23年刊。仁科よしの著。三五館シンシャ、シリーズ日記。
最近、電通マンぼろぼろ日記が出た。
もう20冊近くあり売れている。
10冊くらい読んだ。どれもすぐ読め、勉強になる。
まさに、コンビ二がどれほどキツイ仕事か
十分感じる。これほどとは!!!
24時間営業。まずこれを辞めないとよくはならない。
お客もいつでも営業してないを知るべき。
コンビ二に若者などがたむろすのは、24時間だからだろう。
都心オフィス街、ローソンは土日、休みもある。
これは実験的か・・
今都心ではコンビニ、外国人が多く、よく対応と感心する。
応募しても今は人がこない。加速するだろう。
60年生まれの著者は、夫と二人。T県でファミマを開業。
フランチャイズチェーンとして二人で開始。
23年7月現在、1057日連続勤務。激務すぎる。
これだけで違法でしょ。
でもオーナー、これしかシフトが組めない。人手がない。
10年契約を3回で30年すぎ3回目は2,5年契約もあり、
5年と考えている所。
著者は父が幼児期病死。母が再婚した相手も病死。
その後母は自死、という波乱の若き時代だった。
元は幼稚園教諭。元ホテル勤務の夫も父を早くに亡くし、
話があい結婚。夫は社交的、ファイトあり、コンビ二開業へ。
著者は乗り気ではなく、この仕事は嫌いだった。
キツイ勤務でリウマチになる。息子が一人。
30年、旅はほぼなく、行けても近い日帰りの場所。
ファミマは、コンビ二大手3社で唯一日本発祥店、
初めて知った。
〇ペットボトルのキャップをとらず、捨てるお客、お客でないもいる。
このキャップを取る手間がかかる。
少し飲料が残りキャップがあると、開けるとシュとなり!危険。
これは資源ゴミルールでもフィルム、キャップを破棄。
とってないお家も多い。
〇先日、投書に「コンビニバイトはらくでしょ」とあったので
ここへ書いた。これを読む前。書いた人は本書を読もう。
楽なわけない。仕事の種類が尋常ではない。
24時間営業。宅急便、通販支払い、チケット販売、
切手、ハガキ販売、ゴミ処理券販売、たばこ、年賀状など
多数あり、全てレジ対応。宅急便も1個ずつ、長さ、重さを測り
送る先をしらべなど・・
〇40代大手メーカーの方が応募。生産が減り副業可と応募。
国立大卒。教えてもなかなか覚えられず、2か月で辞めた。
「実際にやり、大変さがわかった」と最後にひとこと。
〇23年現在、支払い方法も多様化し苦労が増えた。
10種類以上あり、機械にかざす、スリットなど違う。
これを覚える。
〇店長会議が月1回。24時間一睡もしてない若い人がきた。
ふらふら。シフトが埋まらず、一人で勤務。1歳の娘がいる。
それを見て、著者の夫は本部社員に、思い切り本音をぶつけたら
その後、少し本部がよくなった。
〇ライバル店の乱立。これは我が家の近くに10年位前に
セブンができる予定。反対でなくなった。
セブンは、駅すぐにある。
3分位であるが、あえて近くにはコンビニの戦略。
〇関東圏、T県、千葉、栃木?大きな沿線ぞい。
お客の質が悪い気がする。態度が悪い人がかなりいる。
これまで警察に何回もきてもらった。
トイレに10時間も入ったままの女性。万引きは普通にある。
常連が1万円出す。おつりを多く持っていき返さない。
レジ対応が間違え2回おつりを渡したから。
〇レジ、発注、入品などの手間は初期に比べると格段にらくになった。
これはITのおかげ。前は手で1つずつしていたことが
すぐできるようになり時間も短縮された。
〇10年で店内リフォーム。商品が増え広くした。
〇この夫婦は、食事はほぼ惣菜廃棄品を20年食べていたとある。
規則では不可。だんだん許されるように・・
普通に食べられるものを廃棄する日本のルール。