今日は区議会選挙の投票日です。
選挙戦も千秋楽、とは言わないな。
最終日となった昨日、
夫は最後の、選挙運動のまっただなかを帰って来ました。
さて、KM党の候補者さんです。
こちらの関係者、けっこう多いです。
子供たちのPTA関係の知り合いとか、
ご近所の知り合いとか、
遠方の夫の親戚とか。
今回の選挙に関して、
同じ一人の候補者のことを何人に頼まれたかわかりません。
電話もかかって来たし、
4~5人は、わざわざ直接自宅を訪ねて来たし、
候補者ご本人を伴って来た人までいました。
うちには有権者が2人います。
あまりにも、何度もくりかえし同じ人のことを頼まれると、
逆に、他にご縁があるけれど、
何も言って来なかった人に投票しようかな、などと、
あまのじゃくな考えも浮かびますが、
一応、その努力を汲んで、
毎回、その方に入れるようにはしていました。
議員をしていた祖父の選挙運動を手伝った経験のある母は、
「ああいう人たちがどんなに必死かわからないでしょう!」
と本気になって怒るので、
その、一所懸命な気持ちを応援しようという気にはなるのです。
なっていたのです。
しかし。
帰り道、夫はその、
KM党の候補者の選挙事務所の前を通ったのですが、
その時、選挙事務所から、応援の一団が出てきて、
歩いている夫の前を横切って、ぶつかったのだそうです。
夫は、躓いてころびましたが、
まさに選挙前日で、興奮も最高潮に達していた集団は、
夫を振り向きもせず、
そばを通った候補者本人もあやまることすらせず、
おそろいのウィンドブレーカーで、わいわい移動して行ったそうです。
ちょっとしたトランス状態だったそうで。
あはは、かわいいよね、おそろい。
よく高校生や大学生が作るよね、おそろい。
楽しいよね、一体感も味わえるしさ。
ははは~。
数分後に知ったのですが、
テレビによく出ている人気のある某女優が、
応援演説に来ていたのですね。
彼女を担ぎあげることに、事務所のスタッフも、候補者も必死で、
自分たちが、
有権者の通行の妨げになって、ころばせて、
あやまりもしなかったことは、どうでもよかったようなのです。
「あちこちから頼まれてて悪いけど、
俺は、あの人に入れるのやめるよ。
自分たちのことしか目に入ってないんだもん」
そう帰って来た夫は言いました。
そりゃそうだわ。
入れなくていいわ。
私も、他に頼まれている候補者が2人いる。
全部で3人の候補者を、「お願いします」と、
あちこちから言われていたけど、
一番熱心だったKM党、
自分たちのことしか目に入らないゆえの熱心さだったのか。
私も入れるのやめました。
今度、頼まれたらどうしようかね。
「うちの票はないものと思って」と正直に言うか、
「わかったわ、まかせて」と大人にふるまうかは・・・・
自由だ~~~っ!!!
選挙 is freedom ♪
あきれているので、私もちょっと変です。
思い当たることはないでしょうか、KM党支持者の皆さん。
ちょっとでいいから考えてみてください。
お祭り騒ぎで、本質を忘れないで。
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トランス状態、ってなるほどそうなのかも。
あの政党の支持者全体の熱心さがそもそもそんな感じですよね。
…というわけで、多分思い当たるとか自分自身のことだとは考えもしないだろうな、に1票です。
ところで私のところでは、今回市会議員選挙の投票がなくなりました。定員数ぴったりしか立候補なかったので。こんなんでいいのかなあ?
だったのですね。さぞやいろいろあったことでしょう。
こちら「田舎」には、「良識」というものは
無いんだ~という結果に終わり、
これでいいのか?
という朝を迎えています。
たずねて来られます。
そして選挙が終わると、投票したしないにかかわらず、
毎度毎度お礼のご挨拶に来られます。
選挙運動中って必死なあまり、特異な精神状態
になるんでしょうね。
うちの母も、投票に行かないなんて許さないよ!と常々言ってます。
個人的には宣伝カーで一方的に騒音撒き散らす候補者には
投票する気になれないです。向こうも事情はあるにせよ。
びっくりですよ。
連帯意識が強固なのはいいけど、
周囲に目を配れない人が議員になっていいものでしょうかね。
ゆりゆりさんのところは、願書を出せば入れる学校みたいなものか。
それも、おもしろくないかも。
> けいちゃん
うん、本当にいろいろあったらしい。
私が生まれる時には、
母は重症の妊娠中毒症で、
「母子ともに危ない」と言われていたけれど、
ちょうど選挙中だった祖母は、
「あなたが死んでも、赤ん坊が死んでも、
私は行かねばならない!」
と行って、四国(祖父の選挙区)に出かけたそうです。
大変なのはわかるんだけどさぁぁぁぁ。
> うめちゃん
私も大人になって、大人の対応をしていたんだけど、
こういうことがあると、
ああ、口先だけなのかなと思ってしまうね。
美人姉妹3人で、
「父を男にしてやってくださ~い」
と叫んでいたという話を聞きました。
私の好きなMさんは、おじいちゃんに似ているかもしれんです。
そんなピリピリした人たちに応援されてる議員なんて、投票する気にもならないです。
私も過去に何度もKMがらみの友人でもない同級生から電話攻めにあいましたが、入れるといって、一度も入れたことないです(w
自分の票くらい自分で決めるわっ!と言い返したくなる気持ちをぐっとこらえ、「毎回連絡ご苦労様、でも他の友人からも連絡をいただいてるので、わざわざ連絡をくれなくても大丈夫よ」と言って、その場をやり過ごします。
そのKM党の人に限らずなんですが、10年位前、私の地元でも長年区議会議員を務めていたママさん議員がいたんですが、その方は自転車で後援会の方々と挨拶回りしていたそうで、通りがかった人にぶつかって、ぶつかられた人が倒れてしまったにも関わらず、気づかずにそのまま走り去っていったそうです。
それが原因ではないでしょうけど、そのママさん議員は落選。
それ以後、一度立候補したものの、次の区議会選には出馬せず、そのまま引退と相成りました。
そういう現場を有権者に見られること自体、
周囲の大人が制するべきなんじゃないのかな。
でも、
「えっ、この人もそうだったの!」
「えっ、あの人も?」
と、次から次へと実は・・・という人が出てくるので、
怖くて、なかなか本当のこと言えないです。
私は、人智を超えた存在や自然に対する畏敬の念を持っていますが、
宗教は大嫌いなのです。
自分の信じる人を信じたいし、
人に何かを強制する人は嫌いだよ。