176 母親は子ども。子どもは母親。

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５８秒！小林正観さん的生き方のエキス

　　　　　　　　　　　　　名言・迷言・冗句

　　　　　
────────────────────────────176回目の号

正観さんの光を頂く。
そんな　感傷も湧くお話。

以前聞いた話なのですが
それが　このように繋がっていくと

俄然　光を増していくような感じで
最後の最後の項目で　それまでの話が

一層輝きを増していく感じがしています。
13項目の2番目　お送りさせて頂きます。

今回もありがとうございます。

■正観さん　「魂の話」in 光
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母親は子ども。子どもは母親。

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「天才たちの共通項」で紹介された
手塚治虫のお母さんのお話が出てきます。
有名なエピソード
授業中に漫画を描いていて
叱られた　手塚少年。

教師は　母親に告げる。彼が
二度としないよう　　強く言い聞かせよと。

お母さんは　描いた漫画を見て
素晴らしい漫画　一人目のファンになるよ。
ずっと大切に　していきなさいと励ました。
一切　彼を否定することはしなかった。

医師の国家資格を持つ
天才漫画家の誕生の瞬間。

その前提から　正観さんの話は続く。

手塚治虫。大学の6年生の頃
インターンをやっているときに
月の連載を　6本かかえていた。

医者の当直をしながら漫画を描く。
6本の原稿をかかえていたので　
ナースを　自分の当直室に呼び込む。
1時間ほどでナースがへとへとになって出てくる。
そして次のナースと　何人も繰り返されたらしい。

患者にとってもものすごく　変な感じだった。
フラフラ　ヘトヘトのナースのやっていた事。

手塚治虫は　ナースにべた塗りをさせていた。

当直の勤務のときでさえ　ナースの力を借り
漫画を描かかないと間に合わない状況だった。

その忙しさが窮まったとき
母親に　こんな相談をする。

お母さんね。
今　自分はすごく忙しい状態であり　
医者を選ぶか　漫画家の道を選ぶか

どちらかに決めなければならない。
お母さんはどう思う？と相談した。

現実として　漫画家の道を選んだ。
皆さんは　お母さんは　漫画家と
答えたと　予測したかもしれない。

お母さんは　こう言った。
「あなたは　どちらがやりたいの」

治虫さんは答えた。
漫画家を目指そうと思う。
医者はたくさんいるけど　漫画家は誰もいない。
当時は　のらくろを描いていた漫画家が唯一で
二人目はいなかった。僕は漫画家をやりたいと。

お母さん。
私は　あなたが選んだ道をずっと支持していく。
私は　あなたがどの道を選ぼうともあなたの味方です。
お母さんは　ずうっとあなたの応援をしますと言った。

正観さんは　そのお母さんのことを　こう語った。

このお母さんは
医者が　いいんじゃないのとは言わなかった。
漫画家がいいんじゃないのとも言わなかった。

あなたは　どちらをやりたいのですか？
どちらでも　必ずあなたを応援します。

どちらでもいい。
その立ち位置を「母親の愛」といいます。
今日から　優しい母親になってください。

切に　切に訴える正観さん。
自分の思いを押し付けたり
順位で子どもを評価する親。

今日から　やめる。
いいですか　金輪際やめる。

正観さんが
強く皆さんに求める。

優しいあなたが大好き
と抱きしめてあげる。
そうすると子どもは変わります。

三昧堂
この講演会の重要ポイント
それは　母親の愛。母親の魂。

生まれ来て
初めての味方　母親。
生涯にわたる　味方。

思えば
神さまの分霊（わけみたま）ならぬ

母親の魂。子どもの魂。
溶け入っているのかもしれません。

子どもは母親の一部
母親は子どもの一部。

母親は子ども。子どもは母親。

三昧堂
子どもであり親でもある自分を顧みる。

今回もありがとうございました。
すべての魂が　幸せでありますように。
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