チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

<272>ニギスの仲間

2010-01-31 | 魚の仲間
ニギスの稚魚です。
天ぷらにすると美味しい「キス」という魚に似た姿なので「ニギス」

模様がハッキリしていて、一度見ると忘れませんね。

親の姿などはこちら

(09・12下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

<271>ふわふわのメガロパ

2010-01-25 | カニの子供(メガロパの時期)
時たまですが、メガロパのなかにこんなのがあります。

触ると、ふわふわしていて、抑えるとクシャっとつぶれます。
まるでメガロパらしくありません。


お腹の側はこんなです。



よく見るメガロパは、黒い小さな目が付いていますが、この個体にはありません。
もしかして脱皮した抜け殻?
そう思わなくもないのですが、それにしては背中に割れ目が入っていません。

脱皮したての本体の方なのでしょうか?
さっぱりわかりません・・・


(09年11月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)





<270>カタクチイワシの稚魚

2010-01-17 | 魚の仲間
チリメンジャコの原料のカタクチイワシの稚魚です。



どこが決め手になるかと言うと、

口がかなり大きく裂けている

☆これはもう顕微鏡下の世界になりますが、筋節数は約46であること。

☆背鰭の終わった辺りから尻鰭が始まっており、

☆さらに尾びれに斜めの黒い色素がみられる

などだそうです。

この写真でも、どうにかその特徴が分かりますね。


(09年11月下旬 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)

こんな姿も。

これもよく見れば口が大きく裂けていますね。

(10年3月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

この魚はチリメンジャコの他に、おなじみの煮干の原料でもあります。

煮干になるというのは、この写真で納得していただけるでしょうか?

一番大きいのがそれです。
下の小さいのがチリメンジャコ。
その下はエソの仲間の稚魚です。

成魚になるとこんな姿です



<268>コシオリエビの仲間

2010-01-13 | コシオリエビのグリモテア幼生など
古い写真ですが、掲載漏れがあったのでUPします。

コシオリエビの仲間です。
青い四角は5ミリ四方なので、だいぶん大きいです。

お腹に卵をびっしりと抱いていたので大人だと思います。

(07年5月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


こちらはグリモテア幼生です。

かなり小さく3ミリくらいです。(青い線は5ミリです)

(09年10月 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

<266>ハタ科の仲間、アラ?

2010-01-09 | 珍しい魚
稚魚の研究をされている専門家の方に写真を見ていただいたところ、「ハタ科の魚でアラのような体型をしているが・・・」とのことです。

大きさは3センチもありました。

この仲間には他に、ホタルジャコ、アカムツ(ノドグロ)などもいるようです。


特定できないので成魚の写真はナシです。

(09年10月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

<265>キビナゴ

2010-01-09 | 魚の仲間
ニシンの仲間の「キビナゴ」です。

専門家によれば、尻尾の付け根の三角形に見える色素と、体側後方の腹側(下半分)に、筋節に沿って出現している色素が特徴とのことです。

(09年10月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

成魚の姿はこちらで




<263>ナベカの稚魚

2010-01-09 | 魚の仲間
ナベカの稚魚です。

イソギンポの仲間ですからよく似ていますが、ナベカは、胸ビレの下半分に濃い色素が出るのが特徴だそうです。

イソギンポはこちらに写真と記事が有ります。

肉眼で見分ける場合は、ルーペで胸ビレを見ると分かります。

(09年10月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)

ナベカの成魚の姿はこちらで