雪解け水にさっと流した



久しぶりの大雪

2018年01月22日 | 日記
昼前から降り始めた雪は止むことも無いまま 関東地方を一面真っ白にした

久しぶりの出来事で 予想以上の雪に交通も麻痺をしているようだ

雪かきをしたいけれど まだ早い

すでに手袋や帽子 靴 スコップ タオルなどの準備はしてある

入院している友達の父上が重篤な状態で こんな日に友達は病院につめている


午後6時ごろ 様子を見ながら雪かきをする

久しぶりの大雪なので 雪と戯れるのも実は楽しい

明日になると道は凍るし 雪解けの水で周囲はびちゃびちゃ 上からは水がしたたり落ちるし こちらのほうがよほど厄介である

雪かきをしている時に新築中の隣人がやってきて いやいや とんでも無い雪になっちゃってとお互いに挨拶をする

さっき落としたところにもう雪が降り積もっている

雪が降っているうちは雪かきも無駄に近いので とりあえず家に上がる


病院にいる友達が今日は泊まりになるというので メールで会話をする

眠いだろうし 眠るのも心配だし ひとりでは不安だろう

主要駅では入場制限をしたり 都心でも20センチを超えてまだ降り続けている

電力不足になってきているので節電をして欲しいとのニュースも流れた

帰宅を諦めた人のせいで ホテルはすぐに予約が埋まったという

♪降っても 降っても まだ降りやまぬ~♪


22時過ぎ 雪が止んできたのでいそいそと外に出る

以前は我が家の前の道が今の倍の長さだったので ひとりでやるのは大変だったが その代わり捨て場所に困ることは無かった

今は家の門の前を除くとあまり雪の置き場が無く 他の家も玄関に加えて車の出し入れもするとなると 雪かきをしたくてもできないような状態になっている

おそらく25センチ以上は降っただろうと思うから 吹き溜まりにいたってはかなりのものになっている

とりあえず 玄関ポーチと門のところは綺麗にした

家の前の通りはひとが歩ける分の雪かきをして道を作り 明日はゴミの日なのでゴミ捨て場の雪かきもした

今日一日 帰宅が困難になって大変だったひともいるだろう

命の灯をなんとか持ちこたえようとしているひと そしてそれを見守るひともいる

今日一日 お疲れさまでした

明日の雪はどうだろうか

そして 明日の命はどうだろうか