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どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

幸せな人

2017年02月03日 | 日記
新居での生活はひとまず落ち着いてきたが 購入希望品はまだまだある

というわけで 髪を切ったあとで 日用品を買いに出かけた

スリッパだの布巾だの 温度湿度計やシーツだのといったものだが ついつい楽しくて余計なものも見ていたら あっという間に3時間ほどが過ぎていた

帰って品物を整理したら もう夕方近くて なになに お昼食べてないじゃん

お腹ぺこぺこ・・・・

もう今日はこれでおしまい


さて 美容室のマスターとの話

小倉出身の彼は 昨日 大分旅行から帰ったばかり

きょうだいとその家族が集まっての宴会だという

親のお墓参りも行かずに大分空港から 迎えに来てもらった車で旅館に直行したと 笑って言う

食べ物がおいしいけれど とりわけ大分のふぐは最高だそうだ

そのうちに 話が彼の修行時代のことになり・・・ 

実家は婦人服の仕立て屋さんだったそうで ボーグといった雑誌が家にあったという

でもなんで美容師になろうと思ったのかなあ・・・

ファッションに関して興味があり こうした職人の仕事も好きだった

無給に近い住み込みで昼間は見習いとして働き 夕方からは学校で美容を学び 部屋に帰っても夜中過ぎまで練習をしたという

遊ぶお金も暇も無かった

修行が辛くてやめていく人も多かった


今でも ひとのヘアースタイルに一番最初に目がいくという

どのようにカットしたら どのように髪が流れ 動くのか なんてことを観察しながら いつでもひとの頭を見ているそうだ

仕事の夢を一番よく見ると それが嬉しいといった口調で言う

自分の仕事をこんなにも好きと言えるのは そういえば棟梁もそうだったが 実に幸せな人たちだと思う

そして幸せな人を見るのは こちらも楽しい