Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site 

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赤い玉を吐く

2010年07月14日 09時14分35秒 | 日記

源平葛が、とうとう赤い玉を吐き始めた。

これが、その写真。何とも奇妙な現象。

それでも、植物の世界ではなんてこともないのだろう。

つい、先月はこんな状態だった。
http://blog.goo.ne.jp/michika-6/e/a7a70981a4b3b4843775d9184fc6badd

たった1ヶ月程度で見違える様子。
こんな変化を空気中にさらしてよく平気なものだと思う。

変な言い方かもしれないが、
人は見た感じ、
それこそ子供でもない限り
さほど劇的な変化はしない。
見かけの変化はゆるやかだ。

だけど、その身体の中は常に動き続けている。
呼吸しては動き、食べては動き・・・
体内はなんて変化に富んでいるのだろう。
閉ざされた体内に変化を抱える私たちにとって
変化をさらす植物は、その反転。
驚異に思う。

彼らを見て、
自分の身体を自覚する。