「股関節の捉え」を作って立つときの注意点のひとつに
「おなかを凹ます(肋骨弓を浮かびださせる)」というものがあります。
これについては、私自身も、体系的に指導されたことはありませんので、
あくまで私なりの解釈で説明してみます。
おなかを凹ますという操作は、実は腹筋の収縮ではありません。
おなかの部分が陰圧になるから凹むのです。
紙パックのジュースを吸いつづけたら、パックが凹むのと同じです。
では、どうやって陰圧にするのかといえば、横隔膜を引き上げていると考えるのが妥当だと思われます。
横隔膜は、腹部の深層筋とつながっているそうです。
横隔膜を引き上げることで、深層筋を引き伸ばす効果があると考えられます。
さらに、胸式呼吸で息を吸い込むようにすると、
横隔膜は引き上げられている為、横隔膜の下降による吸気ではなく、胸郭の拡張による吸気が行われます。
つまり、肋骨がちょうちんを広げるように広がるわけです。
上記二点をまとめますと、腹部深層筋の引き伸ばしと肋骨を広げるということ
を狙っていると思われます。
また、おなかが凹むことで、腰椎の過剰な反りを抑制するという効果もあるでしょう。
おなかをへこませて不快感が生じるという方は、胸式呼吸で息を吸うかのように胸を軽く膨らませて
みぞおち(のちょっと奥)を持ち上げるようにするといいと思います。
これは、昔、ちょっと習った合唱のときの胸の持ち上げ方の応用です。
そうすると、ほんのすこしおなかが凹むはずです。その程度でいいのです。
「おなかを凹ます(肋骨弓を浮かびださせる)」というものがあります。
これについては、私自身も、体系的に指導されたことはありませんので、
あくまで私なりの解釈で説明してみます。
おなかを凹ますという操作は、実は腹筋の収縮ではありません。
おなかの部分が陰圧になるから凹むのです。
紙パックのジュースを吸いつづけたら、パックが凹むのと同じです。
では、どうやって陰圧にするのかといえば、横隔膜を引き上げていると考えるのが妥当だと思われます。
横隔膜は、腹部の深層筋とつながっているそうです。
横隔膜を引き上げることで、深層筋を引き伸ばす効果があると考えられます。
さらに、胸式呼吸で息を吸い込むようにすると、
横隔膜は引き上げられている為、横隔膜の下降による吸気ではなく、胸郭の拡張による吸気が行われます。
つまり、肋骨がちょうちんを広げるように広がるわけです。
上記二点をまとめますと、腹部深層筋の引き伸ばしと肋骨を広げるということ
を狙っていると思われます。
また、おなかが凹むことで、腰椎の過剰な反りを抑制するという効果もあるでしょう。
おなかをへこませて不快感が生じるという方は、胸式呼吸で息を吸うかのように胸を軽く膨らませて
みぞおち(のちょっと奥)を持ち上げるようにするといいと思います。
これは、昔、ちょっと習った合唱のときの胸の持ち上げ方の応用です。
そうすると、ほんのすこしおなかが凹むはずです。その程度でいいのです。