いよいよ、沖縄修学旅行が始まりました。
きょうから3日間、「17沖縄修学旅行レポート」をお送りします。
よろしくおつきあいください。
修学旅行朝の校長あいさつ(2017年6月6日)
3年生の
みなさん、おはようございます。朝早くからご苦労さまです。
やっと修学旅行の当日がやってきました。元気に、けがのないよう、楽しく二泊三日を過ごしていきましょう。
さて、女優の新垣結衣さんは沖縄出身です。彼女は中学生まで沖縄で過ごしました。彼女の好きな言葉が「ひーじー」という言葉です。これは「大丈夫だよ」とか「平気だよ」という意味です。
沖縄の人の「おおらかさ」を表す言葉が、「ひーじー」です。今の時代、みなさんは時間に追われ、あくせくとした日常生活を送っています。
みなさんは、今日から非日常の世界で過ごします。おそらく一番「ひーじー」を感じるのは、民泊の時だと思います。沖縄修学旅行で、ぜひ「ひーじー」の文化を体感してください。
それが私からみなさんに期待することです。
次に、二点目はお願いです。沖縄を好きになって帰ってくださいということです。
じつは21年前、私が学年主任をしていた箕面二中の3年生で、箕面市の中学校では初めて沖縄へ修学旅行に行きました。今年で21年目になります。
箕面市ではなぜ、20年以上も続いたのか。それは、たぶん沖縄は「また、行きたい」と思える島だからだと思います。だから、三中のみなさんも、沖縄の「リピーター」になることを目標にしてください。これは沖縄の光の部分です。
しかし、光があるということは、影もあるということです。沖縄は国内で唯一地上戦が行われ何万人もの尊い命が失われた島であり、いまも深刻な基地問題を抱えています。
沖縄戦の過去の部分と基地問題という現在の部分も、大切な要点だけで結構ですから、学んでください。そして光と影を知ったうえで、沖縄を好きになってください。
みなさんの人生で思い出に残る修学旅行になることを願っています。
時間どおり、集合。
実行委員の生徒が指揮をとり、生徒を並ばせてくれました。
集合場所は風が通り、爽やかです。
実行委員あいさつ、健康チェック、添乗員・写真屋さんの紹介とつづき、飛行機のチケットを配りました。