チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<331>ウチワエビ類のフィロゾーマ

2014-09-06 | エビの仲間&その子供
とてもビッグサイズ!!
大人になると15センチくらいとかいてあります。

WIKIによれば
>水深300mまでの浅い海の砂泥底に生息する。成体に泳ぐ能力はなく、海底を歩行して生活する。食性は肉食性で、貝類や多毛類などの小動物を捕食する。敵は沿岸性のサメやエイ、タコなどで、敵に出会うと尾を使って素早く後ろに飛び退く動作を行う。

産卵期は秋で、卵はメスが腹脚に抱えて保護する。孵化した子どもはフィロソーマ幼生の形態で、外洋を漂いながら成長する。充分に成長した幼生は着底した後に変態し、エビの姿となる。


外洋を漂っているうちに、カタクチイワシ漁の網に一緒に入ってしまったのでしょうね。

裏面はこんなふうです。

脚がすごいです!!


大きさを実感していただきたいので、手のひらに乗せてみました。





(2014・8月下旬  鹿児島県東シナ海 吹上浜の漁)

<326>オヨギチヒロエビ科の後期ゾエア幼生?

2013-09-13 | エビの仲間&その子供
この幾つかの物たちは、エビのゾエア幼生らしいとは、ずっと前から誰もが思っていたけれど、専門家の方もなかなか解らず、そのままになっていました。









(写真の添付スケールのうち、青い四角は一辺が5ミリです)


それが先日、こんなメールとともに資料が送られて来たのです。

>オヨギチヒロエビ科の後期ゾエア幼生に似ているように思いますので、機会があったら標本のお写真などと照らし合わせてください。
このエビの親は、漸深層(海の深いところ)で遊泳生活をするグループだそうです。
後期ゾエア幼生は、頭胸甲に長い額棘と眼上棘、第2腹節には後方に長く伸びた背棘をもつ。とあります。

資料と見比べると、一番最初の写真が近いかな?と感じました。

確定はできないと思いますが、エビも、カニのように幼生の時代には長いツノを持っているのが面白いですね!!
護身用なのでしょうがネ。

<258>テッポウエビの仲間

2009-12-01 | エビの仲間&その子供
『チリメンモンスターをさがせ!』(偕成社)に出ているオニテッポウエビによく似ていますが、甲殻類のご専門の方に伺うと、断定が出来ませんとのことですのでテッポウエビの仲間としておきます。

上から見た姿です。

左右のハサミの大きさが違うのがよく解ります。

大きい方のハサミをパッチンと鳴らして衝撃波を送り、獲物を失神させてつかまえるという業の持ち主です。
「テッポウエビ」で検索すると、獲物が失神する様子などの動画も見られます。


(09年10月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)




<189>オトヒメエビ(?)など

2009-04-16 | エビの仲間&その子供
ほとんどの脚が折れてしまっていますが、模様からみてオトヒメエビではないかと
教えていただきました。
大人のエビの姿はこちらで


他にも、

どうも眼が取れてしまっているようですが、トゲトゲで痛そうです。



かなり壊れていますが、時々見かける眼がなが~く飛び出た形のものです。
幼いのでしょうか?

いずれも
(09年4月 鹿児島県東シナ海吹き上げ浜の漁)