チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

久しぶりのちりもん到来

2020-09-08 | インフォメーション
歳をとって(今年80歳に!)、ちりもんのような細かなモノはとても無理になったので、写真や標本をすべて後継者にお譲りしました。
以前から親しくしていただいていた愛媛県の元学校の先生で、今も、ちりもんの啓蒙活動にご活躍の方です。

チリモンというのは、和歌山の業者さんの専用の名称らしいですし、プチモンは懐かしい鹿児島の業者さんの所の呼び名なので、ハテ?なんと呼べば良いのやらと悩みましたが、とりあえずひらかなで「ちりもん」と呼んでおきますね。

さてさて、その愛媛の方から久しぶりのちりもん入りのおじゃこを少し戴きました。

上の写真は、ピンぼけもいいところですが、以前からその海域でよく見られていた、片手の長いメガロパです。
懐かしかったです。このブログのカテゴリーの「メガロパ」の中にあると思います。

その他には
背中の様子がちょっと珍しいメガロパ。

これは今回初めてかも?
壊れていて確認できませんが、一番最後の脚が背中に上がっているようですね?

そして
こんなのや


こんなのや


こんなのも

ころころ転がるので、指の先にくっつけて写しています。
転がりやすいモノの撮影は、この方法が一番です!
これらのメガロパたちは、超小型で数ミリ程度のものばかり。ゴミか否かの判断はもっぱらカンと愛用の10倍のルーペです!!
小ささは、私の指の指紋と見比べて、ご想像ください!!

そして、この海ではいつもそうなのですが
ウキヅノガイが無数に入っていました。

これは大きい方で一センチ以上はあります。

この光っているのはクチキレウキガイだと思うのですが、何かがくっついてるのでわかりにくいですね・・・

取りたかったのですが、壊れると困るのでそのままにしました。

これは、ウミノミの仲間でしょうか?



私には珍しかったです!

ほかには

カニダマシのゾエアっぽいですが、後ろ側の針が二つに割れているかどうか、どうしても確認できませんでした。
ヘイケガニの方かしら?


これはおなじみの、セミエビまたはヒメセミエビのフィロゾーマ!
懐かしいです。



これはコブシガニのゾエアかな?
ちりもんを探しているときに、痛い思いをさせられるちりもんの一つです!
きれいな写真は、このブログのカテゴリー「カニの子供」の中にあります。


他にお魚も数種ありましたが、珍しいのがなかったので省略しました。
みつかったのはこんな所ですが、ひとつだけ??なモノが・・・
これです。



さっぱり見当がつかないのですが、送ってくださったMさん、そちらではしばしば見ておられますでしょうか?
もし何物かお判りでしたら教えてくださいネ!

といったところでした。
撮影用の自作の道具類も、もう使わないからと思い廃棄してしまったので、サイズなどわかりにくかったかと思います。ごめんなさいです。

しばし暑さを忘れさせていただいたちいもん探し、楽しかったです!!
Mさん、どうも有難うございました