「産経ニュース」の「めぐみさんの娘、北朝鮮男性と結婚 横田滋さん「結婚の記念写真見たい」」( 2011.11.2 12:58 )
日本から拉致された横田めぐみさんは、韓国から拉致された金英男さんと結婚し、その子供が北朝鮮男性と結婚していたことが分かった、と報じられています。
これには、いたたまれない気持ちになります。
また、御両親の「大学を卒業したことは聞いていたのでそろそろそんな年かなと思っていた。結婚の記念写真を見たいですね」「そういう年頃になったのかと感慨深いものがあります。お祝いしたい気持ちはあるが、拉致問題が解決しない中、仕方がないのかと思います」という言葉にも、いたたまれない気持ちにさせられます。
この問題(北朝鮮拉致問題)に解決の方法はあるのでしょうか?
「産経ニュース」の「めぐみさん04年末に生存 「帰せない」と脱北者証言」( 2011.10.9 20:45 )
北朝鮮に拉致された(とされている)横田めぐみさんが、すくなくとも2004年末から05年初めの時点で生存していたという情報がある。しかし同時に「めぐみさんが工作員教育を受ける過程で多くの秘密を知ってしまい、(日本に)戻したくても帰国させることができなくなった」という証言もある、と報じられています。
常識的に考えて、この問題を「交渉」によって解決するのは難しいと思います。日本側が「軍事的な手段も辞さない」のであればともかく、いまのところ、日本側にはそのような気配がありません。したがって、
「産経ニュース」の「拉致解決へ訪朝意欲 首相、被害者家族と面会 具体策は示さず」( 2011.10.8 22:55 )
野田首相が「私が行くことで拉致問題を含めた諸懸案が解決するならいつでも行く」と述べつつも、「解決に向けた具体策には触れなかった」と報じられていますが、
これは「やむを得ない」と思います。解決に向けた具体策は「なかなか見当たらない」というのが本当のところでしょう。
日本側がこれを「本気で」解決しようとするならば、おそらく、憲法9条の改正以外に方法はないのではないでしょうか。9条の改正には、「過去の戦争」を持ちだす反論もなされていますが、
そもそも自分の国の国民が「拉致」されても「救出しない」というのでは、国家として「おかしい」でしょう。相手(北朝鮮)に誠意がみられなければ、どんなに「交渉」をしようと無駄だと思います。すくなくとも、その可能性が「きわめて高い」と考えられます。
日本側が「場合によっては攻撃する」という態度で挑まなければ、そもそも「まともな交渉」にはならないのではないかと思います。
憲法9条の改正は「必要」ではないでしょうか。
9条を改正すれば、ただちに戦争になるというわけではありません。相手(北朝鮮)を「まともな交渉」の席につかせるために、9条の改正は「必要」だと思います。
拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の長女、キム・ヘギョン(ウンギョン)さん(24)が北朝鮮の男性と結婚していたことが2日、関係者の話で分かった。
ヘギョンさんはめぐみさんと韓国人拉致被害者、金英男氏との子。北朝鮮側の説明によれば、めぐみさんは昭和61年8月13日に結婚し、翌年9月13日にヘギョンさんを出産したとされる。
めぐみさんの父、横田滋さん(78)は「大学を卒業したことは聞いていたのでそろそろそんな年かなと思っていた。結婚の記念写真を見たいですね」。めぐみさんの母、早紀江さん(75)は「そういう年頃になったのかと感慨深いものがあります。お祝いしたい気持ちはあるが、拉致問題が解決しない中、仕方がないのかと思います」と話していた。
日本から拉致された横田めぐみさんは、韓国から拉致された金英男さんと結婚し、その子供が北朝鮮男性と結婚していたことが分かった、と報じられています。
これには、いたたまれない気持ちになります。
また、御両親の「大学を卒業したことは聞いていたのでそろそろそんな年かなと思っていた。結婚の記念写真を見たいですね」「そういう年頃になったのかと感慨深いものがあります。お祝いしたい気持ちはあるが、拉致問題が解決しない中、仕方がないのかと思います」という言葉にも、いたたまれない気持ちにさせられます。
この問題(北朝鮮拉致問題)に解決の方法はあるのでしょうか?
