捉えを作る作業は今までおなかや背中や胸に逃げていた重力を身体の真ん中に押し込める作業でもあります。つまり、今までの身体の使い方と比較すると慣れない形です。しばらくは身体に力感が出ます。人間は生きている限りそれなりにバランスをとって生きているので、急に違うことをすると負担がかかります。病気してる人は無理しないでください。あえて白々しい逃げを打たせていただけば、医師への十分な相談の下、自己責任で取り組んでください。
骨格の画像をよく見ていただくとわかるのですが、背骨→股関節→大腿骨までの骨の流れと内臓を考えると、まっすぐの構造になっていません。「くの字」になっています。初心者がまっすぐ立とうと意識すると「くの字」が「Iの字」になってしまって内臓を圧迫します。まっすぐ立とうとすると逆に不自然な姿勢になってしまうのです。だからこの「くの字」を生かす為に前傾するのです。前傾して、拇指球に体重を乗せて、内転筋にテンションを繋げる。内転筋は恥骨から腹筋につながりそのラインの力と大臀筋・背筋がバランスする。上から肋骨・心臓・頭部の重さが掛かって、下腹部と臀筋の間に股関節があります。このへんは肥田式の正中心の概念を参考にしてください。
おなかをへこます
さて、骨格の画像でがばっと空いている腹部には内臓が詰まっています
それを支えてさらに背骨を支える。ゴルフボールが縦にまっすぐ連なるように周りから押さえるわけです。それがおなかをへこますということです。重力に逆らうようにお臍から背中上方肩甲骨方面に引き上げます。このときにおなかに両掌を当てて軽く持ち上げるのもいいです。
さて、骨格の画像でがばっと空いている腹部には内臓が詰まっています
それを支えてさらに背骨を支える。ゴルフボールが縦にまっすぐ連なるように周りから押さえるわけです。それがおなかをへこますということです。重力に逆らうようにお臍から背中上方肩甲骨方面に引き上げます。このときにおなかに両掌を当てて軽く持ち上げるのもいいです。
捉えとは、接触面を押した時、反作用がまっすぐ押したもの(自分の身体)を徹るときに感じる感覚です。力、ベクトル反作用です。
ゴルフボールを縦に3つ重ねたものをイメージしてください。これがまっすぐ立つ状態が「捉え」です。でもゴルフボールは外部から押さえていないと立ちません。より複雑な人体が自然にまっすぐは立たないということを知ってください。
おなかをへこますことは、このボールを支える作業のようなものです。強く支えれば多少軸がぶれていても崩れませんし、上手くポジションを取れれば、弱く支えるだけで大丈夫。
ゴルフボールを縦に3つ重ねたものをイメージしてください。これがまっすぐ立つ状態が「捉え」です。でもゴルフボールは外部から押さえていないと立ちません。より複雑な人体が自然にまっすぐは立たないということを知ってください。
おなかをへこますことは、このボールを支える作業のようなものです。強く支えれば多少軸がぶれていても崩れませんし、上手くポジションを取れれば、弱く支えるだけで大丈夫。