チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<32> オキアミ?

2008-12-31 | オキアミの仲間(甲殻類)
普通のエビ(という表現はヘンですが・・・)は、頭の上に「額角」というツノがついています。

でも、このエビにはそれがありません。それとヒゲの様子からオキアミ? と思っているのですが・・・

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これも同じようなスタイルですね。

(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これはもう少し幼い頃でしょうか?

(08年12月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


エビに似ているけれど、オキアミはれっきとした<オキアミ目>という独立した仲間を作っています。
クジラの大切な餌になります。人間も食べます!


<31> アッキガイの仲間の稚貝?

2008-12-30 | 貝の仲間(カメガイの仲間を含む)
いつも出てくるカメガイの仲間の、浮遊性の貝とは違う種類です。
網をたぐりよせる時にでも、舞い上がって混じりこむのでしょうか?


この月は、こんなのも混じっていました。

名前不明と書いていますが、こちらについては後日教えていただきました。

キリオレさんからのコメンとで、「アッキガイの仲間の稚貝では?」とのことです。
ありがとうございました。


(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<30> カニの仲間のゾエア

2008-12-30 | カニの子供(ゾエアの時期)
カニの仲間の子供時代、ゾエアと呼ばれる時期の姿です。
これは、たぶんヘイケガニだと思います。
形が似ているので、「ヘリコプター」と呼ばれたりもします。

すべてのカニの子供たちがこのスタイルをしているというわけではありません。

この写真の子は、やがてメガロパと呼ばれる時期を過ごしてカニの形になります。

長いツノは透明でぴかぴかです。
チリモンの中に混じって、途中で折れてしまっているのが多いですが、たまにこうしたカッコいいのも出てきます。

季節によっては、コレがいっぱい入っていることがあります。

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)



他にも、このように

後ろ側のハリに薄赤い色がついているのもあります。

ここを拡大してみましょう。

見えるでしょうか?
小さな赤い点々模様がついています。

このように点々はないけれど、ほんのり赤いハリが付いているものもあります。
こんな感じです。




そうかと思えば、このように、真珠光沢のあるものもあります。

ツのは途中で折れていますが、きれいでしょう?


これらのお腹から出ている尻尾のようなものの先(尾節といいます)は、みなこのように二つに分かれています。


以上は(09年6月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)です。


<29> ホウボウの仲間

2008-12-30 | 魚の仲間
ホウボウというお魚の稚魚です。大きさは1,7ミリほどです。
子供の頃から大きな頭です。チリモンの中でも目立っています。

大人の姿はこちらで

(07年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


少し様子が違いますが、こちらもホウボウの仔魚です。
大きさが1.4センチくらいです。


(10年1月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)



これはかなり壊れていますが、ホウボウです。

そういえば、そのような・・・こんなに壊れていても名前がわかるのは、専門家の方はすばらしい!
だいぶん小さいときのようです。

(2012年4月下旬 愛媛県伊方沖の漁)



生きているときの稚魚の写真はこちら

大人の姿はこちら


<28> タツノオトシゴ

2008-12-30 | 魚の仲間
タツノオトシゴは魚の仲間なんです。 
初めそういわれたときはビックリしました。

上の写真では、一番小さいのは5ミリほど、大きいのは3センチくらいあります。

大きいようでも実際は・・・


(07年6月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


中にはこんな形で出てきたのもあります。

この青い四角は5ミリ四方です
なので小さくて、何なのかよく分かりませんでした!
(08年9月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これは色がちょっと薄めです。大きいです。

(09年7月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


こんなのも見ました。
お腹に色が着いているのです。
赤ちゃんが入っているのか、タマゴ?

シッポの模様も違いますね。なんと言う種類なんでしょうね?
一度だけ見たきりです。

<26>サバの仲間の稚魚

2008-12-30 | 魚の仲間
以前はソウダガツオといわれていましたが、サバだそうです。
シッポの付け根がとても細くなっているのが特徴です。

(07年5月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

これもサバのようです。


(10年2月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これもサバの仲間の稚魚です。

とてもきれいですね。

(10年4月下旬前後 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)