回転のスワイショウは立っている状態から上体を左右に捻り、
腕は脱力して身体に沿わせる体操である。胴体力の捻りに似た体操です。
動きの概要は
http://www.theholisticisles.jp/topics/index.html
のページで確認してください。
それでは、まず股関節の捉えを作った立ち方で立ちます。
そしたら重心を右拇指丘に移しながら上体を右に捻っていきます。
そのときに右脚を内側に捻ります。
捻りきった時に右前腕が背中の方に、左手が右腰のあたりに来るようにぶらんと腕を振ります。
そしたら重心を左拇指丘に移しながら上体を左に捻ります。
ちなみに便宜上右から始めましたが、別に左右どちらからはじめてもかまいません。
これを繰り返すわけですが、その際に原則があります。
「上体を右に捻る時には右腸骨が後ろ回転、左腸骨が前回転する」です。
この感じを確かめる為には、ビンの牛乳を風呂上りに飲む時のように腰に手を当てます。その要領で両手を腰に当てます。そうすると腸骨に触ることが出来ます。その手で腸骨を回転させます。ドアノブをひねるように、右手は後ろに、左手は前に、そして背骨と顔は右に向けます。そしたら逆もやってみましょう。
骨盤がたわんで仙骨が回るという感覚をつかんでください。
さらにスワイショウで左右に捻る際には「人」という字を思い浮かべながらやるといいでしょう。
べつに、宗教的な意味ではなく、胸椎から下って左右の大腰筋、内転筋につながるラインが「人」と言う字に似ているのです。
また、捻りきった時には大腰筋と内転筋がまるでゴム動力プロペラ飛行機のゴムのようになってるようなイメージを持つといいかもしれないです。
大腰筋と内転筋の位置ですが、内腿を撫ぜ上げて、そのままお臍の脇を通って肋骨まで撫でたラインの奥にあります。これは大体この辺というおおまかなイメージでいいです。
身体を右に捻る時は、右前腕は内旋、左前腕は外旋します。
そんなところに気を付けながら、左右に身体を捻ります。
これも脱力して、全身が同期するように心掛けていくと、丹田から動いているような感覚が出てくることもあります。
今説明した回転のスワイショウは、身体を右に捻った時は重心が右足に、左に捻った時には左足にかかりますが、重心移動をしないで左右腸骨の前後回転だけでスワイショウを行ってもいいし、身体を右に捻る時に、重心は左足、左に捻る時は右足というバリエーションもあります。
便宜的に胴体力式、中立式、太極拳式とでも名づけておきましょう。
太極拳式の場合、上体を右に捻って重心を左足に落として右足は軽く踵を挙げて右腸骨の後ろ回転に合わせて外旋させると中国拳法の立ち方の一つ「虚歩」っぽくなります。
(http://www.gaopu.com/K8.html)を参考にしてください。
最初の重心移動と捻る方向が同じパターン(胴体力式)は、体が最大限に捻られますし、骨盤が締まるような感覚がします。
重心移動をしないパターン(中立式)は、中心軸の感覚をつかむちょっとした補助体操にいいでしょう。
重心移動と捻る方向が違うパターン(太極拳式)は骨盤が緩むような感じがして、脚が参加する感覚が強いです。
それぞれどんな効能の違いがあるかは、やりこんでないのでわかりません。
3種類やってみて、自分の感覚が求める方式でやってください。
以上が回転のスワイショウでした。
おまけ
両手を広げて立ちます。(漢字の「大」のように)このとき掌は下を向いてます。
そしたら、両手を内側に180度くらい捻ります。このとき掌は上を向きます。
そのまま、上体を左右に捻ると背骨の上のほうまで捻れて、ちょっと気持ちいいです。
私は背骨がポキポキいいます。たはは、運動不足ですな。
腕は脱力して身体に沿わせる体操である。胴体力の捻りに似た体操です。
動きの概要は
http://www.theholisticisles.jp/topics/index.html
のページで確認してください。
それでは、まず股関節の捉えを作った立ち方で立ちます。
そしたら重心を右拇指丘に移しながら上体を右に捻っていきます。
そのときに右脚を内側に捻ります。
捻りきった時に右前腕が背中の方に、左手が右腰のあたりに来るようにぶらんと腕を振ります。
そしたら重心を左拇指丘に移しながら上体を左に捻ります。
ちなみに便宜上右から始めましたが、別に左右どちらからはじめてもかまいません。
これを繰り返すわけですが、その際に原則があります。
「上体を右に捻る時には右腸骨が後ろ回転、左腸骨が前回転する」です。
この感じを確かめる為には、ビンの牛乳を風呂上りに飲む時のように腰に手を当てます。その要領で両手を腰に当てます。そうすると腸骨に触ることが出来ます。その手で腸骨を回転させます。ドアノブをひねるように、右手は後ろに、左手は前に、そして背骨と顔は右に向けます。そしたら逆もやってみましょう。
