このところ寒かったり 例の新型肺炎(WHOが「COVID-19」と命名)のこともあって お散歩から遠のいていた私
今日は二駅先まで 買い物がてら一足早い春を探しに出かけた
以前歩いていた時に あるお寺の場所を尋ねられたことがあったが 私は知らなくて教えてあげることができなかった
家に帰って調べたところ 江戸時代のごく初期からのお寺であり いつも歩いている道からわずか2分ほどの場所だったこともわかった
そこで 今日は寄り道をして行くことにした
団地の庭には水仙が咲いている
母の好きな花だ
真言宗のお寺とのこと
境内は広く 奥には古い井戸やお墓もあり 歴史を感じさせる
まだ風が少し冷たかったが 小さな春を見つけた
梅一輪 一輪ほどの暖かさ
今の時季にはまさにぴったりの有名な句であるが 作者が服部嵐雪という人だと初めて知る
種類や場所によってはすでにもうかなり咲いている梅の木もあるだろうが ここのものはどれもがもう少し もう少しとじっと待っている様子だった
でもまあ 私は満足
帰りに買い物をしながら帰宅したら もう2時近く
毎日のノルマは明日やることにする
周囲に惑わされることなく 自分のペースでぽつりぽつりと咲く その姿に感動して
われは今 勇気凛々 梅一輪(粗忽)