得能大輔の赤い薔薇の日々🌹 Hybrid Popstar "Daisuke Tokunoh" since2005

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天才vol.1

2008-05-08 | 日記
とくのうです、こんにちは。

軽い気持ちで文章を書いていたら、結構重い内容になった(笑)


今日、ふと思ってたことなんですけれど、
昔はこの天才という言葉があまり好きじゃなかったんですね。

それは、この言葉をネガティヴに捕らえていたと思うんです。
要するに「努力しなくても上手く行く人」みたいな。


この言葉を辞書で調べると「生まれつき備わっている、きわめてすぐれた才能。
また、その持ち主。」

と書いてある。



でも実際はそんな人はいないと思うんです。

どうしたら素晴らしくなれるかに、いち早く気づいた人とか
周りの環境や生い立ちから、そういうものを得た人が
人の何十倍も努力してこうなったと思うのです。


じゃあ、どんな人が天才なのかなあって
自分なりに考えてみたんです。



一つには、どんな時にでも自分の力を発揮できるメンタリティー。

どんな時も自分のペースでやれるように、
心を持っていける術を持っている人なんだと思うんです。


たとえば、(本当の話かどうか知らないけれど)

昔、長嶋茂雄氏がチャンスの場面で、その前のバッターの王貞治氏が
敬遠された時に「やったチャンスが回ってきた」
なんて考えていたらしいんすね。

これなどは、本当に素晴らしい例だと思うんです。

普通の人だと、前のバッターが敬遠されてチャンスが回ってくると
「ここで打てないと不味い」と萎縮するか、
「俺は馬鹿にされているのか」とプライドを傷つけられたりするのですが、

そういう場面をとても前向きに捉えてると言うか。


それともう一つは
天才と言われる人は、「自分が努力していますよ」と言う事を
人にアピールしないんだと思うんです。

どんな人も、人より図抜けるためには、血のにじむような努力をして
素晴らしい技術を身につけていると思います。
(恐らくそれは、苦痛ではないと思うんです。それは
人に言われてやらされている事ではく、自分から好んでやっている事だとおもうので)

で、それを物凄く努力したと言う事が前面に出ると、
きっと浪花節っぽくなったり、良くて「秀才」とか呼ばれるくらいだと思うんです。

モーツアルトやジョン・レノンが
「俺はスランプで曲がかけないんだよ」なんていったらどうでしょう。
物凄く、手品のタネを見たみたいで悲しくなってしまいます。


そう、僕の勝手な定義なんですが、
「どんな時も実力を発揮できるメンタリティーを持っていて」
「努力している事を大げさに公言しない」人の事かなあって思ったり。


冒頭でこの「天才」と言う言葉が好きではなかったと言いましたが、
それは大いに、自分と対比して嫉妬の念があったと思います。

でも、今は僕はこの言葉に非常に畏敬の念を抱いています。
そういう人に出会ってみたいです。


僕は所詮凡人なので、天才にはなれないのですが
(だって、いつもblogで練習の事ばかり書いてるし・・・笑)
天才的な人には憧れます。


ただ、誰にもそういう天才的な側面は備わっていると思うんですね。
きっと自分では見えないだけで・・・


(何かちょっと浅はかな文章になってしまいましたが、
 もうちょっと考えが思いついたらまた続編でも)


さあ、明日路上頑張ります!

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