ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

4月15日(日) 光枝明彦さんのコンサート

2007-04-16 19:50:31 | ミュージカル

『 梨元勝 & 光枝明彦 & 梨元麻里奈 IN 那須 』
 ~ ミニコンサート那須高原
      おしゃべりとミュージカル気分で午後のひとときを ~

会場となったギャラリーバーンです。
長くなるけど全部書かせてください。

今回の那須行きは、けいちゃんがいなかったら実現しなかった。
地元から、ワークショップに参加しているパワフルなお友達。
最も安い交通費で、
けいちゃん宅の最寄り駅まで行く方法を教えてくれて、
そこから、ご主人の大きな車に乗せて行ってくださったの!
ご主人も、お嬢さんのR子ちゃんも、皆さんミュージカルファン。
R子ちゃんも、ワークショップで何度かご一緒している。
私一人じゃ、那須までたどり着いても、
会場までどう行っていいのか、全然わからなかった。
けいちゃん、旦那様、本当にありがとうございました。
R子ちゃん、新宿まで一緒に帰って来られて心強かった!

さて、一人旅です。(大袈裟)
日本だもの、人に聞けばなんとかなる。
どうにか、目的の電車に乗り込めたのが10時40分頃。
外の景色を楽しみながら、MP3で光枝さんの歌声を聴く。

11時40分頃、目的の駅に到着。
けいちゃんご一家が迎えに来てくれていて、
旦那様の運転で、那須高原へ向かう。
車中では、すでにミュージカルソングのCDがかかっているので、
MP3の必要なし。
歌いながら、わくわくるんるん気分。

お昼を食べたり、お茶を飲んだりしながら、
目的地、ギャラリーバーンに到着。

ここで、凄い事実が判明したのだけど、それは内緒ね。
でも私は、2月の特別講座の時から、そんな気がしてたんだ。
(はっきり書かないのに、思わせぶりでごめん)

ところが、今日は大変残念なことがあったのだ。
梨元さんの愛娘、妖精のようにきれいでかわいいまりなちゃんが、
気管支の炎症の数値が通常の4倍、
絶対安静、点滴状態で、
出演できなくなってしまっていたのです。
ご本人、ものすごく責任を感じていらして、
かわいそうなほどご自分を責めていらしたけれど、
人生いろいろだよ~。
半世紀近く生きてきてこそ言えることだけれど。
また元気になったら、素敵な歌声を聴かせてほしい。

急遽の代役で地元のホテルで歌っていらっしゃる女性歌手が、
光枝さんと一緒に、
「ビー・アワ・ゲスト」、
「オペラ座の怪人」、
「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」
を歌ってくださった。
光枝さんルミエール、ファントム、ラウル、
みんな素敵で、せつなくなるほど。
ああああ、嬉しいよ~。
歌声を聴けるのは、「タイタニック」以来だもの。

その後、そのゲストの歌が2曲入り、
梨元さんの、ここだけの話トークが炸裂し、
まりなちゃんのために、一所懸命だったように見え、
 お父様の愛情を感じました)
さらには、梨元さんの歌まで聴くことができました。
今度は、まりなちゃんとのデュエットも聴きたいね。

それから光枝さん
「生きているってすばらしい」

「この歌、知ってる人~!」とおっしゃるので、
思わず元気よく、はーいと手を挙げたら、
他の人、誰もあげないの。
みんな知ってるでしょう、だまされませんよ。

しまった、また光枝さんの前で我の強さを出してしまった。
でも光枝さんは、
こういえば、私が真っ先に手を挙げるだろうぐらいのことは、
あらかじめ予測していらしたに違いない。
ああ、おとなしくしようと思っていたのにね。

「じゃ、前へ出て来て一緒に歌って」とおっしゃるので、
50%は、夢のようなお話なのだけど、
50%は、びびりまくっていて、
けいちゃんや、R子ちゃんもひっぱって一緒に出ました。
あんたらみんな歌えるじゃん!

ズンズンズンズズン・・・のパートを3人で歌い、
さらに、光枝さんわらしパートを歌っていたので、
私はペドロパートを歌ってしまいました。

光枝さんと一緒に歌う。
これはかなりの悲願ではあったのですが、
こんな急な話ではなくて、もっとじっくり稽古を積んだ後であってほしかった。
隣で、歌っている光枝さんに見とれてばかりいたし。

最後に、「ともだちはいいもんだ」
これも会場みんなで歌いました。
私は、この前習ったばかりの下のパートを歌ってました。
光枝さんにマイクを向けられて、嬉しいやら居心地悪いやら。

本当は、もっともっと歌を聴きたかった。
姿を見ていても素敵。
目を閉じて、声を聴いていても素敵。
なんで、あんなに素敵なんだろう。
そして、なんであんなに高潔なお人柄なんだろう。
地上に降りた天使よね。
Angel of Musicだよね。

もう帰りたくない。
明日、仕事行きたくない。
このまま死んでしまいたい。

わすれじの ゆくすゑまでは かたければ 
けふをかぎりの いのちともがな
(ちょっと違うか?)

帰り道は豪雨。
けいちゃんの旦那様が、また駅まで送ってくださって、
東京へ帰るR子ちゃんと一緒に、そこでお別れ。

けいちゃんご夫妻、ありがとうございました。
本当に、今日はしあわせでした。

まりなちゃん、知らせてくれてありがとうございました。
愛しているよ、早く元気になってね。

光枝さんの歌声を、生で聴くことのできる時代に、
生まれて来られたしあわせに感謝。

スタッフの皆様、ありがとうございました。

我が人生に悔いなしっ!

コメント (9)
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