チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<280> アユの稚魚

2010-05-21 | 魚の仲間
今まで気づかずに過ごしてきたアユの稚魚
です。

10年3月のカネ上さんのチリモンにたくさん入っていました。
同じく3月の鹿児島の大久保さんのプチモンにも、入っていました。

アユといえば川のイメージがあったので、いままで気にしていなかったのです。大失敗!

川で産卵されたタマゴが海に流されて、そこで生まれます。
そして海で上の写真くらいまでにに育ったものが、川をさかのぼって、川の暮らしをするのです。
アユ人生(?)の中では。川の暮らしと海の暮らしは、ちょうど半分ずつくらいなんだそうです。


上の写真の背中の後ろの方にヒレが付いているのが見えると思います。これがアユの稚魚の特徴であぶらビレという名前が付いています。

きれいな姿の写真もどうぞ。



カタクチイワシによく似ているので見過ごしていたのですが
これがカタクチイワシの少し大きい鮎サイズのものです。


あぶらびれがないことと、顔の様子や体の表面の感じが違うので、しっかり見分けられます。

小さいカタクチイワシとマイワシとも比べてみましょう。

上から順に、アユ・カタクチイワシ・マイワシです。

<279>ワレカラいろいろ

2010-05-21 | ワレカラの仲間(端脚類)
これは頂き物で、10年3月の関西の海のものです。

上の写真のものは、とてもごつくて驚き!
今まで見たワレカラの中では一番ごついと思います。



これはその次くらいのたくましさです。
前脚(手のように見えるけど!)のツメが大きいです。



これは細くて、こういうのは乾くともろくて、すぐに壊れます。



これは、カネ上さんの塩蔵ワカメについていました。

かなり壊れていますね。

<278> カレイの仲間(とヒラメの見分け方)

2010-05-21 | 魚の仲間
10年3月中旬の鹿児島のプチモンの中に、こんなしわくちゃのものが入っていました。
よく見ると、カレイのようです。

湿らせたキッチンペーパーに挟んでしばらく置き、湿らせてから伸ばして、今度はあまり湿らせていないキッチンペーパーに挟んで軽く重石をしておきました。

そしたら、こんなにきれいに伸びました!!


カレイとヒラメはとてもよく似ています。

カレイとヒラメの見分け方は、
昔から左ヒラメに右カレイと教えられていますね。
お腹を下側にして置いた時に、顔が左にあればヒラメです。

なので、この写真のはカレイというわけです。

こちらはヒラメです。

ヒラメは体の正中線(体表の真ん中を通っている線)に沿って、黒い色素が分布するのが特徴だそうです。

(09年3月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


よく似ています。上の写真と同じものかな?

ガンゾウビラメ(カレイ目ヒラメ科ガンゾウビラメ属)といいます。
食べる頃にはデビラカレイと呼ばれます。
からからに干してあって、かなづちで叩いてから焼きお醤油につけて食べると、すごくおいしいアレです。

(2012年4月下旬 愛媛県伊方沖の漁)

<277> 稚ガニ? 

2010-05-21 | カニの仲間&稚ガニ(子ども)
いちおうカニの形になっていますが、もしかするとメガロパの段階かも?
5ミリか6ミリくらいしかありません。

珍しく毛むくじゃらなんです!
そして、最後の脚が背中の方に跳ね上がっていますね。


(10年3月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁より)


こちらは同じ年の6月下旬に、渥美半島沖または伊勢湾にてちりめんじゃこに混じってきました。


体の様子から見て、稚ガニのようです。

<275> タコのオスとメスの見分け方

2010-05-21 | イカ・タコの仲間(軟体動物)
チリモンやプチモンに入っているような小さなタコでも、おおむねは見分けることが出来ます!


これは、上の写真のタコの脚です。

よく見ると、吸盤がきれいに並んでいるので、これはメスなのだそうです
この人に教えてもらいました
この人の写真で見ると、とてもよくわかります! 是非見てきてくださいね。


(10年3月中旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)


<274>マツダイの稚魚

2010-05-21 | 珍しい魚
これはマツダイの稚魚です。
成魚はとても大きいそうですが、日本の沿岸ではほとんど見れないとか。
これは5ミリほどなので稚魚(もしかすると仔魚)で、この頃には流れ藻などに付いて、沿岸に打ち寄せられることがあるとのことです。

(10年3月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

成魚の写真など詳しいことはこちらで






<273> 珍しいウミノミたち

2010-05-21 | ウミノミなど(端脚類)
鹿児島のプチモン(10年3月中旬)の中からです。

まずはこれですが、形が面白いです。小さい写真は、実物大の目安です。
今までに見たことがありません。
お腹の側です。



こちらはもう少し丸い形です。

大きさの目安に添付している小さい写真の青い四角は、5ミリ四方です。

お腹の方からです。


真上からです。



この2種類は、カネ上さんのチリモンでは見ませんでした。