チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<202>ウオジラミ類(カイアシの仲間)

2009-05-21 | カイアシ(含む・ウオジラミ)の仲間
カイアシの仲間で、カリグス科のウオジラミ類です。

魚の寄生虫で、お腹にある二つの吸盤で、魚に取り付いて栄養を吸収します。

上の種類のお腹の側です。

足の始まりの上の所に吸盤があります。

同じときにこんなのも。


いずれも1センチくらいです。

(07年5月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


上のものに似ていますが、こんなナマっぽいのも。


こちらは乾燥しています。


裏側です。


 この二つは(07年6月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

↑これらは、あなたのヤドリムシ"Nob!!"さんに教えていただいて、広島大学の大塚攻先生(カイアシの専門家です)に写真を見ていただいて、カイアシの仲間のウオジラミ類であることが判明しました。
しかし、写真だけでは種類までは同定出来ないそうです。


他にも、同じくカイアシの仲間でサフィリナ属に属するウオジラミ類でとても色のきれいな種類も居ます。
こちらでご覧下さい。

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また、同じように魚の寄生虫ですが、全く違う種類のチョウと呼ばれる仲間が居ます。
私はマツイウミチョウしか知らないのですが、こちらに写真があります。
ウミチョウはカイアシの仲間のウオジラミとは、全然違う種類でなので、混同しないで下さいね

<105>ウオジラミ(カイアシの仲間)のサフィリナ属です

2009-02-05 | カイアシ(含む・ウオジラミ)の仲間
青い色がとても印象的です。
カイアシの仲間のサフィリナ属で、ウオジラミの仲間と思われます。

青いスケールは、ひとマス5ミリなので、とても小さいことがお解りいただけると思います。
ちなみに、こんな感じです。

乗せているのは私の人差し指です。


これは裏側です。


カイアシの仲間の中には、こんな青い色が時々見られます。
サフィリナ側の中には、もっと全体が青いのもいるようです。

それが集団で漂っていると、波が虹色に輝くそうです!
そして、カイアシを餌にするお魚は、大漁だとか!!

見てみたいものですね!

(08年8月末 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


09年4月には、鹿児島のチリモンからも、よく似たのを発見しました。

少し様子が違いますが、おそらく同じ種類ではないかと思っています。

裏側です。



<67> カイアシの仲間

2009-01-17 | カイアシ(含む・ウオジラミ)の仲間
私の指の上で立っているカイアシ。
ボケボケ写真ですが、面白いので載せておきます。

同じ時のものです。


いつもは脚が取れてしまっていることが多いですが、この時はかなり残っていました。

大きさは3ミリくらいです。

(08年8月末 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


これは(09年4月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の)より出ました。

上の写真とは違うタイプのようです。

<8> 色々な色のカイアシの仲間

2008-12-13 | カイアシ(含む・ウオジラミ)の仲間
カイアシ類はミジンコなどの仲間でとても小さな生き物です。おおむね3ミリくらいでしょうか。

茹でられていますから赤くて、小さい割には目に付きやすいです。
一年を通じて、たいていは見つけることが出来ます。

こんな姿のも。


上の写真とこれの二枚は(08年11月 鹿児島県薩摩半島・東シナ海・吹上浜の漁)


目(?)が大きくて赤いのもいました。

(08年12月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


中には茹でられていても白いのもいます。
これがそうです。

赤い小さな目(?)が可愛いでしょう?
(08年10月 鹿児島県薩摩半島・東シナ海・吹上浜の漁)


脚やヒゲは取れてしまっている場合が多いですが、たまにきれいなのがいます。
ルーペで見つかります。
ずいぶん色んな形のがいますよ!

(08年8月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


カイアシは他の海の生き物の大切な餌で、あの大きなクジラも、カイアシ類を食べるそうです。