待ちに待ったこの日。
劇場やライブハウスでお会いしても、
なんだか、ちょっと幸福の種類が違う。
約3ヶ月ぶりの、光枝さんの演技講座。
台詞は完璧だ!
一緒に参加する娘が、一度も協力してくれなかったのに、
なんとか一人でがんばって覚えた。
二人で協力すれば、ずっとよく入るのに~~!
教材は、2月の特別講座の時と同じ作品の、
別の場面です。
Y少年と、5人の仲間が初めて出会うシーン。
呼吸法、発声の後、まずは台詞テスト。
一人ずつ、全部通して言ってみる。
覚えているか、覚えていないか。
覚えているチームと、覚えていないチームに分かれるという、
なかなかシビアなテスト。
これには光枝さんも賛成したという。
覚えたチームは、
KAYOさん、YORIさん、たどぅ、カズ兄、娘、そして私。
この6人で、希望の役を2つずつあげて、
それから、歌の練習。
覚えてないチームは、
(大意は合っているチームです)
協力して覚えて、希望の役をひとつ選んで稽古。
私は、DとMを希望していたが、
希望者が多いので、Dを譲ってPにした。
Pだと歌のキーがつらいんだけど。
お昼休憩の後、光枝明彦さん登場。
ああ、涙が出るほど心が震える。
まぶしくて見えないよ。
各グループ、1回ずつやってみて、
最終的に、光枝さんがキャスティングした。
歌ありチーム
Y:YORI
P:私
D:KAYO
G:たどぅ
M:娘
H:カズ兄
大意は合ってるチーム
Y:Yちん
P:Tちゃん
D:けいちゃん
M:たどぅ
G:Jくん&カズ兄
H:Jくん&カズ兄
うわ~~~~~、Pにキャスティングされちゃった。
嬉しいような、困ったような。
確かに、最も目をこらして見、耳をすませて聴いていたのは、
Pのパートなのでありますが。
既存の舞台のビデオにこだわるなと言われても、
なかなか、どうして、消し去れるものではありません。
最初は、オクターブ上のキーで歌いました。
なんとか歌える。
歌えないことはない。
しかし光枝さん、
「KEN(♀)さん、下のキーで歌える?」とおっしゃる。
やってみる。
できないことはないが、どうしてもキツイのがここ!
「・・・・ったって♪」
「・・・・から♪」
「・・・・ではねぇ♪」
出ねぇ、低い。
そこだけ、スッとオクターブ上にいってもいいから、
全体的には、下で歌ってくれとのご指導。
その方が、迫力があるからだって。
わかりました、やりましょう!
くりかえすうちに、光枝さんが乗ってきてくれて、
どんどん新しい演出アイディアが浮かぶようで、
細かい気持ちの動きや、ステージングをしてくださる。
結果的に、例のビデオが頭から離れない数名で、
全然、違ったものができあがった。
男性が参加していると違うねぇ。
Hだけは、どうしても男性がやった方がいいし。
別チームの指導をしている時に、
乗りに乗った光枝さんが、
思わず、Pの台詞を言ってくれたりすると、
私は、もう喜びのあまり・・・悶絶でござんす♪
逆に、一度も舞台を観たことがないというJくんの、
先入観のない、自由な芝居に、
光枝さんは笑って、椅子からころげ落ちた。
たっぷり汗をかいて、たっぷり疲れて、特別講座終了。
飲み会に突入するのかと思いきや、
第5回発表会のための実行委員会があるとかで、
光枝さんは、実行委員とともに去って行ってしまった。
私があまりにもなさけない顔をしていたのだろう。
あちらから握手してくれて、
「P、よかったよ!」と言ってくれた。
自分でもよかったと思いました~。
↑
これも薬の副作用による勘違いかしら?
娘のM役も、(身長もちょうどいいし)悪くなかった。
寂しいね~、寂しいよ~と言いながら、
けいちゃんと、音響をやってくれていたパッツィーと、
娘と4人で、食事してから帰宅。
娘だけは、私たちが寂しがっているのを、
横目で見て、せせら笑っていた。
今日の光枝語録。
「何もやらないよりは、やり過ぎる方がいい」