【20歳】
ダンスの先生に、
「赤ちゃんの頃、股関節脱臼って言われたことないかどうか、
お母さんに聞いてごらんなさい」
と言われたのが初めて。
今、思えばさすがはプロのダンサーの眼力だな。
母には、
「検診でそんなこと言われたこと一度もない。
あんたはただ身体が硬いだけよ」
と軽くいなされる。
【29歳】
産後1年たった頃から、初めて股関節に違和感を感じる。
ごくたまに、痛む。
パソコン通信で知り合った友人(整形外科医)に診てもらい、
「先天性の臼蓋形成不全」だと診断される。
赤ん坊を抱いたりするせいと、
産後に体重が増えたせいで、
初めて自覚症状が出たのだということ。
まずは無理をするな程度の助言で終わる。
母は、
「そんなの全然聞いてない!」
と憮然とする。
【35歳】
息子の就学を前に、部屋のリフォーム。
その時に、家具をあちこち動かしたせいで、
かなり強い痛みが股関節にある。
(左右どっちの脚なのか、両脚なのか、まるで記憶にない)
跛行するほどの痛みが1ヶ月ほど続く。
この時、初めてT医大の整形外科を受診。
(2人の子供もここで産んだ)
「もう少しお子さんが大きくなって手が離れたら、
自分の骨が使えるうちに、手術した方がいいですね」
(つまり回転骨切り術をするということ)
という診断。
息子7歳、娘4歳だった。
「手術しないとどうなりますか」
と聞くと、
「本人が痛くてガマンできなくなります」
と言われる。
しかし当時は、
そんなに痛い状態というのが想像もできなくて、
手術するより、痛いのをガマンしている方がマシ
・・・と思っていた。
余談だがこの翌々年、マイミクののんちゃんが、
小さいお子さんを預けて回転骨切りに踏み切った。
いずれ自分もすることになるのだろうかと、
常に頭の中で考えるようになった。
↑
のんちゃんは2週間寝たきりだったのに、
私は術後すぐに車椅子の練習が始まった夢。
この夢の内容を考えると、なんとなく予知夢???
という感じがしてくる。
【37歳】
股関節に問題があることなどすっかり忘れるほど無症状。
書店に勤め始める。
これで腰と頸を悪くすることになる。
それから10年弱は、
無理をしたり、冷えたりすると痛みが出るが、
休めば治まる、という状態が続く。
ほぼ毎日1時間はウォーキングもしていた。
【46歳】
出身中学の同期会幹事になる。
5年に1度の大同期会があり、
ハイヒールで、立食形式のパーティーに参加。
これがきっかけとなったのか、
この日以降、痛みがひどくなりまともに歩けなくなる。
近所の整形外科医院を受診。
痛み止めの飲み薬と、貼り薬、
それから杖を使用することになる。
手術のために仕事ができなくなると、
経済的な不安が大きかったし、
(今もそれは同じだけど、痛みが不安に勝ちました)
子供たちも、かなり成長していたにも関わらず、
何ヶ月も目を離していられる状況ではなかった。
杖を使い始めてから、
数ヶ月の間は、ひどい痛みが治まることもあるようになった。
【47歳】~【48歳】
ミュージカルワークショップ優と出会う。
痛み止めを使いながら、
時には夜中に呻きながら、
舞台で踊ったりした。
みんなと同じ振り付けができずに一人だけ変えてもらうこともあった。
本人はとても満足な生活だったのだが、
これで脚が悪化してしまったらしい。
痛み止めを飲んでも、痛みがなくなることはもうない。
【49歳】
仕事中、立っていることもできなくなり、
常時、椅子を使用する。
4月。
通っていた整形外科医院で、
「いつ手術してもいいよ」
という診断。
この時は、まだ手術する決心つかず。
わずか1ヶ月後の5月。
自由に動いて芝居できるようになりたいと思い、
ついに手術を決意。
息子も、娘も、もう大丈夫だろうと踏んだ。
以上が、今回の入院に至るまでの股関節症歴でした。
決心するのが遅かったかもしれないけど、
でも、家庭の事情でどうしようもなかった。
この後、アジカタ先生(仮名)からの説明がありました。
ダンスの先生に、
