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チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<336>ダルマガレイ科セイテンビラメ

2015-11-07 | 珍しい魚
初めて見る魚なので、稚魚の専門家に写真を見ていただいたところ、セイテンビラメの稚魚にそっくりですが、稚魚図鑑によれば、成魚の分布は琉球列島、北東オーストラリアとありますので・・・との事でした。
愛媛県のチリモンなので、たしかにちょっと分布が、と思いました。

☆ところがその後にメールをいただき
>『南日本太平洋沿岸の魚類』によると、センテイビラメは相模湾沿岸以南の分布と書かれています

との事でした。

ですので、愛媛県でもまったく問題はないとわかり、ホッとしました。


写真は、湿り気を与えてから軽く重しをしてしわを伸ばしました。

最初の姿を載せておきますね。

少々壊れている部分もありますが、チリモンにしてはまあまあ綺麗なほうでしょう。

久しぶりに、初めて見るお魚との対面で、うれしかったです!

そうそう、この子はまだ目が移動していません。(ヒラメやカレイなどは、目が二つ並んでますからネ)


(15年秋 愛媛県伊方町塩成沖の漁より)





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<323> カミソリウオの仲間

2013-06-05 | 珍しい魚
「見て、見て・・・」に載せたものの、見たこともない真っ赤なお魚で、初めはヨウジウオかと思いましたが、どうも体の様子が違っています。

首をかしげていたら、お魚に詳しい方からコメントを頂きました。
カミソリウオの仲間でしょう、とのこと。
写真を送るついでがあったので、稚魚の専門家にも見ていただいたら、それに間違いないということでした。

検索してみると、ふだん見慣れないはずで、海の底の方で暮らしている種類のようです。


(13年5月 鹿児島県東シナ海 吹上浜沖の漁)


<322>ハタタテダイ

2013-06-01 | 珍しい魚
スズキ目チョウチョウウオ科ハタタテダイ属の魚。

この写真では欠け落ちてしまっているが、背びれ殻長く伸びる棘が美しい。
そこが白くて目につくので、「ハタタテ」という名前がついたとか。

暖かい海の魚であるが、寒さにもつよくて下北半島の当たりで生きているものもいるらしい。


(13年5月 鹿児島県東シナ海 吹上浜沖の漁)


<318>ササウシノシタ科の仲間

2013-04-04 | 珍しい魚
これはなんとも小さくて、なんだか折れ曲がっているようでしたが、裸眼ではどうなっているのかさっぱりわかりませんでした!

専門家に写真を見て頂きました。ササウシノシタ科の仲間とのことです。

>ウシノシタ科は背鰭の伸長棘がありますが、ササウノシシタ科は体形がズングリしていて、棘はありません。
とのことです。

成魚はいろいろな形や模様の仲間がいるようです。

この魚も日頃のちリもんには、見かけない種類です。


(12年12月 愛媛県伊方沖の漁にて)

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これは、15年11月に同じく愛媛県伊方沖の漁の、ゴミの中から出ました!
トビササウシノシタという名前です。
東北以南の海にいるようです。
稚魚のご専門の方に見ていただいたところ、背びれが目の下から始まっているのが特徴だそうです。

あまり大きくならない種類のようで、大人になっても10センチくらいで、食用にはならないとのこと、それゆえにあまり見かけないですよね。


(15年秋 愛媛県伊方町塩成沖の漁より)




<317>ウバウオ科の仲間

2013-04-04 | 珍しい魚
なんだか、やや気持ちの悪い系のお魚でした。
専門家に見ていただいたらウバウオ科の仲間だそうです。
聞いなれない名前です。

検索してみると>ウバウオ目ウバウオ科Gobiesocidaeの魚の総称。ウバウオの仲間はほとんどが体長10cm以下の小魚で,海岸の浅瀬や潮だまりに生息する。数も少なく,石の下や海藻の間に隠れているので人目にはつきにくい。体にはうろこがなく,左右の腹びれと皮膚のひだが合わさってできた吸盤で物に吸いつく。この吸盤はハゼ類のものより大きく吸着力も強い。

とのこと。そういえば、よく見たら鱗がありませんね。それで気持ちが悪かったのかも?

(12年12月 愛媛県伊方沖の漁にて)



<309>ススキハダカの変態期の後半か稚魚期の始めの時期か?

2011-04-19 | 珍しい魚
ススキハダカは、ハダカイワシの仲間です。
鱗が極めてはがれやすいので、こんな名前が付いたそうです。

これは今回のプチモンに入っていたものですが、珍しかったので稚魚の専門家に写真を見ていただきました。

その結果ススキハダカの変態期の後半または稚魚期の始めの時期かな?」とのお返事でしたが、あくまでも付ですので、そのつもりでご覧下さいネ。

(11年4月上旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


実はススキハダカは、昨年の春にも鹿児島のプチモンの中に見つけています。

そのときに専門家に見ていただきUPした写真と説明が
こちらにあります  
ここの写真のものは間違いなくススキハダカで、仔魚期から変態期にかけての個体だそうです。


<308>イットウダイの仲間の稚魚

2011-03-03 | 珍しい魚
古い写真ですが、名前が解りました。
イットウダイの仲間の稚魚です。

普通に市場に出回っているものではないそうで、名前を聞くのも初めてでした。
稚魚の専門家の方に教えていただきました。

以前の写真ですので、スケール代わりの青い四角は一辺が5ミリです。

(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


キンメダイの仲間のようです。成魚もこんな顔をしています。
仲間の魚たちの成魚の写真はこちら

生きているイットウダイの稚魚の写真がここで見られます!
今のところ上から2枚目の写真です。とてもきれいで感動しました。


<306>コバンザメの稚魚

2011-02-20 | 珍しい魚
チリモンの中でもめったに見つからないというコバンザメの子どもです。

私も自分で見つけたわけではありません。

チリモンのメッカ、きしわだ自然資料館でチリモン展があったときに写させてもらったものです。
なので、実物は「きしわだ」に。

コバンザメという名前から、サメの仲間かと思いましたが、そうではないようです。スズキ、サバなどに近いとか。

昔は「コバンイタダキ」とよんでいたそうな。 ピッタリの別名と思いますが、最近は使われていないそうです。

頭の真上に小判型の大きな吸盤があり、たくさんの溝つきの横縞がついています。
大型のサメ類やカジキ類、ウミガメ、クジラなどに吸盤でくっついて、餌のクズや排泄物などを食べて暮らしているんだそうです。





<301>ヤエギスの稚魚

2011-02-17 | 珍しい魚
スズキ目ヤエギス科の魚でヤエギスの子どもです。

深海の中深層(500~1500メートルくらい)に生息しているそうです。
稚魚はまれに浅い所に上がってくるらしいです。

「珍魚」と書かれているサイトもあり、珍しい魚と思われます。

成魚もヒレがやたらと長く、変わった形です。

成魚の姿はこちらで




写真は(09年4月カネ上さんより購入・和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


<299>タカノハダイの稚魚

2011-02-04 | 珍しい魚
珍しいのかどうか分かりませんが、私は数年のチリモン・プチモン生活のなかでは、たった一度見ただけです。

タカノハダイの子どもです
タカノハダイ科という自分達だけの科を持っています。

専門家にうかがったところ
「頂いた写真は3cm近くあるようですね。成魚には、斜めの縦じまがあって、それが背中側に出始
めているようです。
1cm以下の小さな個体は、結構よく見る種類です」というお返事をいただきました。

(08年2月 カネ上さんにて購入。和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)



成魚の姿はこちらで