ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

KM党の候補者と区議選挙について

2007-04-22 23:55:35 | ひとりごと

今日は区議会選挙の投票日です。
選挙戦も千秋楽、とは言わないな。
最終日となった昨日、
夫は最後の、選挙運動のまっただなかを帰って来ました。

さて、KM党の候補者さんです。
こちらの関係者、けっこう多いです。
子供たちのPTA関係の知り合いとか、
ご近所の知り合いとか、
遠方の夫の親戚とか。

今回の選挙に関して、
同じ一人の候補者のことを何人に頼まれたかわかりません。
電話もかかって来たし、
4~5人は、わざわざ直接自宅を訪ねて来たし、
候補者ご本人を伴って来た人までいました。

うちには有権者が2人います。

あまりにも、何度もくりかえし同じ人のことを頼まれると、
逆に、他にご縁があるけれど、
何も言って来なかった人に投票しようかな、などと、
あまのじゃくな考えも浮かびますが、
一応、その努力を汲んで、
毎回、その方に入れるようにはしていました。

議員をしていた祖父の選挙運動を手伝った経験のある母は、
「ああいう人たちがどんなに必死かわからないでしょう!」
と本気になって怒るので、
その、一所懸命な気持ちを応援しようという気にはなるのです。

なっていたのです。

しかし。

帰り道、夫はその、
KM党の候補者の選挙事務所の前を通ったのですが、
その時、選挙事務所から、応援の一団が出てきて、
歩いている夫の前を横切って、ぶつかったのだそうです。
夫は、躓いてころびましたが、
まさに選挙前日で、興奮も最高潮に達していた集団は、
夫を振り向きもせず、
そばを通った候補者本人もあやまることすらせず、
おそろいのウィンドブレーカーで、わいわい移動して行ったそうです。
ちょっとしたトランス状態だったそうで。

あはは、かわいいよね、おそろい。
よく高校生や大学生が作るよね、おそろい。
楽しいよね、一体感も味わえるしさ。
ははは~。

数分後に知ったのですが、
テレビによく出ている人気のある某女優が、
応援演説に来ていたのですね。
彼女を担ぎあげることに、事務所のスタッフも、候補者も必死で、
自分たちが、
有権者の通行の妨げになって、ころばせて、
あやまりもしなかったことは、どうでもよかった
ようなのです。

「あちこちから頼まれてて悪いけど、
 俺は、あの人に入れるのやめるよ。
 自分たちのことしか目に入ってないんだもん」

そう帰って来た夫は言いました。

そりゃそうだわ。
入れなくていいわ。
私も、他に頼まれている候補者が2人いる。
全部で3人の候補者を、「お願いします」と、
あちこちから言われていたけど、
一番熱心だったKM党
自分たちのことしか目に入らないゆえの熱心さだったのか。

私も入れるのやめました。

今度、頼まれたらどうしようかね。
「うちの票はないものと思って」と正直に言うか、
「わかったわ、まかせて」と大人にふるまうかは・・・・
自由だ~~~っ!!!

選挙 is freedom ♪

あきれているので、私もちょっと変です。

思い当たることはないでしょうか、KM党支持者の皆さん。
ちょっとでいいから考えてみてください。
お祭り騒ぎで、本質を忘れないで。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする