昨日は死んでいた私 今日は無事に復活する
いつも通りに家事と さぼったノルマをこなす
節分にふさわしい行事は一切せずに 午後は本を読んで過ごす
本を読んでいて面白いのは 頭の中に映像を見る時
自分の体験と それまでに取り込んだあらゆる情報によってしか作れないけれど 風景にしろ 人の顔にしろ 建物の造作にしても ちゃんと頭の中に舞台が見えているのが面白い
読んでいるのは文字だけのはずなのに 脳には映像が浮かんでいる
きっと 読者の数だけ違った映像があるのだろうと思うと 少し不思議な気がする