チリモン&プチモン写真館

チリモン・プチモンの写真集です。種類別にカテゴリーを作っています。どうぞゆっくりと楽しんで下さいね。

初めて見てくださる方へ

2023-12-31 | インフォメーション
ようこそ、お越しくださいました!

チリモンやプチモンとは、チリメンジャコの原料であるカタクチイワシの稚魚に混ざって、網にかかった小さな生き物たちのことです。

和歌山のカネ上さんで販売のものを「チリモン」、鹿児島の大久保水産さんで販売のものを「プチモン」と呼んでいます。

カタクチイワシの稚魚と一緒に茹でられているので、生きているときとは違う色をしているし、形も壊れているものが多いです。

 チリモン・プチモンは種類別にカテゴリーにまとまとめています。
チリモンなどの名前を知りたい人は、「カテゴリー」を開いて見てください
「カテゴリー」は、このブログの向かって左側のメニューの中にあります。

 申し訳ありませんが、チリモン・プチモンの名前などには時には間違いがあるかも! 100%は信用しないで下さいね


 一部の写真に添えている青色の四角はひとますが5ミリ四方です


ブログ画面の左脇にあるメッセージを送るをクリックすると、直接私宛にメールを送っていただくことが出来ます。
間違いのご指摘やご質問など、何でもお知らせくださいね。


チリモンを買いたくなった方はブックマークに、チリモン・プチモンの通販をされている業者さんを載せていますので、お問い合わせしてみてください。


写真は09年6月のプチモン(鹿児島産のちりもん)です。

お詫び
以前は同じような内容の「見て、見て、チリメンモンスター・プチモンスター」というブログがあり、今見ていただいているこのブログからも、かなりの頻度でリンクしています。
ところが、私のミスでそちらのブログは削除してしましました。

なので、リンクは出来ませんので、ごめんなさいm(_ _)m


久々にプチモンを取り寄せました

2023-08-03 | インフォメーション
写真のモノは、カニなのか、またはエビなのか?
やっぱりカニかなあ~と悩みます。どなたか教えてください。
少しパーツがこわれています。
ひさしぶりだったので、心配しましたが極小のモノを見付けるカンも、そんなに鈍っていないようで、ほっとしました。

詳しくは「そよ風つうしん」に載せていますので、よかったらご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/mori15donguri0402


チリモンの中のフグについて

2023-01-10 | 魚の仲間
チリモンに混ざっているフグの子供、私がチリモンに熱中していた頃には、毒性は無いと習っていましたが、先日新聞を見ていると「小さくても種類によっては毒がある」とのことですね。

チリモンのつまみ食いをなさる人は、あまりないかと思いますが、気をつけてください!



久しぶりのちりもん到来

2020-09-08 | インフォメーション
歳をとって(今年80歳に!)、ちりもんのような細かなモノはとても無理になったので、写真や標本をすべて後継者にお譲りしました。
以前から親しくしていただいていた愛媛県の元学校の先生で、今も、ちりもんの啓蒙活動にご活躍の方です。

チリモンというのは、和歌山の業者さんの専用の名称らしいですし、プチモンは懐かしい鹿児島の業者さんの所の呼び名なので、ハテ?なんと呼べば良いのやらと悩みましたが、とりあえずひらかなで「ちりもん」と呼んでおきますね。

さてさて、その愛媛の方から久しぶりのちりもん入りのおじゃこを少し戴きました。

上の写真は、ピンぼけもいいところですが、以前からその海域でよく見られていた、片手の長いメガロパです。
懐かしかったです。このブログのカテゴリーの「メガロパ」の中にあると思います。

その他には
背中の様子がちょっと珍しいメガロパ。

これは今回初めてかも?
壊れていて確認できませんが、一番最後の脚が背中に上がっているようですね?

そして
こんなのや


こんなのや


こんなのも

ころころ転がるので、指の先にくっつけて写しています。
転がりやすいモノの撮影は、この方法が一番です!
これらのメガロパたちは、超小型で数ミリ程度のものばかり。ゴミか否かの判断はもっぱらカンと愛用の10倍のルーペです!!
小ささは、私の指の指紋と見比べて、ご想像ください!!

そして、この海ではいつもそうなのですが
ウキヅノガイが無数に入っていました。

これは大きい方で一センチ以上はあります。

この光っているのはクチキレウキガイだと思うのですが、何かがくっついてるのでわかりにくいですね・・・

取りたかったのですが、壊れると困るのでそのままにしました。

これは、ウミノミの仲間でしょうか?



私には珍しかったです!

ほかには

カニダマシのゾエアっぽいですが、後ろ側の針が二つに割れているかどうか、どうしても確認できませんでした。
ヘイケガニの方かしら?


これはおなじみの、セミエビまたはヒメセミエビのフィロゾーマ!
懐かしいです。



これはコブシガニのゾエアかな?
ちりもんを探しているときに、痛い思いをさせられるちりもんの一つです!
きれいな写真は、このブログのカテゴリー「カニの子供」の中にあります。


他にお魚も数種ありましたが、珍しいのがなかったので省略しました。
みつかったのはこんな所ですが、ひとつだけ??なモノが・・・
これです。



さっぱり見当がつかないのですが、送ってくださったMさん、そちらではしばしば見ておられますでしょうか?
もし何物かお判りでしたら教えてくださいネ!

