公休日。
朝早く、母から電話がある。
以下が、母の意見。
どうも、ここ数ヶ月の私の言動が、
異常にトーンが高くて変だ変だと思っていたが、
やっと思い当たった。
抗うつ剤の副作用だと思う。
本人は気分が楽で幸福なので何も気づかないが、
周囲の人間から見ると、
とにかく異常に浮かれていて、ドン引きするとのこと。
いつぞや喫茶店で怒ったのも、
私の言動が、あまりにも異常だったから。
息子がリストカットしたり、
遺書めいた書き置きを残して家出をしたり、
そういう大変な時期を、薬で乗り越えたのはいいが、
もうそろそろ、薬をやめる方向へ努力した方がいいのではないか。
・・・ということだった。
言われてみれば、思い当たる。
最近やたらに、いろんな人に言われる。
「KEN(♀)さん、うるさい」
「KEN(♀)さん、少し落ち着いてください」
夫は何も言わない。
夫は、私が幸福そうにしていれば家庭が平和だから、
その異常さに気づかないか、
あるいは、私の本性だと思い、あきらめているのだろう。
もちろん私は、自分が異常にハイトーンだなどと、
まったく気づいていなかった。
ただの片思いの掻痒感で浮かれているだけだと思っていた。
「そのままだと光枝さんにいつか嫌われるわよ」
その一言が響いた。
嫌だ。
絶対に光枝さんにだけは嫌われたくない。
現在、自覚している作用及び副作用は、
「落ち込みが長続きしない」
「泣けない」=「何を見ても悲しくない」
「大腸の働き不備」=別方面にも二次災害が広がる恐れあり。
「性欲減退」=支障なし!
自分で一番、ヤだなと思っていることは泣けないこと。
これは、必要がなくなったらやめた方がいい。
抗うつ剤を飲んでいても、
落ち込むことは、間々あるのだけれど、
自殺願望さえ消えていたら、
あとは、落ち込む時には落ち込んで、
痛い思いもちゃんと感じるべきなのかもしれない。
(先日、母にいきなり怒られた時には、
本当に生きていく力がなくなりましたけど。
それが抗うつ剤のせいだったとしたら皮肉な話だ)
痛みを感じなくなるということは危険なことだもんね。
息子も、バカはバカなりに落ち着いて来て、
自殺未遂の心配も、もうなさそうだ。
私は私で、ハレの日を充分満喫している。
夫と娘は、私をいつでも助けてくれる。
薬、やめるように持っていきたいと、
次回、先生に話してみよう。
お願い、みんな。
「がんばれ」とは言わないでくださいね。
意外な意見に、目からうろこが落ちたようだった。
そんな状態で光枝さんに手紙を書いていたわけだ。
恐ろし、恐ろし。
ゆうべの余韻で、ぼんやりしている。
仕事がかったるい。
股関節の痛み止めが切れたので、
帰りに整形に寄って、薬をもらっている時に。
さる圧倒的権力者から暗い声の電話あり。
何か悪いことでもあったのかと緊張していたら・・・
最後通告。
私のブログから、某関係に関する記事を、
即刻すべて削除せよとのご命令。
落ち込む~~~~~。
でもしかたがない。
訥々と説得され、こちらも譲れない部分は譲れないと主張し、
最低限、できる範囲の削除を行った。
私は、人を信用し過ぎるのだそうだ。
人の悪意に触れたことはないのかと聞かれた。
たぶんある。
ないことはない。
なんの理由もなく、悪意をぶつけられたこともある。
でも自分が誰に恥じることもなく行動していれば、
なんにも怖くないんだよ。
悪意には、気づかないふりをすればいい。
落ち込むかもしれないけれど、
自分に後ろ暗いことがなければ、落ち込みも続かない。
天知る、地知る、我知る。
自分の身に起きたこと、
自分が見て感じたこと、
自分がしみじみ考えていること、
ブログに書いて悪いとは思わないし、
どこかで知らない誰かが読んでいても、怖くない。
第一、誰も私のブログなんかに、
そこまで興味持たないよ!
不特定多数の人間が読むって?
そんなに読んでる人いないって。
せいぜい、私の知人100人前後だよ。
悪意ある掲示板でネタにされた経験もあったけれど、
悪いことをしていなければ、平気。
何か失敗したことがわかれば、あやまって訂正する。
誹謗中傷しているわけでなし。
とにかく、圧力に屈したわけではなく、
さる方面の方の言い分をもっともだと納得したので、
削除すべき点は、削除しました。
こういうことをされて嬉しがる人物に関しては、
(誰とは言わないけれど)
どんどんネタにしていいそうです。
ああ、なんだかめんどくさいなぁ。
不自由だったらありゃしない。