めけめけ様の日々雑感

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補講3 おなかの凹みについて(過去コメントの焼き直しです)

2006年05月29日 | N氏式胴体力
「股関節の捉え」を作って立つときの注意点のひとつに

「おなかを凹ます(肋骨弓を浮かびださせる)」というものがあります。
これについては、私自身も、体系的に指導されたことはありませんので、
あくまで私なりの解釈で説明してみます。

おなかを凹ますという操作は、実は腹筋の収縮ではありません。
おなかの部分が陰圧になるから凹むのです。
紙パックのジュースを吸いつづけたら、パックが凹むのと同じです。
では、どうやって陰圧にするのかといえば、横隔膜を引き上げていると考えるのが妥当だと思われます。
横隔膜は、腹部の深層筋とつながっているそうです。
横隔膜を引き上げることで、深層筋を引き伸ばす効果があると考えられます。
さらに、胸式呼吸で息を吸い込むようにすると、
横隔膜は引き上げられている為、横隔膜の下降による吸気ではなく、胸郭の拡張による吸気が行われます。
つまり、肋骨がちょうちんを広げるように広がるわけです。
上記二点をまとめますと、腹部深層筋の引き伸ばしと肋骨を広げるということ
を狙っていると思われます。
また、おなかが凹むことで、腰椎の過剰な反りを抑制するという効果もあるでしょう。

おなかをへこませて不快感が生じるという方は、胸式呼吸で息を吸うかのように胸を軽く膨らませて
みぞおち(のちょっと奥)を持ち上げるようにするといいと思います。
これは、昔、ちょっと習った合唱のときの胸の持ち上げ方の応用です。
そうすると、ほんのすこしおなかが凹むはずです。その程度でいいのです。

久々に姿勢なんか作ったり

2006年05月29日 | めけの独善的身体の練り方(我流)
前もって言っておきますが、これは、私が勝手に本とかを読んで作ったことなので、別に世の中の達人から秘伝とか秘訣とか言って授けられた話じゃないので、
正しいかどうかは知りませんよ。正式に習った人間の話じゃないので。

スケート靴はいたことの無い人間がしたり顔で、荒川静香や浅田真央のジャンプや演技について、述べているようなものです。


先日、部屋の本の整理をしましたところ、

ムーブックスの肥田式本とヨガの本が出てきたので、パラパラと読み返しまして、

組み合わせて基本姿勢(めけ式5秒立位瞑想)を作ってみました。


足を内側の線が直角を描くようにハの字に開き、背骨を上に伸ばすような心持で、仙骨を斜め下に入れる。

脚は足に合わせてやや外旋するので、それにつられて、腸骨は前方より見て開くような感じとなり、

より仙骨を斜下前方に押し出すようになる。仙骨の動きで生じる斜め下への圧力を下腹で押し返す。

下腹と仙骨の間を直径とする球をイメージして、その球を中心に圧縮するような気持ちで圧力をかける

その球の中心から地面に降ろした垂線と会陰の交点をキュッと引き上げる。

球に圧縮された力が、会陰の引き上げによって中脈(衝脈)を通って、脳の中心を通るイメージ。

中脈とは、背骨のちょっと前にある経絡。仙道の大周天とかにも関係があるらしいが詳しいことは知らない。

視線はまっすぐ、ぼんやりと。

鼻で静かに呼吸して鼻腔内を通る空気を感じる。呼気のときに「ん~~~」と鼻腔を軽く振動させるのもよい。

これをすると、なんとなく視界というか感覚が広がったかのような錯覚が得られます。

左脳と右脳がでかい眼球になった感じ。ただそれだけ。5秒くらいぼんやりすると

少しいい気持ちです。