といったところでした。
撮影用の自作の道具類も、もう使わないからと思い廃棄してしまったので、サイズなどわかりにくかったかと思います。ごめんなさいです。

しばし暑さを忘れさせていただいたちいもん探し、楽しかったです!!
Mさん、どうも有難うございました



モンスター入りのちりめんじゃこを頂きました♪

2018-04-29 | 色々な季節のチリ&プチモンたち
鹿児島のプチモンはまだ収穫がないようです。
ぼやいていたら、昔なじみ(?)の愛知県の方から、混ざり物入りのおじゃこを少し頂きました!

右の上の白くて細長いのはタチウオ、その左はサバ、その左はイカ。
真ん中の青い四角つながりの下側のまんなかの白くて細いのはヤムシです。
(ヤムシは壊れていたので写真はありませんが、知りたい方はこのブログの一番上の右にある検索窓に、ヤムシと入れて「このブログ内で」を選んで検索していただくと、下の方にヤムシ関係の記事があり大きな写真と説明があります。


上の写真でもお判りかと思いますが、季節のせいなのかエビがとてもたくさん入っています。
このままさっと湯通しして、ポン酢でもかけたら美味しそうです!!

アミの仲間や、オキアミの仲間が多そうですが、どんなものでしょう?

エビ以外に入っていたモノは

メガロパのちょっとだけ大きくなったものと

とても小さなメガロパ。

青い四角は5ミリ四方ですよ!

そして、これは以前にこの海域の漁で初めて見たウミシダの仲間と同じような感じですが、専門家は「そうかもしれないけど???」とのこと。



ヒトデなどではないそうです。
伸ばしてみたら、判るかもですが・・・壊れてばらばらになってしまったら困りますので、このままで。

そして、ウミノミの仲間たち。




これはずいぶん壊れていますが、たぶんカニダマシのゾエア?

(以上、2018・5月 渥美半島沖の漁)

とまあ、こんなところでした。
久しぶりに見たので、最初は探し出すのに苦労しましたが、10年養ったカンはすぐにもどってくれました。

サプライズを送ってくださったMさん、ありがとうございました。
感謝、感謝です






プチモンの状況を聞いてみました

2018-03-05 | インフォメーション
三月になったので、大久保水産さんへ電話してみました。

去年も4月の半ばまでカタクチイワシの稚魚は捕れなかったそうですが、今年もどうも同じようなことになりそうです、とのことでした。

早く見たいなあ~~と思ってもこればかりは自然に任せるしかありません。
注文を予定されている皆さんも、ご了解してあげてくださいネm(_ _)m

早く東シナ海が暖かくなりますように・・・




今年も早や3月

2018-03-01 | インフォメーション
寒い寒いと言っているうちに、今年も3月になり、鹿児島のちりめんじゃこの原料の漁の再開が近づいてきました。
今年はどんなものとの出会いがあるのでしょうか?
今からワクワクです!

ところで、以前に私のチリモン&プチモンの写真を少しだけですが載せていただいた
『ずかん プランクトン』の技術評論社さんが、学校図書館向けに販促をなさるので、私の写真をそのままPR用のポスターに使わせてくださいとご連絡がありました。
いまだにプチモン人気は衰えていないようですね?!

色々な図鑑のシリーズなので、たくさん売れて、多くの子供さんが楽しまれるといいなあ~と願っています。






お詫びとお知らせ

2017-11-05 | インフォメーション
このブログは、今まで「見て、見て、チリメンモンスター&プチモンスター」と2本立てで進めてきました。

ところが先日、ちょっとした手違いがあり「見て、見て・・・」の方が削除されてしまいました。
いただいたたくさんのコメントも消えてしまい、大ショックです

更新がなくても毎日多くの方々が見に来てくださっていたのに、申し訳ないことです。
お詫びいたします。

内容的には、いただいたコメント以外は写真や解説はこちらのブログにそのまま入っていますので、どうかご利用くださいませ。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m



<343>シイラ

2017-08-14 | 魚の仲間
あまり見たことのない魚でした。さっそく稚魚の専門家に写真を見ていただきましたが、この写真では同定できないとおっしゃり、実物を見ていただきました。
そして判った名前が「シイラ」

成魚は最大で体長2m・体重40kg近くに達するという、あのでっかいシイラの子供がプチモンの中に登場するとは!
卵から産まれるのですから初めからデッカイということはあり得ないのですが・・


(17年6月下旬 鹿児島県東シナ海吹上浜沖の漁)



<12> フグの仲間の子供

2017-08-14 | 魚の仲間
フグの仲間の子供(稚魚)です。☆一番下にとても小さい個体の写真があります!!
チリメンジャコに混ざって出てくるのは、ほとんどこの種類ばかり。

小さなものは数ミリから、大きくなると、この写真のように数センチもあります。
(08年11月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


もう一段階大きいのが出ました。

4センチ以上もあります。
ここまで大きくなると、いかにもフグらしいです。
(09年7月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


もっと大きいのが出てきました!

5センチもあります。
(09年10月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)



こんな色違いもあります。

(08年4月 和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


上の写真のとは、また違う種類かも?
(09年10月下旬 鹿児島県東シナ海・吹上浜沖の漁)




珍しく、お腹の部分を何者かに食いちぎられたフグの子どもが出ました。

(09年八月下旬和歌山県湯浅沖または大阪湾または兵庫県神戸沖の漁)


今まででいちばん小さいフグの子供です!! 私の人差し指の先に乗せています。

プチモンの袋の最後のゴミの中から、拾い出しました。

自分ではさすがに何か判らなかったので、稚魚の専門家に見ていただいて「フグの子供」と教えていただきました。
(17年6月下旬 鹿児島県東シナ海吹上浜沖の漁)