「産経ニュース」の「めぐみさん04年末に生存 「帰せない」と脱北者証言」( 2011.10.9 20:45 )
韓国野党、自由先進党の朴宣映国会議員は9日、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失踪当時(13)=が2004年末から05年初めの時点で生存していたとの情報を北朝鮮脱出住民(脱北者)の男性から得たと明らかにした。
朴議員によると、この男性は「めぐみさんが工作員教育を受ける過程で多くの秘密を知ってしまい、(日本に)戻したくても帰国させることができなくなった」と証言しているという。
男性は07年に脱北する前に、父親が日本人拉致に関与していたという朝鮮労働党の日本担当者から「生きている」との情報を入手。北朝鮮が04年11月にめぐみさんのものとして日本政府に提出した「遺骨」についても「偽物だ」とした。
また、少なくとも03年までは耀徳の政治犯収容所で、工作員教育を受けることを拒否した50代後半の日本人拉致被害者の女性が所内の療養所の料理人をしながら暮らしていた、と証言した。(共同)
北朝鮮に拉致された(とされている)横田めぐみさんが、すくなくとも2004年末から05年初めの時点で生存していたという情報がある。しかし同時に「めぐみさんが工作員教育を受ける過程で多くの秘密を知ってしまい、(日本に)戻したくても帰国させることができなくなった」という証言もある、と報じられています。
常識的に考えて、この問題を「交渉」によって解決するのは難しいと思います。日本側が「軍事的な手段も辞さない」のであればともかく、いまのところ、日本側にはそのような気配がありません。したがって、
「産経ニュース」の「拉致解決へ訪朝意欲 首相、被害者家族と面会 具体策は示さず」( 2011.10.8 22:55 )
野田佳彦首相は8日、拉致被害者家族15人と官邸で面会し、「拉致問題が解決するならいつでも北朝鮮に行く」と直接交渉への意欲を示した。ただ、交渉に持ち込むための具体策は示さなかった。首相の面会は9月11日に一部家族と会ったのに続き2回目。
面会の冒頭、首相は「震災で家族と連絡がとれず、つらい思いをした人が私を含め日本中にいる。長い歳月そういう不安を持つご家族の思いを共有できる状況で、今まで以上に拉致問題の解決に全力を尽くす」とあいさつ。国際社会の協力を得るよう取り組んでいる点を強調した。
出席者によると、家族からは北朝鮮に行って交渉するよう求める声が上がった。首相は「私が行くことで拉致問題を含めた諸懸案が解決するならいつでも行く」と答えた。拉致問題は「時間との闘い」との認識も示したが、解決に向けた具体策には触れなかった。
家族が求める追加制裁については「あらゆる方策を総動員する」と述べるにとどまった。家族が反対する朝鮮学校への無償化適用については「厳正な審査を指示している」と説明した。
田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(73)は「意気込みは感じた。われわれは期待するしかなく、注視していきたい」と話した。
野田首相が「私が行くことで拉致問題を含めた諸懸案が解決するならいつでも行く」と述べつつも、「解決に向けた具体策には触れなかった」と報じられていますが、
これは「やむを得ない」と思います。解決に向けた具体策は「なかなか見当たらない」というのが本当のところでしょう。
日本側がこれを「本気で」解決しようとするならば、おそらく、憲法9条の改正以外に方法はないのではないでしょうか。9条の改正には、「過去の戦争」を持ちだす反論もなされていますが、
そもそも自分の国の国民が「拉致」されても「救出しない」というのでは、国家として「おかしい」でしょう。相手(北朝鮮)に誠意がみられなければ、どんなに「交渉」をしようと無駄だと思います。すくなくとも、その可能性が「きわめて高い」と考えられます。
日本側が「場合によっては攻撃する」という態度で挑まなければ、そもそも「まともな交渉」にはならないのではないかと思います。
憲法9条の改正は「必要」ではないでしょうか。
9条を改正すれば、ただちに戦争になるというわけではありません。相手(北朝鮮)を「まともな交渉」の席につかせるために、9条の改正は「必要」だと思います。