得能大輔の赤い薔薇の日々🌹 Hybrid Popstar "Daisuke Tokunoh" since2005

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【マイ・フェイヴァリット】喝采/ちあきなおみ

2005-12-01 | one of my favorite
とくのうです。 

最近は自分より一回り以上若い人と接する機会が多くて、
若い人を見て感心するのは、その人たちが生まれた頃の曲も
よく知っているという事でした。

ならば僕は果たして、自分の生まれた頃の曲をどれだけ知ってるだろうか?
(洋楽はそこそこ知ってるんですが、邦楽をよく知らない・・・)
そう思って自分が生まれた70年代前半の邦楽も聴いてみようと
最近思いました。

いざ聴いてみると、知っているようで知らない名曲が沢山あって・・・
そんな中の一つがこの曲でした。

    喝采   作詞 吉田旺  作曲 中村泰士

いつものように 幕が開き 恋の歌うたう私に
届いた報せは 黒いふちどりがありました。
あれは三年前 止めるアナタ 駅に残し
動き始めた汽車に ひとり飛び乗った

ひなびた街の昼下がり 教会の前にたたずみ
喪服の私は 祈る言葉さえ失くしてた

つたがからまる 白いカベ ほそいかげ ながくおとして
ひとりの私は こぼす涙さえ 忘れてた
暗い待合室 話すひとも ないわたしの
耳に私のうたが 通りすぎてゆく

いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中
それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる

(歌詞カードから引用しました)

この曲は昔よく、コロッケがものまねでやっていたりして、
メロディーは多くの人が知っていると思うのですが、
歌詞を意識して聴いた事がありませんでした。

この歌詞、本当に素晴らしいと思った。
少ない字数の歌詞のなかに、これだけのストーリーが語られていて・・・

内容は読めば判ると思うのですが、恋人を振り切って
歌の世界に飛び込んだ主人公は、その恋人の死の悲しみの中でさえも
歌を歌い続けなければならない。それも孤独のなかで。
そんな切ない話のように僕には受け取れました。

恋人の死の悲しみと、自分の辛さをステージでは出す事の出来ない
パフォーマーの悲哀が強く語られてる感じがします。

そしてこの歌詞には「死」「悲しみ」「孤独」といった
ダイレクトな言葉は一切使われていないにもかかわらず、
これだけ聴く人に情景や感情を思い起こさせる事が出来るのです。
これがとても、自分にとって奥ゆかしく感じたのです。

現在のJ-POPの歌詞は直接的で大胆な表現やわかりやすいキーワードを
使った歌詞が多くて、逆にこういう少ない言葉で
一つのストーリーを作っている歌詞は、少なくなってる感じがします。

他にも、この時代の曲で素晴らしい曲がいっぱいあって、
本当に自分は無知なんだなって思い知らされました。
もっと色々な曲を聴いて、もっと色々感じたいなあって
素直に思いました。
コメント (13)
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休養する勇気

2005-12-01 | 日記
とくのうです。 
最近なぜかしら無いけど体調が悪くて、すぐ眠くなって。
それでも、毎日遅くまで曲を作ったり、音楽を聴いていたりして
疲れがたまる一方で。

それで昨日は思い切って何もしないでご飯をたべて
暫くしたら眠ったんですよね。
気合が空回りして、曲作りが息詰まっていたんですね。
やっぱり気力と体力が充実していないと、前向きにならないと思って。
今日は割りと元気な目覚めでした!

体調が悪い時は思い切って休養することも大事なんですね。
私の好きなコンサドーレの柳下監督も
「休養も仕事のうち」と言ってました。
(そして、昼休みに部屋で騒いでいた若手を厳しく注意して
丸坊主にしていました。僕はこの件でこの監督好きになりました・・・笑)

さて、今日からリフレッシュして頑張ります。

雪が積もってきました。皆さんも体調には気をつけてくださいね。

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