骨盤がたわんで仙骨が回るという感覚をつかんでください。
さらにスワイショウで左右に捻る際には「人」という字を思い浮かべながらやるといいでしょう。
べつに、宗教的な意味ではなく、胸椎から下って左右の大腰筋、内転筋につながるラインが「人」と言う字に似ているのです。
また、捻りきった時には大腰筋と内転筋がまるでゴム動力プロペラ飛行機のゴムのようになってるようなイメージを持つといいかもしれないです。
大腰筋と内転筋の位置ですが、内腿を撫ぜ上げて、そのままお臍の脇を通って肋骨まで撫でたラインの奥にあります。これは大体この辺というおおまかなイメージでいいです。
身体を右に捻る時は、右前腕は内旋、左前腕は外旋します。
そんなところに気を付けながら、左右に身体を捻ります。
これも脱力して、全身が同期するように心掛けていくと、丹田から動いているような感覚が出てくることもあります。
今説明した回転のスワイショウは、身体を右に捻った時は重心が右足に、左に捻った時には左足にかかりますが、重心移動をしないで左右腸骨の前後回転だけでスワイショウを行ってもいいし、身体を右に捻る時に、重心は左足、左に捻る時は右足というバリエーションもあります。
便宜的に胴体力式、中立式、太極拳式とでも名づけておきましょう。
太極拳式の場合、上体を右に捻って重心を左足に落として右足は軽く踵を挙げて右腸骨の後ろ回転に合わせて外旋させると中国拳法の立ち方の一つ「虚歩」っぽくなります。
(http://www.gaopu.com/K8.html)を参考にしてください。
最初の重心移動と捻る方向が同じパターン(胴体力式)は、体が最大限に捻られますし、骨盤が締まるような感覚がします。
重心移動をしないパターン(中立式)は、中心軸の感覚をつかむちょっとした補助体操にいいでしょう。
重心移動と捻る方向が違うパターン(太極拳式)は骨盤が緩むような感じがして、脚が参加する感覚が強いです。
それぞれどんな効能の違いがあるかは、やりこんでないのでわかりません。
3種類やってみて、自分の感覚が求める方式でやってください。
以上が回転のスワイショウでした。
おまけ
両手を広げて立ちます。(漢字の「大」のように)このとき掌は下を向いてます。
そしたら、両手を内側に180度くらい捻ります。このとき掌は上を向きます。
そのまま、上体を左右に捻ると背骨の上のほうまで捻れて、ちょっと気持ちいいです。
私は背骨がポキポキいいます。たはは、運動不足ですな。
操作間違えました。
可能であれば前文削除してください。
今日、一通りためさせていただきました。
あまり深く考えたことがなかったのですが流派的には、胴体力に近い形でスワイショウをしてました。
大変おこがましいのですが感想を申しますと中立式では、物足らなく太極式ではやりこんでいないせいか、ぎこちなく、答えが出るまで時間がかかりそうです。
胴体式がやりなれている分しっくりすると思いました。
>骨盤がたわんで仙骨が回るという感覚をつかんでください。
を感じるには、私には、まだ遠い世界のようです。
自分の行っている練習が胴体力と関連付けて考えることができるとわかりました。
ヒントの少ない流派ゆえ大変参考になりました。ありがとうございます。
書いたかいがありました。
あれは、私の骨格と筋肉の認識の全てをぶち込んだ文章です。
出し惜しみゼロです。私は出涸らしと化しました。
>中立式では、物足らなく太極式ではやりこんでいないせ>いか、ぎこちなく、答えが出るまで時間がかかりそうで>す。
実践してみることが一番大切だと思います。
貴重な感覚を教えていただきありがとうございます。
私自身この3つの中でどれが最良か、などと言う結論を出せるほどの達人ではありません。
若輩メンヘルニートですからね。
たぶんTAKAさんの方が練習はされてると思いますよ。
でも、敢えて書けば、
胴体力式は背骨に効く。
太極拳式は骨盤に効く。
中立式はその中間。
と言った感じですね。
確かにやってる充実感は、胴体力式が一番ですよね。
胴体が一番引き伸ばされますから。
太極拳式は楊名時先生が教えている太極拳ではそういう方式でスワイショウをやっているのでそう名づけました。
全ての太極拳で「太極拳式」スワイショウをやっているというわけではありませんのでご注意を。
中立式は、長野峻也先生に習っていた時に「あまり軸を動かさないように」と言われたことがあります。
多分それぞれにいいところがあるのだと思います。
なお、私の感覚では、
胴体力式:中立式:太極拳式=10:3:2位の割合でやってればいいと思います。
またなにか、わからないことや気づいたことがあったら教えてください。