「赤ちゃんの頃、股関節脱臼って言われたことないかどうか、
お母さんに聞いてごらんなさい」
と言われたのが初めて。
今、思えばさすがはプロのダンサーの眼力だな。
母には、
「検診でそんなこと言われたこと一度もない。
あんたはただ身体が硬いだけよ」
と軽くいなされる。
【29歳】
産後1年たった頃から、初めて股関節に違和感を感じる。
ごくたまに、痛む。
パソコン通信で知り合った友人(整形外科医)に診てもらい、
「先天性の臼蓋形成不全」だと診断される。
赤ん坊を抱いたりするせいと、
産後に体重が増えたせいで、
初めて自覚症状が出たのだということ。
まずは無理をするな程度の助言で終わる。
母は、
「そんなの全然聞いてない!」
と憮然とする。
【35歳】
息子の就学を前に、部屋のリフォーム。
その時に、家具をあちこち動かしたせいで、
かなり強い痛みが股関節にある。
(左右どっちの脚なのか、両脚なのか、まるで記憶にない)
跛行するほどの痛みが1ヶ月ほど続く。
この時、初めてT医大の整形外科を受診。
(2人の子供もここで産んだ)
「もう少しお子さんが大きくなって手が離れたら、
自分の骨が使えるうちに、手術した方がいいですね」
(つまり回転骨切り術をするということ)
という診断。
息子7歳、娘4歳だった。
「手術しないとどうなりますか」
と聞くと、
「本人が痛くてガマンできなくなります」
と言われる。
しかし当時は、
そんなに痛い状態というのが想像もできなくて、
手術するより、痛いのをガマンしている方がマシ
・・・と思っていた。
余談だがこの翌々年、マイミクののんちゃんが、
小さいお子さんを預けて回転骨切りに踏み切った。
いずれ自分もすることになるのだろうかと、
常に頭の中で考えるようになった。
↑
のんちゃんは2週間寝たきりだったのに、
私は術後すぐに車椅子の練習が始まった夢。
この夢の内容を考えると、なんとなく予知夢???
という感じがしてくる。
【37歳】
股関節に問題があることなどすっかり忘れるほど無症状。
書店に勤め始める。
これで腰と頸を悪くすることになる。
それから10年弱は、
無理をしたり、冷えたりすると痛みが出るが、
休めば治まる、という状態が続く。
ほぼ毎日1時間はウォーキングもしていた。
【46歳】
出身中学の同期会幹事になる。
5年に1度の大同期会があり、
ハイヒールで、立食形式のパーティーに参加。
これがきっかけとなったのか、
この日以降、痛みがひどくなりまともに歩けなくなる。
近所の整形外科医院を受診。
痛み止めの飲み薬と、貼り薬、
それから杖を使用することになる。
手術のために仕事ができなくなると、
経済的な不安が大きかったし、
(今もそれは同じだけど、痛みが不安に勝ちました)
子供たちも、かなり成長していたにも関わらず、
何ヶ月も目を離していられる状況ではなかった。
杖を使い始めてから、
数ヶ月の間は、ひどい痛みが治まることもあるようになった。
【47歳】~【48歳】
ミュージカルワークショップ優と出会う。
痛み止めを使いながら、
時には夜中に呻きながら、
舞台で踊ったりした。
みんなと同じ振り付けができずに一人だけ変えてもらうこともあった。
本人はとても満足な生活だったのだが、
これで脚が悪化してしまったらしい。
痛み止めを飲んでも、痛みがなくなることはもうない。
【49歳】
仕事中、立っていることもできなくなり、
常時、椅子を使用する。
4月。
通っていた整形外科医院で、
「いつ手術してもいいよ」
という診断。
この時は、まだ手術する決心つかず。
わずか1ヶ月後の5月。
自由に動いて芝居できるようになりたいと思い、
ついに手術を決意。
息子も、娘も、もう大丈夫だろうと踏んだ。
以上が、今回の入院に至るまでの股関節症歴でした。
決心するのが遅かったかもしれないけど、
でも、家庭の事情でどうしようもなかった。
この後、アジカタ先生(仮名)からの説明がありました。
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