すごく眠かった。
昼休憩でも、30分ほど昼寝。
4時にあがって、
新国立劇場へ「モダン・ミリー」を観に行く。
青山明先生が出演していらっしゃるのだ。
大失敗。
オペラグラスを忘れた。
よく見える劇場ではあるが、やはり私はかぶりつきが好き。
やはり、座席を選べないという点だけが、
四季以外の劇場の厳しい所だな。
開場から開演まで、眠っていた。
開演と同時に、ハッと目が覚めたが、
観たい、観たい、観たいという思いと裏腹に、
気がつくと、頭がうしろにカクッ! 前にカクッ!
舟をこいでいる。
マチネではよくあることだが、
ソワレで、こんなふうになるのは初めてのことだ。
何かの薬の影響だろうか。
これは大発見なのだが、
「よし、寝るぞ」と決意して寝ている時は、
頭がカクンとならずに眠れる。
それはベローチェで立証済み。
寝たくない、寝たくないと思っている時に限り、
カックン、コックンと頭が揺れるのだ。
青山先生が出て来ると、目がしゃきっと覚める。
素晴らしい歌声も聴けたし、
コミカルな演技も楽しめた。
青山先生が中国語で台詞をしゃべると、
オペラのように、舞台の上に字幕が出るのがおもしろい。
休憩が入ると少しシャッキリする。
2幕に入ると、ちゃんと目が覚めて、
全部楽しむことができたし、
小さなどんでん返しが、あちこちに仕掛けられていて、
楽しかった。
私、こういうの好き。
これから観る人がいるだろうから、書かないけど。
楽屋をお訪ねして、お酒を差し入れる。
「娘さんによろしくね~」と言ってくださった。
青山先生は、いつでもどこでも、
楽しそうに、ご自分の長所を最大限に生かして、
素晴らしいお仕事をしていらっしゃる。
こうありたいな!
紫吹淳さんは「タイタニック」の時よりずっとよかったな。