夫は今日も5時半起きで休日出勤。
お願いだから過労死しないでね。
息子はバイト。
娘は部活。
今日は私一人で、ミュージカルワークショップの、
演技の講座を受けに行く。
今日の講師は、初めてお会いする方。
(舞台での姿は拝見したことがあります)
K先生です。
K先生、入って来ていきなり、
私の大好きな某ミュージカルソングを熱唱してくださった。
こんなに惜しげもなく歌ってくださる講師の方って、
他にはR先生ぐらいだなぁ。
キャラクター的には、青山先生をもっと濃くした感じ。
濃い。
とても濃い。
光枝さんとは対極にある感じ。
まったくの初見の台本の一部を使って、
粒だて方、折れの方法、基本に忠実に指導してくださった。
やはり先生によって、いろいろ教え方も違うから、
おもしろいなぁ。
私の持っている「強い自我」を、
Kさんなら、長所として伸ばしてくれるだろうと、
ある方がおっしゃった。
光枝さんの時には、自我を抑えることを学び、
Kさんの時には、自我を光らせることを学べばいいのだ。
うん、おもしろくなってきたぞ、どんどん。
ちょっと花見した後、寒いので飲み会に突入。
共通の友人を持つ、たどぅちゃんともいろいろ話ができた。
たどぅちゃんは、自分から変わろうとして、
行動を起こしているところが、とても立派だと思う。
夫、5時半起きで休日出勤。
死ぬな。
私も、お休みの日だが、
とても忙しいから来てくれとネーチャンに言われ、
お昼まで手伝う。
母と喫茶店で待ち合わせ、お昼をおごってもらう。
それから、タケノコごはんとシチューももらった。
ありがたやありがたや。
もれなく怒られましたけど。
帰宅後、入浴。
夕方、カズ兄&K子さんご夫妻の出演するミュージカルを観に行く。
劇団ムジカフォンテの公演「RATS」です。
なんか、ありそうなタイトルですよね。
でも、開演時間、30分間違えてた!
自分では開場と同時に入ったつもりだったのに、
実は、開演直前だったのだ。
危ない、危ない。
出演者は全員ネズミなのだが、
老若男女、あらゆる年代のネズミがいて、
歌ったり、踊ったりしている。
花を添えてらっしゃるコーラス隊の方たちも、
恥ずかしそうな笑顔がご愛嬌。
カズ兄の神父さんと、K子さんのシスターは、
息もぴったりで、夫婦漫才みたい。
小さい子供たちも、若い人たちも、年配の人たちも、
みんなすごく輝いて、歌ったり踊ったりしていた。
カズ兄ご夫妻の他に印象に残ったのは、
プリッツという不良ネズミを演じた、
少年のような、新芽の出かかった小枝のような、
とてもきれいな少女。
意志を感じさせる目を持っていて、将来が楽しみ。
あと、裸の大将みたいな、大将という名のネズミさんも素敵だった。
彼が雲に乗って、天上へ昇ると思っていたんだけど。
さて、K子さんという方は不思議な方。
少なくとも私にとっては。
初めてお会いした瞬間から、
「私、この人、好きっ!!!」と思った。
なんでだかよくわからない。
会った途端に抱きついちゃいたい気分になった。
もしや、前世で何か因縁のあった方なのかも。
もしかして、私のママだったんじゃぁ・・・。
その後、2~3度お会いする機会があったが、
「やっぱり、この人好きっ!!!」
と思う。
どんな方なのか、それほどよく知っているわけではないのに、
とても、心がきれいな方だというのが、
その笑顔と、やさしい話し声、きれいな歌声で感じられる。
いやいやいや、もう、そんなもんじゃない。
もっと本能的に、理屈抜きに、この人好きっ!!!
カズ兄とも、
父親同士がプロの野球の試合で対戦したことがあるという、
意外なご縁があって、なんか目の離せないご夫婦。
この二人の子供に生まれたかったなぁ、私。