チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<140> とても珍しい形のメガロパなど(鹿児島)

2009-02-28 | カニの子供(メガロパの時期)
これが出てきたときは、とても驚きました!!
ゾエアからメガロパになったばかりのような体型です。

(08年10月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

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09年8月にも同じようなのが鹿児島のチリモンに入っていました。
色は違いますが、よく似ています。



こんな小さいのも見つかりました!

あまりの小ささに、見落とすところでした、、、

(10年8月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)
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色といい、形といい、とても可愛いです。
一番後ろの脚が甲羅のほうに跳ね上がっているので、カイカムリ科の仲間でしょうか?



これは爪楊枝のとんがってない方のてっぺんに乗せています。
小ささをご想像ください。




これはカニではないかも?


ここからは11月です。


これは後で和歌山にも出てきたのですが、こちらが初めてで、かなりビックリしました。



元々の色はわかりませんが、とりあえずいい色しています。



上の写真と同じ種類でしょうか?
これもいい色しています。



これの少し大きくなったものはこちらにUPしています。
体の脇にトゲがあります。


<139> 初めて見たウミノミの仲間

2009-02-22 | ウミノミなど(端脚類)
たぶんウミノミの仲間と思われますが、拡大するとこんな形です。

まるでヘルメットをかぶっているみたい!


横向きですが、ちょっといじけえてるみたいですね(笑)


もう一つこんなのも。

ゴメスクラゲノミに似ていると思うのですが、違うかも?



(08年10月 鹿児島県薩摩半島・東シナ海・吹上浜の漁)


<138>ここからは、いよいよ鹿児島のチリモンが登場します!

2009-02-22 | その他の種類
鹿児島県の西側、地図で言うと向かって左側は東シナ海です。
薩摩半島の東シナ海側に延々と伸びる吹上浜、その沖合いでの漁に混じっているチリモンたちです。

大久保水産さんからの通販での購入で、私は昨年の10月からお世話になっています。

この吹上浜は、日本三大砂丘の一つで、しかも長さでいうと日本一長いのだそうです。
その美しい風景、こちらで是非一度ご覧下さいね。



<135> ごく小さなメガロパたち

2009-02-19 | カニの子供(メガロパの時期)
メガロパも脱皮しながら大きくなりますが、なかなか名前が解りにくいです。

まずこの写真のものは、カニダマシの仲間ではないかといわれています。
(ふと思うのですが、シオマネキの可能性はないでしょうか?)
このような姿のは、この時に見たきりです。
本体は3ミリくらいです。


これは、オウギガニのメガロパのごく小さいときかもしれません。
甲殻類のほんの挿絵などに書かれている、いわゆる「ふんどし」の部分が延びたままの、メガロパの見本みたいな姿です。

これも3ミリくらい。
この子の顔です。



これは私の指に乗せていますから、かなり小さいです。



これも小さくて、しかもコロコロして写せないので、指に乗せました。





<134> ハサミシャコエビのゾエア幼生

2009-02-19 | エビの仲間&その子供
「チリモン図鑑」によればハサミシャコエビのゾエア幼生とのことです。

大きさは、丸くなった状態で7ミリくらい。体の太さは1ミリ半くらいです。
壊れやすいので、気をつけてそっと扱ってください。

(08年9月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


後日、鹿児島のチリモンから出てきたときの、パーツがよくわかる写真を。

この時の全体の姿です。

クチバシ(??)が複数付いているのが見えます。

同定に大切なシッポの先端の形です。



そしてこの時は、首に模様のある個体も出ました。

これはクチバシは二本のようです。

同じ仲間と思いますが、種類が違うのかもしれないですね?

希少種とのことですが、鹿児島のチリモンからはしばしば出てきます。

(08年10月・09年8月 鹿児島県東シナ海吹き上げ浜の漁)